水曜日, 4月 08, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (都会へ流れ込んだ流民が引き起こす暴動)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)4月8日(水曜日)弐
   通算第4512号  
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 労働者の権利を自覚し始めた農村から都会へ1億6800万人
  草の根の民衆運動は共産党のルーツだが、いまや弾圧の対象でしかない
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 中国共産党は貧しき者の味方、農村から都市へのゲリラ戦争で天下を取った。天下を取ったときは共産党以外に七つの「民主団体」との「連立政権」だった。労働者農民が一番気高いと言われた。

 毛沢東は政権掌握後、民主派諸団体をひとつひとつ潰していった。共産党の独裁、しかも個人の神格化と帝王としての独裁を築くまで、やや時間を要した。この間に、農民達はいつしか農村戸籍に縛られ、都会に移住するなど考えられない、国内鎖国状態が続いた。

農民は極端に貧困化したが、国際社会に孤立していたうえ、情報が閉鎖されているため、中国人はそとの動きをしらなかった。

 改革開放以来三十年、農村から都市へ働きに出た人たちは、流民や出稼ぎの季節工を除いて、おおよそ1億6800万人もいる。
 1995年に共産党が成立させた「労働法」に基づき、賃上げ、待遇改善要求などの権利が認められると、毎年二倍のペースで労働争議がおこり、権力側は警察を導入し指導者を逮捕する。
すなわち労働者の敵側にたってきた。

 このストライキに嫌気がさして中国から逃げ出す企業が急増する。
逃げ出すのは外国企業ばかりでなく、中国企業が大挙して中国から逃げている。ディレンマというべきか、矛盾と定義するべきか。
そして、都会へ流入した農民らのストライキ、暴動が頻発しはじめて、すでに十年以上となる。なにひとつ、抜本的な改変も改革もなく、このまま虐げられて人々の怨念が内側へ向かってマグマ化するとき、つぎに大きな社会的混乱が訪れる。
    
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(休刊予告)明日4月9日―13日まで小誌は海外取材旅行のため休刊となります
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)貴誌を拝読しながら、日本の主要メディアとの論調とまるで異なり、目から鱗のことが多多あります。とくに直近の話題は中国主導のAIIBです。英国が参加表明をすると、ドイツ、フランス、イタリアなどがドミノ現象のように参加を表明し、くっきりと米国の意向に逆らいました。
 この背景には欧米摩擦、ウクライナ問題の温度差のほかに何かもっと決定的な要素があるのではないのですか?
  (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)もうひとつ、大きな要素は中国の対欧州投資です。中国化工がイタリアのタイヤメーカー「ピレリ」を買収しました。巨額です。
 じつは2013年に中国がなした対欧投資は90億ドル、それが2014年には二倍の180億ドルに膨らみました。
そして2015年は第一四半期だけで96億ドルです。このうち七つの大型プロジェクトだけで73億ドルを投じると発表され、欧州各国には目の色を変えています。AIIBへの参加は、彼らこそ「バスに乗り遅れるな」という焦燥感の表れでしょう。
 中国の札束外交攻勢にアジア・アフリカ諸国ばかりか、欧州もきわめて弱いという現実です。またユーロが対人民元レートで弱くなり1ユーロ=7が、いま6・7となり中国が強気の投資を続行できる。欧州26ヶ国と中国は既に投資協定個々に締結しています。
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