日曜日, 3月 08, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ネムツォフ暗殺の黒幕は?) チェチェン・マフィアの犯行説も捨てきれないのでは?

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)3月9日(月曜日)
    通巻第4482号  <前日発行>
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 ボリス・ネムツォフ(元ロシア副首相)暗殺の陰に
   チェチェン・マフィアの犯行説も捨てきれないのでは?
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 ネムツォフの愛玩動物は猫だった。小渕首相訪露のおり、この猫の置物を土産にしたところ、ネムツォフはたいそう喜んだ。
同時に驚いて小渕首相に聴いたそうな。「わたしの趣味をなぜ知ったか」と。
 それは佐藤優氏の助言だった。

 ネムツォフは経済改革の旗手としてエリツィン政権を支えたが、同時に彼はチェチェン独立戦争には強硬姿勢をつらぬき、チェチェン過激派から恨まれていたようだ。
 FCB(KGBの後身)の調査ではチェチェン・マフィアはモスクワに於ける夥しい殺傷事件と誘拐に関わったとされ、近年でもウクライナにおけるロシア支持派の側にたって戦闘に参加していると「フリー・ラジオ・ヨーロッパ」(3月4日)が伝えている。

 2月27日、クレムリンのすぐ傍の橋で女性と歩いていたところをネムツォフは背中に四発の銃弾をあびた。
最近、ネムツォフはプーチン批判の最先頭にたっていただけに、クレムリンの犯行を疑うのは当然であろう。

しかしながら、これほどあからさまな暗殺をクレムリンの目の前で行うには、プーチンの仕業に見せかけた犯行という推測も浮かんでこないか。
 
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樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム
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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1210回】     
   ――「右顧左眄頭ヲ垂レ糞ヲ尋ヌ糞山溺海・・・」(曾根9)
曾根俊虎『北支那紀行』(出版所不詳 明治八・九年)
 
   △
古来中国では、打ち続く大規模な自然災害による大量の犠牲者や餓死者、さらには行倒れなど、夥しい数の死体を如何に処理するかが時代を超えた難問だった。明代頃になると、篤志家が浄財を醵出し合い善堂と呼ばれる仏教・道教系の慈善団体を組織し、街の郊外に巨大な「坑」を掘って大量の遺体を葬ったのである。多くの人(万人)を埋葬する墓穴(坑)だから「万人坑」であり、決して日本軍国主義による“蛮行の証”ではないのだ。
 
さて曾根は地方踏査のある夜、寝床の中で、「余床中熟思スルニ顔色衣装支那人ト同一亦語言モ稍解シ得可ケレバ土人ノ吾ヲ疑フ其理決シテ無ク可シ」と考えた。顔かたちも服装も中国人と同じであり、中国語も少し判るわけだから、日本人と疑われることはないだろうと、案内の中国人を断って独行する。そこで、こんなことがあった。
 
ある軍営の前に差し掛かると、警護の兵士に「何クヨリ來リ何ヲ業トスルヤ」と誰何されたので、天津の西洋商社からやって来た者だと応じた。ならば天津人かと問われたので、広東の生まれです、と。こう答えておけば、怪しい中国語も、広東語訛りだと誤魔化せると考えたのだろう。すると今度は、近寄ってきて曾根の被っていた「假豚尾(ニセ弁髪)」を引っ張りながら、なぜ髪の毛を剃って弁髪にしていないんだと詰問する。そこで曾根は自分から假豚尾を取って見せて、じつは外国には「我國ノ剃頭師無」く、「我レ大英國ニ在ル?七年ニシテ今春國ニ歸リ髪未ダ長ゼ」ず。だから頭に假豚尾を戴いています、と。
 
時に「滿洲騎兵」に出会うが、「本朝ノ騎兵ニ較スレハ壯虎ト衰牛ノ如シ」。
 
旅館については、「實ニ如何ナル上等ノ旅店ト雖モ本邦ノ所謂木錢宿ニ比スレバ三舎ヲ避ク可シ」。
 
旅館の食事だが、高粱で作った麺や餅、或いは粟を炊いたもので、白米は稀で、ともかくも「咽ヲ過ス可キ者ニ非ス」。豚肉だけは豊富だが、どの旅館でも豚肉に韮を混ぜたものだけ。中国人にとってはご馳走だろうが、「我輩ニ至リテハ臭氣厭フ而已ナラス途上豚ノ糞汁中ニ起居シテ汚穢ヲ極メタル所ヲ見シ眼ニハ箸ヲ下スニ堪ヘス況ヤ之レニ加フルニ煎蒜ヲ以テスルヲヤ總テ支那人蒜臭ヲ好ム?甚シ」。加えるに「下等社會ニ至リテハ終年沐浴セズ身上ニ垢ヲ以テ造リタルガ如キ衣ヲ着シ臭蒜ヲ食フ故ニ一種特別ノ臭氣ヲ帶ヒ人ヲシテ嘔氣ヲ發セシ」と。
 
