火曜日, 7月 14, 2015

W650のツーリング燃費

会社まで約9キロ弱、通勤の行き帰りに2年以上W650を使用してきたし、今でももう一台あるとはいえ、こう雨が多いとやはりほとんど通勤はカワサキ車ということになる。

それまでは、通勤で片道18キロだったし、千葉県方面へ行くと、燃費は最良でリッター30キロだった。ところが片道9キロ弱となると一回で完全にエンジンが温まらないし(特に冬季)飛ばせる時は通勤ゆえスピードを出したり、エンジンのためには決してよくない環境だと日頃思ってきた。

昨年の冬を越して、ようやく短期の運転でも慣らしが終わった!とかんじられるようになり、その時はアイドリングが1200rpmだったのが1300ぐらいまで上がった時期があったが、最近は低回転で4速や5速でもガバッとアクセルを開け、ガタガタ車体を震わせて加速するのが面白かったりして、アイドリングがエンジンがどれほど暖まろうが1100あたりを行き来したままである。

それで、最近は反省しておとなしく、やさしく乗るように努めているが、アイドリング回転数が昔に戻らない。

これまでの通勤燃費はどうやっても22から24あたりで絶対にそれ以上よくはならない。

それでも、長距離を一度に走れば、どれくらいの燃費となるのかが知りたくて、夜になって涼しくなってからW650で出かけた。

最初はどこをどう走るか明確に決めてなくて出かけたが、けっきょく小川を過ぎると、寄居から長瀞、秩父へと向かっていた。

モータロイは2年も前から入れてあり、投入後約1,8万キロほど走ってしまった。思いおこせば、入れた当初と比べれば音は静かになり、バックミラーのブレはだいぶ治まっているが、モータロイをいれたあのエンジンのスムーズさがまるでない。

それで、出発前からせいぜいリッター26〜27ぐらい出れば御の字と思っていた。

走行11〜12キロあたりでアイドリングが1100あたりになってきた。もっと走ればもう少し上がるだろうと期待していたが、一向に変わらなかった。ということは、ピストン、シリンダーの磨耗、あるいはピストンの変形が考えられる。

小川から少しホンダの工場のあたりで坂が多く、飛ばす車が多いが昔の感覚のように思うように加速せす、こりゃ行きは相当燃費悪いかも!?などと思った。

国産車中ではストロークが一番長く、そのくせCB450のように回せばけっこう回るエンジンだと思っていたが、まわせばやはり普通の運転より悪燃費となるので、最近はアクセルをガバッと開ける運転に移行してしまったら、アイドリングが落ちてしまって反省している。

長瀞あたりでもちょっとのぼりになると4輪との差が開く。でとうとう秩父市役所まで来てしまった。
秩父市内はさすがにまだ暑く、明日の予定もあるので、早々に引き上げ、くだり坂を淡々と大型の後ろについて走る。さいわい、大宮ナンバーだった。

この大宮ナンバーとは、寄居で旧140号に私が左折したので別れた。花園インターを過ぎた黒田の交差点でタッチの差で赤信号で停止となった。先ほどの大宮ナンバーが来ないかとかと見ると、車両運搬車だった。私はそのまま直進して旧道を南海部品そばまで行き、それから熊谷警察の脇を通り、17号バイパスへ。407との合流あたりで黒田の交差点で見た(と思われる)車両運搬車に追いつく。

結局鴻巣市内のエネオスで給油。往復で126キロ、給油量は4.04だったので燃費は31.18ということになり、以前の燃費よりはぼゔぃたことになり、けっこう意外だった。

エンジンの回り具合は今一だったが、燃費は予想に反して伸びてはいた。

とはいえ、ハーレーは坂道ののぼりで差がつくことはなく、やはり排気量の差を感じてしまう。雨の日にはとても良いバイクなのだけれど。

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