金曜日, 3月 31, 2017

宮崎正弘の国際ニュース・早読み <中国を交え て南北統一の話を切り出せとボルトン元国連大使

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)3月29日(水曜日)弐
        通算第5244号   
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 25年も無駄な会議をやって北朝鮮に時間を稼がせた
  いっそ、中国を交えて南北統一の話を切り出せとボルトン元国連大使
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 ジョン・ボルトン元国連大使は先月も「沖縄の海兵隊を台湾へ移動せよ」と意見具申して関係者が慌てた。
 いまは保守系シンクタンクのAEIの主任研究員とはいえ、元国連大使、トランプ政権で国務副長官の声がある。

 今回はあっと驚く南北朝鮮統一の議論を、中国を交えてはじめてはどうか、とくに北朝鮮が崩壊するとなると鴨緑江をこえる大量の難民をおそれるのが中国なのだから、難民が発生しないような通信方法をいまから構築しておくべきではないかと、新しい提言をしているところに特徴がある(ワシントンタイムズ、3月27日)。

 過去四半世紀、北朝鮮と話し合って何か成果の一つでもあがったのか。26年目もまた交渉のテーブルについて、時間稼ぎをされ、その間に北は核兵器の数を増やし、小型化をなしとげ、米本土に到達するICBMを保有するだろう。いまやそういう話し合いを再開する必要はない。

 「北朝鮮の核開発など極東アジアの地域的問題に過ぎなかった。いまでは米国の安全を脅かす世界的問題となった」。
 そして「こんにち、この事態を招いたのは、すべてがオバマの無策に起因する」とボルトンは語気を強める。

「ワシントンの戦略家たちは、軍事的攻撃の選択肢を検討し始めたが、それより南北朝鮮の平和的統一をいかに成し遂げるかという交渉をはじめたほうがよいのではないか」とボルトンは吠えた。

 南北統一は北朝鮮の崩壊後になるのか、韓国主導になるのか、いや中国など関係国をまじえての話し合いになる、いずれかだろう。
「いずれにせよ、統一問題は、中国にとって、米国の介入などより、大いに興味があるはずなのである。理由は地域の安定のため、いかにして、いつ統一するのかということが、戦争によって決まるよりは遙かに現実的であるからだ」(ワシントンポストの寄稿から拙訳)。

 六者協議で中国はいい加減にお茶を濁してきた。アメリカが丸投げしたのが悪く出た。
中国自身は経済的支援を梃子にいつでも北の王朝など取り替えることが可能なのだ。

 米国はむしろ中国に対して難民がでないように朝鮮国内に於ける通信システムの構築と、難民が鴨緑江をわたりはじめた時には西側が協力を惜しまずに、キャンプの設営、食料と医薬品、医師団派遣による医療の供給、救援隊やボランティアの派遣などで、ノウハウの蓄積があるわけでもあり、中国を前向きに変えてゆく努力が必要である、とボルトンは結論している。
 従来の保守陣営になかった提言の登場である。
      □○○み□◎◎や○◎○ざ○○□き□◇◇  
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)通勤途次、よく駅で夕刊紙を買います。先週、宮崎さんが『夕刊フジ』で連載されていた「大混乱の中国」ですが、要領よく纏められていて大いに参考になりました。
 弊社も中国に支点があり、商売をしてはおりますが、苦難と失笑の連続です。この連載を基礎に単行本を上梓される計画はありますか。もっと詳しく読んでみたいのです。
   (HJ生、川崎)


(宮崎正弘のコメント)現在、発売中の『米国混迷の隙に覇権を狙う中国は必ず潰される』(徳間書店)に詳しく書き込んでおります。



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(読者の声2)貴著『米国混乱の隙に覇権狙う中国は必ず滅ぼされる』(徳間書店)ですが、大変好評のようです。
以下のカスタムレビューがでています。