いわば「汚穢ヲ極メタル所」で糞尿塗れに飼われた豚に食欲が湧くわけがないが、さらにさらに焙ったニンニクだから、とてもじゃないが我慢がならない。「下等社會」の住民は一年中体を清めることもなく垢だらけの服を纏い、臭いニンニクを口にしているから、「一種特別ノ臭氣ヲ帶ヒ」ている。だからもう、もう我慢ならぬ。
 
曾根は余ほど韮・ニンニクが嫌いと見えるが、京都支那学派の異端児ともいえる青木正児(明治20=1887年~昭和39=1964年)は初期の代表作ともいえる『江南春』(平凡社東洋文庫 昭和47年)で中国文化、あるいは中国人と韮やニンニクの関係についてこう記す。
 
「支那芸術は正に韮のようなものだ。一たびその味わいを滄服したならば何とも云い知らぬ妙味を覚える。更に進んでは阿片の如きであろう、心身を蕩して心酔さえねばおかぬ。恐らくそれは門外漢にとっては決して美感快感を与うるものではあるまい、寧ろ醜であろう悪であろう。しかも一たび足をその域に投ずるに及んでは絶大の美であり、無情の快である」「韮菜と蒜とは、利己主義にして楽天的なる中国人の国民性を最もよく表せる食物なり。己れこれを食えば香ばしくして旨くてたまらず、己れ食らわずして人の食いたる側に居れば鼻もちならず。しかれども人の迷惑を気にして居てはこの美味は得られず」。
「利己主義にして楽天的なる」人々は、やはり「人の迷惑を気にして居」ない。
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【知道中国 1211回】                
    ――「右顧左眄頭ヲ垂レ糞ヲ尋ヌ糞山溺海・・・」(曾根10)
曾根俊虎『北支那紀行』(出版所不詳 明治八・九年)
 
  △
中国人と韮やニンニクの関係に、曾根のように激しい嫌悪を示すか。はたまた青木のように前向きに捉えて鷹揚に構えるか。味にも臭いにも個人的に好き嫌いがあるから、どちらが正しいとも間違っているともいえない。だが、中国人と付き合う以上は青木のように身構えるのがいいように思えるのだが。
 
『北支那紀行』は前篇を閉じるに当たり、曾根は地勢・民俗・言語などの項目を立てて自らの見聞を改めて綴っているが、興味深い項目を拾っておきたい。
 
■満州人について:
満州において「滿州人種」は清朝治下の「太平ノ澤ニ浴シ支那人ノ風習ニ流染シタル人民」になってしまい、文字も言語も「元來ノ滿語滿字ヲ用フ?無ク」、いずれは「硫酸ニ銅ヲ浸シタルガ如ク」に「必ス遠カラスシテ消絶」するだろうと予測する。
 
■朝廷の泣官について:
「皇帝ノ喪アル毎ニ哭泣スルヲ爲ス」者であり、全満州から選ばれて学校のようなものに入れて「哭泣ヲ學習セシ」めるが、20歳を過ぎてもマトモに哭けないヤツは退学となる。「好ク泣ク者ハ其聲一里餘ノ外ニ聞」こえるほどで、皇帝といえども祖先の霊廟に詣でる際は、泣官の指示に従って東を向いたり西を向いて泣くとか。「此官ニ就ク者多ク榮進スルニ至ル」そうだ。
 
■その後の棺について:
「上等人ノ棺櫃ハ大概荒原ニ置キ或ハ埋ムルモ有リ埋メサルモアリ」。そこで埋葬されずに置かれ時間が経過した場合は、「棺朽チ腐躰出テ烏鳶ニ啄マレ狗狐ニ食ラハル」。中等以下は「定リタル埋葬地無ク城門ノ内外或ハ壁下ニ投シ又屋後或ハ路上ノ隅ニ置キ更ニ埋ル?無ク各人之ヲ蹈モ怪マス豚犬之レニ溺スルモ嫌フ?無ク馬牛之レニ糞スルト雖モ忌マス」というから、悲惨の極みとしかいいようはないようだが、上には上、いや下には下があるようだ。つまり「棺朽チ白骨見ルヽニ及テ然ル後泥土ヲ塗リ以テ之ヲ藏スモアリ」。
 
