水曜日, 7月 15, 2015

サイドバッグ(片側)をつけたハーレースポーツスターの高速燃費

この前、秩父でかき氷を食べてきた、という話あたりから。

出かける前に満タンにしたら、下りだけの一般道燃費はリッター20ちょっとだとわかった。

それはいいとして、高速で土産物の山をみると毎回バッグを付けて来なかったことを後悔していた。

買ってやっとの思いで取り付けたバッグ、同僚が家に乗って帰るのに、バッグはじゃまだから取り外してくれと言った関係で、ずっと外していた。また、バッグも革製とはいえ、結構重く風圧が半端じゃないことから高速では燃費に影響するかも!??とは当初から思ってはいた。

しかし、今日は平常出勤している同僚達への土産も買いたいし、投入後ようやく二千キロオーバーしたモータロイの効果も知りたいし、と下心満々であったからつけなおさずには行くまい。

準備に時間がかかることは分かっていたから通常より30分は早く会社にでかけ、バッグを持参し倉庫へ。バッグ内には、鍵類やインチ工具も入っている。

でいざ始めたら、シートを外すボルトが一本、インチの六角レンチではどれも適合せず、通常の太めの+ドライバーでしか開かないようだと初めてわかった。ここまでわかるのに10分以上ロスしてしまい、会社へあるいてもどりドライバーを持ち出して歩いて戻るとさらに10分以上くらいはかかりそうと思い、倉庫内でドライバー探しを始めたが、どうしても見つからず、シートを外さずにバッグを固定する犬の首輪みたいな二本のベルトを手作業で通すしかなくなり、四苦八苦してようやく通したが、本来の向きとは逆とわかり、さらに大汗。しかたがない、見栄えはともかく固定できただけラッキーと早々に見切りを付け、それでも普段より10分程度早く出かけた。とにかく、ここんところ朝から暑い。夏向きジャケットに風が通り大変涼しい。

いつものSAで、食欲よりは朝から汗をかいた関係もあり、冷たいものを求めざるを得ない。ここの下り線にはドトールコーヒー店があり(普段は気付かない!)今日は真っ先に目につき注文した。実は今年は昨日が近くの喫茶店でアイスコーヒーを飲んだ初日であった。
昨日の暑い午後より美味しく感じておかわり。LからMへと二度目はサイズダウンしたが値段は50円ほどしか変わらず、なんだか残念。ここで、ゆっくり時間をつぶし、後続のバイク達が続々と到着する様などを観察した。

まだ9時になったばかりで、この暑さ。いったいどうなることやら危ぶまれるが、ライダー達も皆暑そう。ジャケットを脱いでしまっている人たちもいる。遠くて車種はここからは不明だが、皆出て行った後でも一台だけ傍にいたバイク、どうも国産くさくないと感じていたが、出発となりそれとなく近づくとやはり英車だった。
 W650からの乗り換えも昨年検討したこともある2輪だったが、ヘルメットホルダーなど一切ないということで、断念した車種だ。高速での音がいいことから検討したのだったが、音だけではね〜。この車もサイドバッグを付けられるように金具が付いていたが、今日は物干しとヘルメットホルダーとなっていた。

ジャッケっトを脱いで手持ちで運んでいたライダー氏だったが、おそらくどこかで私が見られていたかも。ただ木陰で鶯も鳴き、この日差しさえなければなどと贅沢を言ってしまう。早起きは三文の得、とはいつ頃の時代から言い慣らされた諺かしらないが、この一枚で十分得をした感じ。

ベルトの向きを逆につけてしまった例。まあ、あまり関心はもたれなかったようで、ホッとした。

元気が出て再出発したが、汗もないので、ジャケットの通風効果も一切感じられず、だんだん熱くなる。今日は一昨日にアイドリングアップを確認したので、あまり長距離を走る気はなく、この前の黒磯あたりでUターンと決めていた。高速料金も黒磯でちょうど片道2500円というのも今日確認した。

エンジンの調子はデリケートなもので、そう急に変わるものではない。すこしづつ微小な変化が積み重ねられて行くものだろう。今日は身体を慣らすこともそうした一環かと勝手に思い、結構水分補給にちいさなSAに立ち寄った。ここではみかんジュースの大を自販機で購入した。

