木曜日, 4月 16, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み (ポールソン元財務長官もまた)

─…─↓ メルマ!PR ↓─…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─
英会話ならECC外語学院  まずはカウンセリング&無料体験レッスンへ!
専門カウンセラーがあなたにぴったりの学習プランをご提案。
さらに無料体験レッスンと同日に行えるから、
忙しいあなたの英会話への一歩にピッタリです!
http://rd.melma.com/ad?d=60q0qRWoF010RQ8qK0mwd8tUU1UdDqjqef3cfd27
…─…─…──…─…─…──…─…─…──…─…─↑ メルマ!PR ↑─…


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)4月16日(木曜日)
   通算第4517号  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 米国フォーブス、世界の50傑リーダーに習近平は載るが、オバマがない
  ポールソン前米財務長官は習近平をほめあげたりけなしたり
****************************************

 米国の企業幹部多数を引き連れ、70回も北京を訪問して中国経済を礼賛していた代表人物のひとりはヘンリー・ポールソン元財務長官だ。
かれはゴールドマンサックス共同会長から、財務長官となってウォール街の利益を誘導する政策をとったが、同時にかれは中国経済を重視した。

 ポールソンは人民元の流通を拡大させることに前向きに協力し、また中国企業の起債に積極的に協力した。
出身母体のゴールドマンサックスが率先して中国工商銀行の大株主にもなった。香港株式市場への上場を示唆したのもポールソンだった。

 ところがポールソンは新著『中国へ道しるべを示した』という回廊録のなかで次のように記した。 

 「中国の成長モデルはすでにダイナミズムを失った。大胆な政策が必要とされるのに習近平は改革への意欲を欠いている。問題は『成長の速度』ではなく、成長の来因が重要である。過去の中国の急激な成長は地方政府の債務による投資に依拠した。国有企業のがむしゃらな設備投資に支えられたが、そのような成長は長続きしない」

そして続けた。
「金融システムの調整が必要だが、習近平は党内に物議を醸し出し、日本との関係を悪化させ、メディアの統制どころかインターネットも監視している。経済が今後も安定的持続を志向するのであれば言論の自由、流通の自由を認める改革が必要であるにもかかわらず習近平は、そのことに背を向けている」

 習の中国は軍事大国化とナショナリズムの鼓吹に収斂し、たしかに軍事大国の地位を確立したが、法治国家建設は進まず、汚職体質は止まず、貧困層は増殖し、大局観に賭けるようだと嘗ての親中派のチャンピオンは述べているのである。
□○ □▽ ◇○ ◇○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@

【知道中国 1230回】 
   ――「糞穢壘々トシテ大道ニ狼藉タリ」(小室7)
『第一遊清記』(小室信介 明治十八年 自由燈出版局)
 
  ▽
「地方ノ事」は「我ノ干リ知ル所ニアラズ」というのが「中央政府ノ官吏一般」の共通した考え。それゆえにフランスが莫大な戦費と貴重な人的犠牲を払って台湾(淡水)や福建(福州)やベトナム(トンキン)を軍事制圧しても、中央政府に対する「恐嚇」の効果は全く期待できない。だから一層のこと、「佛人ハ大擧シテ北京ヲ衝キ其ノ軍旗ヲ皇宮ノ上ニ飄ヘサゞル限リハ自己ノ目的ヲ達スル能ハザルベシ」と説く。
 
つまり清国(中国)は国家のような体裁をみせているが、国家と見做して相手をしたら大いに誤る。纏まりがあるような、ないような。国家としての一体感を持ち合せていない。加えて気の遠くなるように膨大な人口を持ち、土地は茫漠として果てしなく広い。だから地方でなにが起ろうと、中央から遠く離れた辺縁の地方がどうなろうと、その痛みが中央には伝わらないし、中央は最初から地方のことなど歯牙にも掛けてはいない。官僚機構は地方の要望を汲み取るように組織されているわけではなく、ましてや行政装置は地方で起こった問題に即応できるような仕組みになってはいない。問題が起ったら、地方は地方で片づけるしかない。だからこそ、中央は「我ノ干リ知ル所ニアラズ」ということになる。
 
だいたい膨大な人口と広大な土地を中央で一括統御・管理するなどということなどは至難、いや不可能だ。だからフランスが清国を屈服させるという「自己ノ目的ヲ達スル」ためには、地方制圧から中央へではなく、やはり「大擧シテ北京ヲ衝キ其ノ軍旗ヲ皇宮ノ上ニ飄ヘ」すべし。つまり清国の中央である北京の、さらに中央である「皇宮」を一気呵成に軍事制圧する。まさに北京の「皇宮」に、ガツーンと一撃を喰らわせるのみ。
 