「是レ北地一般葬埋ノ風習」とのことだが、結果として「城壁直下ト諸街後部」というから城壁の基底部分や街路の奥まった所には、「必ス棺櫃縱横シテ外國人ヲシテ眼ヲ病マシメ心ヲ痛マシム」。それだけではなく、「炎天ニ至レバ其臭氣諸溝ノ醜氣ニ交リ大ニ數多ノ人命ヲ害スルノ勢ニ至ルナリ」と。
 
それにしても凄まじい。昨今はPM2・5なんぞで大騒ぎしているが、当時の方々にかかったら子供騙し。まるで「屁」のようなもの・・・では。
 
■鴉片毒煙について:
「上天子ヨリ下庶人ニ至ル迄盡ク之ヲ吃シ一醉万病ヲ癒スト公言シ」、役所の応接室にまで鴉片吸引設備が設けてある。いつでも、どこでも鴉片を吸引しては「夢ノ如」く。「顔色憔衰」するだけでなく、体は枯れ枝のようになっても「樂世ニ成佛スト云フノ態」である。
 
高官や豪商は鴉片吸引用のキセルに贅を尽くし、金や銀の象嵌作り。兵卒なんぞは俸給を手にしたら鴉片宿へ直行する始末。かくて「氣力ヲ失ヒ」、全く役には立たない。貧乏人の場合は、「衣汚ルモ洗ハズ面垢クモ拭ハズ友死スモ顧ズ子死スルモ葬ラズ父母病モ藥ヲ勸ムルヲ忘レ」て、ひたすら鴉片を「愛弄シ房屋諸々器等ニ至ル迄盡ク並呑スルモ尚厭カズ妻或ハ娘ヲシテ淫ヲ賣ラシメ以テ吃煙ノ費ニ供シ」というから、消費量は莫大。かくて外国からの輸入だけでは賄いきれず、満州といわず「内地亦徃々煙草ヲ種ヘテ以テ自ラ製造スルニ至レリ」。なんともはや「甚シヒカナ毒煙管ノ盛勢ナル?」である。
 
家庭を破壊し、全身が毒され、廃人と堕しても尚・・・凄まじき哉、煙毒よ。
《QED》
(ひいずみかつお氏は愛知大学教授。華僑、京劇研究の第一人者)
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)「大東亜会議70周年記念シリーズ-6」張景恵(満洲国総理)の演説
 前回の汪兆銘演説に続き、張景恵満洲国総理の演説をご紹介します。
     http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Chang.pdf
1931年9月18日柳条溝事件が起こり、30万を数える張学良の東北軍が1万5千の関東軍に壊滅されると、満州各地(奉天、吉林、遼寧、ハルピン等々)の軍閥実力者は次々と独立を宣言しました。関東軍がそれを糾合して組織されたのが満州国ですが、なんとあの広大な満州で9月の事件から5ヶ月後には、満州国の建国が宣言されました。
 張景恵は、ハルピンで独立を宣言した指導者ですが、満州国の総理に就任します。関東軍の強力な『内面指導』がありましたが、それは決して満州人、張景恵などの指導者の意に反したものではなく、当時世界の奇跡といわれる大発展をもたらしたものでありました。
 張景恵総理は言っております。
 「「10年前・・当時満洲の支配者として人民にあくなき搾取を加えつつあった張学良軍閥が、米英の東亜撹乱政策に乗ぜられて露骨な反日態度に出たのに対し、日本が敢然起って張軍閥を打倒した結果・・真に国民を向上し、国土を発展せしむべき自主的なる道義国家の樹立に、三千万民衆の総意が翕然として集まったのは当然のなり行きでした」「この10年間・・国家財政は建国当初二億七千万円であったものが・・実に16倍余たる四十四億五千万円に膨張し、…初等学校児童数五十万は、二百五十万人に達しているのであります。」
 これが、傀儡国家と批判されている満州国の実態でした。
 これまでに掲載した5回の演説等をご参考までに付記します。
・スルヤ・ボース氏演説(チャンドラ・ボースインド仮政府首班親族)
    http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Bose.pdf
・加瀬英明氏の開会あいさつ「人種世界平等の出発点となった大東亜会議」
  http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Greater.pdf
・ヘンリー・ストークス氏「日本はアジアの希望の光だった」
  http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Japan.pdf
・渡部昇一教授 私の記憶する大東亜会議、その意義
  http://hassin.org/01/wp-content/uploads/Greaterw.pdf
  ・汪兆銘(中華民国行政院長)の演説
    http://hassin.org/01/wp-content/uploads/WangChing.pdf
平静27年3月4日 「史実を世界に発信する会」茂木弘道
 