那珂川上流を越えたら黒磯IC だと再確認。中ぐらいの石だらけの河川に思えた。以前示した松林あたりは行きも帰りも甘い松ヤニの香りが今日のような暑い日には特に強く感じた。そういえばスギ林の周りはスギの香りがするんだよね。

黒磯でこの前と同じ場所の下道で向きを変えすぐさま高速へ。このあたりは食堂などなにもない。しばらく行って、とあるSAに入った。ここはヤマザキストアーがある変わった小さなSAだったが大型車がけっこう駐車していた。ここで、軽く食事をし、土産物をまとめ買いしたが、バイクに戻って初めて、あれ、これ全部はいるかな!?と急に不安になった。

南海部品では18L級の最大のバッグだったが、分割しても後一箱が入らない。高速走行するので、抱えて走るのも困難だが、一個だけ残すわけには行かない。会社の4人分と娘の分と5個だ。だれの分になるかわからないが、一個だけは中身が崩れない程度の角を変形させて無理やり詰め込んだら、今度はバッグの蓋が閉まらない。

そこで、3個ある皮のベルトのうち両端の2個だけを最大限伸ばして、丸くパンパンに膨らんだ変形サイドバッグとなってしまった。これで、いっそう風圧の影響が出ることに。

これだけでまた汗をかいてしまい、ヤマザキストアにあったLのアイスコーヒを注文し、イチョウの木陰でホッと安心して、チビチビのんでいると、会社から電話。明日から出勤頼むとの連絡だが、こちらから電話があったからかけたとのこと。えっ、なにも連絡してませんがといったが、先方の機嫌はよかった。バッグを閉めようと悪先苦闘している際に胸ボケットに入れていた携帯がいたずらしたらしい。

それからは比較的速度を上げ、一路下りに。途中やはり片バッグを提げた黒いハーレーが平均130くらいで抜いていったが、こちらはまだそれについていけないし、その必要はさらさらないが、100キロコンスタントというのは意外に困難だと改めて思う。後続車が追いついて抜いていくのはだいたい110キロ以下ぐらいで、120キロ以上だとだいたい抜かれるのは稀である。


朝最初に休んだSAの上り車線で休憩。朝からあまり冷たいものをたくさん飲んだので、腹を壊した気がしたし、急いで帰っても特にやることはない。特に今日は。

ここは反対側とはガラリと様変わりで、スギ林の跡地をうまく利用したらしく、午後から風も出て、スギの香りを楽しみながら、ベンチで昼寝もできる。下り同様、人出は少ないので、私は好きだ。

ここは埼玉県ではないので、駐車中の大型が日向でずっとクーラーをかけっぱなしでいたが、やっと出ると思って車体をみたら、大型冷凍車だった。それなら、致し方ないだろうと。

ここからは冷たいものはいつものように冷茶にしたが、腹は下していなかった。
スギの立木がどれくらいこの暑い日に水を吸い上げているかと幹を触っていたら、手にべったりとスギの脂がついてしまい、2度ほどトイレに手洗いにも出かけた。二回目でようやく取れたが、いがいにしつこかった。

スギは浅根性なので、地表付近の水を吸いやすく、深根性のアカマツだったら、地下深くから水を吸い上げる関係で、幹下部は意外と暑い日ほど冷却される。

ここは環境整備に力を入れているようで、
のようなラテン名表示の植物なども周囲の生垣に表示されていた。

このあと、出口の直近でもう一回SAによりまた冷茶を楽しむ。ここは電気自動車の充電装置も整備されていて、東電の大型電気室もあるが、利用例を見たことはない。

今日の高速燃費は、アカマツ林の写真を示した日と同じ程度の24.5あたりだった。この日も降りる直前に燃料警告灯がついたので、すぐに並みの日だとわかった。やはり、サイドバッグは飛ばせばプラスにはならないようだ。アイドリングは約1000回転から、場合によって970 ぐらいで、街中ではアイドリング音が高くなった気がするが、手首までくる振動はいっそう静まった。

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