この小室の指摘を現在に敷衍して考えてみるなら、地方で不動産バブルが弾けようが、地方政府が絡んだシャドー・バンキングが経営破綻しようが、環境破壊反対暴動が起ろうが、中央の習近平政権は「我ノ干リ知ル所ニアラズ」として処理してしまう可能性がある。ならば中華人民共和国を共産党一党独裁中央政府の下に秩序正しく統御された国家と見做して対応することは、余り非現実的であり、効果策でもないということになろうか。
 
以上の問題は複雑で歴史的にも深く検討すべきものであり、いずれ他日の考察に譲ることにして、『第一遊清記』に戻ることにするが、小室は当時の清国を代表する人物である李鴻章(1823年~1901年)に筆を進める。
 
「清國ニテ人物ト云フベキハ李鴻章一人ノミ」であり、「或人曰ク清人四億万人一モ恐ルヽニ足ラズ。只畏ルベキハ一人李氏ナリ」と。李鴻章といえば軍事・科学・産業・教育に亘り西洋近代を取り入れ富国強兵を目指した洋務運動を推進し、“黄昏の清朝”を必死になって支えた人物であり、日清戦争敗北後の講和に当たっては全権代表(欽差大臣)として来日し、下関条約を結んでいる。下関条約が清国(中国)にとって屈辱的内容であったと看做す“超民族主義勢力”からは、漢奸(売国奴)と罵られた。最近では李鴻章を近代化に尽力した開明的指導者と見做す声も聞かれるようになったが、共産党の公式的史観では依然としてマイナス評価ままだ。
 
では、「何ガ故ニ畏ルベキ」か。その理由は「外國ト戰へバ必ズ敗ルル?ヲ知レバナリ」。それというのも、「支那滿廷ノ百官擧ゲテ彼是ノ強弱ヲ知ラズ内外ノ國勢ニ通ズルモノナシ」。「支那滿廷ノ百官」、つまり中央政府首脳の中で李鴻章のみが「内外彼我強弱ノ差ヲ知ル」がゆえに、「敵ニ臨デ能ク懼レ謀ヲ好ンデ能ク爲ス故ニ大敗アル?ナシ」。
 
どうやら彼我の勢力差を見定めることができる李鴻章を除いたら、残るは超自己チューのボケナスであり、自国のことも判らないし、ましてや他国に目を向けようはずもない。ならば一気に時空を飛び越えて・・・現代の北京に李鴻章は・・・いるだろうか。
《QED》
          ○○ ○ ○○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 読者欄は下段にあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 AD
宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   ♪♪
予約受付開始!
 宮崎正弘『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 5月1日発売(定価1512円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4828418113/
  (予約された方には発売日前にお手元に届きます)
 (内容紹介)
中国が戦争の準備をはじめた! 新・日中戦争カウントダウン!
戦後最大の危機に日本が取るべき戦略シナリオを緊急提言!
オバマ外交の失敗により、アジア支配が現実となりつつある中国。中露が接近する一方、米軍基地の撤退により「日中戦争」も避けられない事態に!
 戦後70年がたち日米安保の根底が揺らぎ始めた今、日本が備え、取るべき戦略シナリオを提示した、安倍政権への建白書 ! 
http://www.amazon.co.jp/dp/4828418113/
     ○ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 
読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  ♪
(読者の声1)今年は日清戦争勝利120周年、イザベラ・バードの『中国奥地紀行』に日清戦争に関わる話がいくつか出てきます。
1897年に上海から四川省まで揚子江(長江)を遡上する水路・陸路の旅、各地で交わった中国人の観察が面白い。文人の多くは世界情勢に無知で好奇心もなく日清戦争も下関条約のことも知らない。
民衆は迷信深く、西洋人は子供をさらって食べると信じている。行く先々で暴徒に襲われ、石を投げられ大怪我を負う始末。役人は群衆が暴れるにまかせ、いよいよ危険となるまで見て見ぬふり。
宣教師の妻子など暴徒の恐ろしさに精神を病んでしまい帰国するもの多数。義和団事件直前の排外主義の雰囲気がよくわかります。
四川の猛烈な蒸し暑さ、苦力が扇で扇ぎながら船を曳くのを見て、日清戦争当時の支那兵、扇で扇ぎながらの行軍、戦場跡には扇が散乱していたことを思い出す。
旅の途中では日本の茶屋と同じくらい阿片窟が出てくる。日清戦争で日本が勝った理由として、日本人はアヘンの害毒に冒されなかったため日本兵が屈強だった、という意見を何度も耳にしたという。
同書では四川省の豊かさも描かれます。
深井戸から汲み上げられた塩水による製塩、良質の石炭、各種鉱山、見事な石造りの屋根付き橋。定期的に川をせき止め川底をさらい低い堤防で洪水を防いでいる。商業が発達し、重慶と上海で手形がすぐに換金できる。
役人は俸給に見合わないほどよく働く(ペルシャ・トルコ・インドなどと比較)と感心していますが、名目の給与はタダ同然で袖の下で稼ぐのが中国式。
税金の問題では各省ごとに取り立てていた輸入品の関税が上海で一括して中央政府に収められるようになり、地方政府に不満が高まっている。
地方での勝手な通行税の徴収、密輸品の増大、など今の中国と同じです。
この後の支那大陸は乱れに乱れ、満洲事変勃発まで義和団事件から30年余り、関東大震災からわずか8年です。70年も前に終わった戦争のことで日本叩きに余念がない中韓両国政府、当時は国すらなかったのにとんだお笑い草です。
  (PB生、千葉)