(その1)国際通貨入りしても世界から相手にされない人民元! By  アマゾンカスタマー  トランプ政権で米国内は混乱しているが、中国こそ、それどころじゃない!
国際通貨入りしたとは名ばかりの人民元、思わぬ人民元の暴落を止めようと中国政府が介入。叩き売りされている人民元を買い支えようとすれば、外貨の流失は当然のこと!これが痛い!世界中で中国が投資し、うまく行くはずだったベネズエラやタンザニア等のプロジェクトは次々破綻。さらにフランスで起きた大規模な「中国出て行け」のデモ!フランスのワイン畑まで買い漁る中国は嫌われ者に!
イタリアでも、中国人が5万人もいるプラト―市で中国人は警察と衝突!これまで親中派だったドイツにも中国への反発が明らかになっている。こちらでも嫌われ始めたのにはわけがある。
先進国ほどはリーマンショックでの影響がなく、グローバリズムの良いとこどりで、甘い汁を吸った中国だが腐りきった共産党内部の御体裁が、どこまで保てるか、これから見てのお楽しみ!各国現地取材を重ねた著者のレポートをどうぞ。
余談・我が家は主人がODAで働いているため世界各地の情報が入るが、治安の悪い国で日本人が襲われたと言う時、中国人や韓国人に間違われてということがよくある。中韓の人々は、約束を反故にしカネ払いが悪いためどこででも嫌われがちなのである。日本人と分かると現地の人々は、SONYやHONDAの国として歓迎してくれる! 日本人なら約束を守り、決められた金額をきちんと支払うことが知られているからだ。
追記P205「消された通州事件」を読むと、あったことはなかったことにして、なかったことをあったことにする中国の悪質な癖が、よくわかる!世界中が中国の本質に気づき、いくら中国が御託を並べても内情を隠せない時代になるにちがいない。
そしてそれだけでは済まず、次第に外資が逃げ中国経済が行き詰まり、その挙句中国がもたらす世界への悪影響は、決して小さいものではないだろう。その後が思いやられる…。

 (その1)中国崩壊の真実性 By  アレックス  
 中国の経済は一段と悪化していてメルトダウンしているのは明らかですね。多くの難題を抱えている上、南シナ海や北朝鮮問題でアメリカとも対立しているだけでなく世界に移住している中国人の素行の悪さが問題を起こしているようですがこれは人事ではありません。全ての中国人が犯罪者ではないですが、安易に移民を受け入れているカナダ、オーストラリア、などは既に大問題になっているそうです。
 EUも中国と経済連携を続けてきましたが、AIIBの悲惨な状況を見れば分かるように中国と言う国の独特なシステムは欧米の価値観とは相反するものであり経済衰退と共に、中国共産党の腐敗による内部分裂で四面楚歌の中国の悲惨な状況がよく解説されていました。
EU、特にドイツは中国に投資をしてきましたが最近になって、中国の外貨準備高の激減による資金の枯渇で多くの問題を抱えていると言う事は、外資が一気に中国から撤退する引き金になりますね。
 中国の抱える多くの問題は非常に解決が困難でありこの国が古代王朝と同じ道を歩んでいると言うことを示していると思いますが、中国崩壊に懐疑的な人は、中国崩壊の意味をわかっていませんね。本当に中国の抱える問題は深刻で、世界に与える影響も多いのですが、韓国と北朝鮮と言うどうしようもない国も付属しているので日本の治安も経済も不安定にさせられるリスクを考えさせられました。
 EUについても述べられていましたが、イタリアやフランスの小さな町が中国人に占拠されたり、中国人韓国人の売春婦が現地で罵られたり親中国家のはずのロシアやパキスタンでも中国人襲撃事件が起きている。このことは世界で反中が増えていることであり中国のイメージの悪化は日本だけでなく世界に蔓延している、これは決定的ですね。 
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 ――来月に訪米する習近平は強敵トランプとの交渉で、多くを引き出そうとしている。南シナ海も、尖閣、沖縄も一歩も譲歩する意思はない。ところがアメリカは当面、北朝鮮の核ミサイルを前にして中国との直接対決は避けるだろう。
中国は景気後退、バブル破産が秒読み、暴動が各地で起こり治安が悪化した。
 しかしトランプ政権の政策が議会の反対で座礁しつつあり、両者矛盾を抱えたまま、東アジア外交に熱意を入れることができない。こうした状況で日本はどうなるのか?
 
  
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宮崎正弘 v 馬渕睦夫『世界戦争をしかける市場の正体』(ビジネス社、1188円)
宮崎正弘 v 室谷克実『悪あがきを繰り返し突然死の危機に陥る中国と韓国』(徳間書店)
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宮崎正弘 v 田村秀男、渡邊哲也『中国経済はどこまで死んだか』(産経新聞出版) 
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  宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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