70th Conference Series 6)
Address of Chang Ching-hui,
Prime Minister of the Empire of Manchuria,
Given at The Greater East Asian Conference held on November 5, 1943
   Following Wang Ching-wei’s address, presented previously, we present Chang Chin-hui's address.
      http://www.sdh-fact.com/CL/Chang-Ching-hui-address.pdf
On September 18, 1931, the Mukuden Incident broke out in Shenyang, Manchuria. The Zhang Xueliang army, 300,000 strong, was quickly broken down by the 15,000 strong Kwantong Army, warlord leaders in each area thereafter declared independence, one after another. The Japanese Kwantong Army unified these independent local leaders and established Manchuquo only in 5 months.
   The Kwantong army took to strong leadership in running Manchuquo, but it was greatly welcomed by the Manchurian people, because Manchuquo then realized the miracle of unprecedented national advancement.
   Chang Ching-hui was the leader of independent Harpin, and became Prime Minister of Manchuquo. He said in his address;
 
It was the militaristic clique of Zhang Xueliang that practically assumed control of the district of Manchuria, cruelly squeezing the people. …Japan decisively launched a counterattack until, at last, the Zhang government broke down.  As a result, it was no wonder that thirty million people got together to give support to the new country of morality and autonomy. …Now I give some figures.  The scale of national finances was, at the time of the foundation of the country, two hundred seventy million or so yen.  It has rapidly expanded by sixteen times in ten years.  It now exceeded four billion and four hundred and fifty million. …The number of elementary school students increased from half million to two and a half million. 
 
   Is this really the puppet state that the People’s Republic of China denounces as such? Before deciding on Manchuquo, you are strongly recommended to read Chang Ching-hui’s address yourself.
   For your reference, the series of 5 address is;
    Mr. Surya Bose (grandson of the brother of Netaji Subhas Chandra Bose)
        http://www.sdh-fact.com/CL02_1/103_S4.pdf
    Mr. Kase Hideaki: The Greater East Asia Conference Paved the Way to Universal Human Equality   http://www.sdh-fact.com/CL02_1/104_S4.pdf
    Mr. Henry Stokes: Japan was the Light of Hope in Asia
        http://www.sdh-fact.com/CL02_1/105_S4.pdf
    Mr. Watanabe (Professor Emeritus at Sophia University): Greater East Asian
Conference which I remember  http://www.sdh-fact.com/CL02_1/129_S4.pdf 
     Wang Chin-wei’s Address  http://www.sdh-fact.com/CL/Wang-Ching-wei-address.pdf
 
 

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(読者の声2) 2月21日の、アジアの民主化を促進する東京集会決議文を英訳しました。拡散にご協力いただければ幸いです。
http://freeasia2011.org/japan/archives/3896
 日本語はこちら
http://freeasia2011.org/japan/archives/3844
(三浦生)



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(読者の声3) 3月23日に三島由紀夫研究会会員例会が開催されます。
下記の通り「三島由紀夫研究会・会員例会」が開催されますのでご案内いたします。
今回は近現代史研究家の片瀬裕氏による「三島由紀夫と北一輝」講演シリーズの最終回(完結編)です。
これまで片瀬講師は4回にわたって三島由紀夫と北一輝の思想的共通点を起点に、北一輝の国体論と革命論を論じてこられましたが、今回をその総括として北一輝と三島由紀夫が現在そして未来へどうつながってゆくのかを語ります。
是非ご参加ください。
記
とき   3月23日(月) 午後6時半
会場   ホテル・サンルート高田馬場(JR・西武新宿線・地下鉄東西線「高田馬場」)
講師   片瀬裕(かたせゆたか、近現代史研究家)
演題   三島由紀夫と北一輝(最終回・完結編)
主催   三島由紀夫研究会
会費   会員1千円 一般2千円 
     一般の方も入場できます
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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