(宮?正弘のコメント)日清戦争勝利、下関条約120周年 国民の集い」は明日です。
記
とき     四月十七日 午后六時(五時半開場。八時半閉会)
ところ    星陵会館二階ホール
(資料代  千円)  
記念講演  「日清戦争における武士の情けーー 伊東祐亨と立見尚文」
直木賞作家 中村彰彦
   「アメリカ外交からみた日清戦争―― 列強の外交・舞台裏の真実 
カナダ在住作家 渡邊惣樹 
発言予定  梅原克彦、加瀬英明、河添恵子、石平、西村幸祐、西村真悟
平間洋一、藤井厳喜、宮脇淳子、水島総ほか
主催    「下関条約120年、日清戦争の意義を問う国民のつどい」実行委員会
どなたでも予約なしでご参加いただけます!
       ◇○□ ○□ ▽◇ ○◇○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘の新刊案内  http://miyazaki.xii.jp/saisinkan/index.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   ♪
近刊予告 予約受付中
 宮崎正弘 『日本が在日米軍を買収し、第七艦隊を吸収・合併する日』(ビジネス社)
 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
 5月1日発売(定価1512円)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4828418113/


   ♪♪
 大好評発売中!
宮崎正弘『中国、韓国は自滅し、アジアの時代がやってくる!』(海竜社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
http://www.amazon.co.jp/dp/4759314105/
(アマゾン 送料無料↑)
――今日の「脱亜入欧」論は脱チャイナ・コリア、つまり『さようなら中国、韓国、こんにちはアジア』である。
――世界の有名企業は中国からごっそりと抜けだして、アジアに向かう。アセアン十ヶ国と『インド経済圏』の現場をすべて取材した最新報告総集扁!(1080円)

♪♪♪
宮崎正弘のロングセラー 
***********
『中国大破綻 ついに失われる20年に突入する』(PHP研究所、1404円)
『日本と世界を動かす悪の「孫子」』(ビジネス社。1188円)
『吉田松陰が復活する』(並木書房、定価1620円)
『中国・韓国を“本気で”見捨て始めた世界』(徳間書店 1080円)
 『台湾烈々  世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社、1188円)
『「中国の時代」は終わった』(海竜社、定価1080円) 
『中国共産党、三年以内に崩壊する!?』(海竜社、1080円)
『中国バブル崩壊が始まった』(海竜社、1080円)
『中国 大嘘つき国家の犯罪』(文芸社文庫、713円)
 『中国の反日で日本は良くなる』(徳間文庫、680円)
 『世界から嫌われる中国と韓国。感謝される日本』(徳間書店、1026円)

♪
<宮崎正弘の対談シリーズ>
************
宮崎正弘 v 小川榮太郎『保守の原点』(海竜社。1620円)
宮崎正弘 v 大竹慎一『中国崩壊で日本はこうなる』(1512円。徳間書店)
宮崎正弘 v 室谷克実『仲良く自滅する中国と韓国』(徳間書店)
宮崎正弘 v 川口マーン惠美『なぜ中国人とドイツ人は馬が合うのか?』(ワック)
宮崎正弘 v 石平『2015年 中国の真実―中国は習近平に潰される』(ワック)
宮崎正弘 v 西部遇『日米安保五十年』(海竜社)
宮崎正弘 v 佐藤優『猛毒国家に囲まれた日本』(海竜社)
       ○○○
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━
■今回の記事はいかがでしたか?
┃下記ページより、あなたが記事の評価を行う事ができます!
┗ http://melma.com/score_A0v03Qdqv0LwR84Uv1gdjqtq49f79acf/ 
─────────────────────────────────
□このメルマガのバックナンバーやメルマガ解除はこちら
┗ http://melma.com/backnumber_45206/ 
□その他のメルマガ解除や登録メルマガの検索はこちら
┗ http://melma.com/contents/taikai/ 
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

0 件のコメント: