木曜日, 2月 12, 2015

宮崎正弘の国際ニュース・早読み(米国テロ情報サイバー機関を新設)

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)2月12日(木曜日)
    通巻第4464号 
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 米国、サイバー戦争にいよいよ本腰
  サイバー脅威情報統合センター(CTIIC)を新設
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 2001年9月11日のNYテロ事件直後に、米国はCIA、FBI、DOD、そして「国家安全保障(NSA)などの情報機関を統合する「国家情報局」を発足させたが、この機構のなかに、CTIICを新設し、本格的なテロ情報対策の一環としてサイバー攻撃に備える。

 米国はサイバー攻撃を実際に展開している国として中国、露西亜、イラン、北朝鮮を名指ししているが、ISIL(イスラム国)には、まだサイバー部隊はないと踏んでいるようだ。

 また英国の「国際戦略研究所」(IISS、有力シンクタンク)が発表した『ミリタリー・バランス 2015』報告書のなかで、アジア全体の軍拡が拡大したが、なかでも中国の軍事費が全アジアの38%を占めると警告した。

 同報告書は中国が「グレー・ゾーン的手法」で尖閣諸島の軍事占拠を実行する可能性にも触れて、そのモデルをロシアのクリミア併合と類似するとした。

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樋泉克夫のコラム
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【知道中国 1200回】            
   ――「弟姓源、名春風、通稱高杉晋作、讀書好武」(高杉6)
高杉晋作「遊?五?」(『高杉晋作全集』昭和四十九年 新人物往来社)
 


■上海における賞罰の權、盡(ことごと)く英佛貳夷に歸すと聞く。信なるや否や。
 ●英仏はただ英佛士民を管理するのみ。本國事務なるは本國の官、処理す。
 
 ■(上海)城外の地、盡く英佛の管する所なるか。
 ●北門外は英仏に帰属するも、その外の地、本朝に隷属す。
 
 ●弊邦(しんこく)、孔聖を以て依帰(たより)と為す。貴處(きこく)、何の教えを尊崇す。士を取(えら)び官と作(な)すに詩文を考試(ためす)や否や。
 ■我邦(にほん)にては孔聖を貴(とうと)ばざる無きなり。別に天照太神有りて、士民皆奉じて尊崇す。次いで貴邦の孔夫子に及べり。士を取るは多く武を以てし、故に我が邦は武を以てす。〔中略〕人を教えるに忠孝の道を以てするに、天照太神と孔夫子に異なること有るに非ざるなり。故に我が邦の人、天神の道に素(ありのまま)にして孔聖の道を学ぶ。
 
 ■貴邦とオロシャと和親最も好くす。近世の事情は如何。
 ●オロシャ国、弊国と通商し在(お)いて我朝(しんちょう)に厚恩を感ず。助兵助餉之擧(すけだち)ある所以なり。和親の説、想うに斉東野人(マヌケでトンマ)の語るところのみ。
 ■口に聖賢の道を唱え、身は夷狄の役所(こまづかい)なるは斉東野人なり。真の斉東野人なるか。嗚呼、浮文空詩(しぶんをもてあそぶ)、何の当(やく)にか足(た)たん。目に一丁字無き兵卒、歎くべし、憂うべし。
 
 ■軍兵を操錬するところ、我、以為(おもう)に多く威将軍の兵法たり。或は西洋の銃砲陣法を学びしや否や。
 ●閣下、多く兵法を知る。而して此の地の招募する所の郷勇(へいし)は農民多し。現有の英仏二国は中国銃・外国砲の銃砲を慣用し、賊の寒膽(きょうふ)を見(あら)わすに、軍威、大いに振う。
 
 ■貴邦、外国との和親、最も好きは何国ならん。
 ●現在、英仏二国が最も総(ちか)し。以下、小国は少なからずも、詳細を知らず。交易、本は往来(ゆきき)なり。現(いま)、軍兵共に中外に會勦(てきのせんめつ)を議(はか)る。名付けて「會防の局」と謂う。
 
 ■嘗て聞く。貴邦、オロシャと和親最も好く、又貿易多く陸路に於ける。信なるか否か。
 ●和親、絶えることなく、毎年、北口外にて交易す。
 
 ■北口外なる、何州、何(いずれの)地なるか。
 ●州名無く、地名無し。乃(すなわ)ち、オロシャとの境なり。
 
 ■(別離の記念にと揮毫を贈られ)弟、歸郷の後、此の記(もじ)を壁上に題(かか)げ朝夕閑讀(もくどく)し、以て鬱屈の氣を發(はら)す可し。海外に知己を得るは、殆ど夢の如し。
 ●(返礼にと、高杉が日頃愛用の硯を贈ると)閣下を知己と為すは亦一生の大快事。何ぞ敢えて再び厚賜を承けん。況や此の硯、大兄常用するところなりて、此の物、亦甚だ珍(とうと)し。弟、其の人を得ざるを恐るも、之を却(かえ)さば、恐らくは不恭之誚(ひれいのそしり)を踏まん。謹んで拝謝致す。
 
 「海外に知己を得るは、殆ど夢の如し」との筆談を交わしてから5年後の明治改元を目前にした慶応3(1867)年、高杉は病に斃れる。
この5年の間、肺疾に悩まされながらも倒幕に向け、獅子奮迅の戦いを続けた。「嗟日本人因循苟且、乏果斷」。享年27歳。
《QED》
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読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)先月末に宮崎さんはインドへ行かれていたそうですが、そのときの紀行文はいつごろ拝読できるのでしょうか? 
 わたしもインドが好きで三回ほどあちこち動き回った経験があります。ちょうとオバマ大統領の訪問印度と重なったご様子ですが、いかなる印象でしたのでしょう?
  (GU子、千葉)


(宮崎正弘のコメント)最初の紀行文は『エルネオス』三月号(弐月末発売)です。写真十数枚を駆使し立体的にインドでの日本企業が活躍しているグルガオン、プネ、アーメダバード報告です。其の後、単行本に収録予定ですが、小誌での掲載は予定されておりません。
 ところで、インドは世界最大の武器輸入国ですが、フィリピンとベトナムへの武器輸出も開始し、公然と中国に対峙しています。
 モディ首相は外交的に快進撃を続けていますが、首都デリーの州議会選挙は与党惨敗でした。モディはグジャラート州ですので、与党内から責任を問う声はないとはいえ、国内経済が、絵に描いたようには円滑化していない。とくにデリー周辺は消費税が22%ですから庶民の不満は大きいですよ。



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(読者の声2)失脚した令計画(胡錦涛の右腕。団派のライジングスターだった)とその兄弟と係累がごっそりと拘束され、山西省閥(いわゆる西山会)が壊滅したことは貴誌の分析でもありました。
その後、週刊誌や夕刊フジなどによれば、令計画は、京都の老舗街に600億円相当の豪邸を保有していたとか。
 貴誌でも、あるいは宮崎先生が夕刊フジへのコメントでも、この背景が述べられていたと記憶しますが、その後、事件の顛末はどうなっているのでしょうか?
  (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)チャイナウォッチャーの友人でもある相馬勝さんが、京都に実際に見に行ったところ、600億円とはとんでもない嘘で、付近の土地価格と物件の面積などから、せいぜい四億円ていどの「豪邸」の由です(『財界』、15年2月24日号)。
 しかも令計画夫人(谷麗坪)名義といわれましたが、それも怪しく、購入者は香港の実業家名義となっており、事実関係で言えば令計画夫人は北京空港で成田行きの飛行機に乗る直前に拘束されています。
 また令計画のどら息子がフェラーリ事故で死んだのですが、そのフェラーリは李友が提供していたことが判明しています。李友は北京大学をスピンオフしたコンピュータ開発の方正集団CEOです。彼も拘束され、取り調べが進んでいます。
 闇の人脈はおいおい裁判の過程で明らかになってゆくでしょう。



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(読者の声3)貴誌で頻繁に問題視される米国のFATCA(外国口座課税順法)ですが、世界の金融業界の再編をもたらすほどの衝撃だとか。もう少し詳しく貴誌で特集してもらえませんか。
 日本ではスイスへ隠し預金をする人も少なく殆ど問題視されていません。
  (HI生、茨城)


(宮崎正弘のコメント)いずれ小誌でも分析を試みます。ともかくタクスヘブンの地図が変わるのです。ヘッジファンドも、これから何処へ向かうか、大問題が近日中に起こるでしょう。
 しかし米国は『イスラム国』への資金ルートの全容を解明するまで技術的なことや数字の公表は控えると思います。
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宮崎正弘のホームページ http://miyazaki.xii.jp/
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(C)有限会社宮崎正弘事務所 2015 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
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