金曜日, 7月 08, 2011


現在、二代目のCBにスズ片を入れてかってのモータロイの代用としている。ネットで見る同様の記事にはどうしてもモータロイの広告の影響が色濃く出ていることは当然としても、なぜ、どうしてそのような効能が可能なのかというあたりが渾然と暈されたままの部分が多いように感じられる。入れた結果、燃費が多少向上することは経験として結果も出て来たし、なんとなく分かったような気もするのであるが、毎日使っているとおや!?と思う事も少なくなく、もう少し具体的な展望が持てないものか、と思う。

これは、再投入を決めて2000キロほど走行した後の先代のピストンであり、走行実感としてまだ本来の付着量に戻っていない、という感じがしていた頃の分解写真であり、ピストン側壁中央あたりにうすく曇りのような部分があるが、その辺にどうやらスズの微粒子成分が付着しているようであった。

こすっても取れないし、指先で上下に摩ってみるとそこだけ幾分盛り上がっているように感じられた。もっとも、スズ成分など投入していなくても、ピストンの首振りにより中央部あたりが一番摩耗しにくい部分ではあろうけれど。一枚目の写真が吸気側、二枚目の写真が排気側である。


現在、二代目で投入試験を続けているが、投入後6000キロ程走り、うち1000キロ近くは途中で増量さえ行っている。使用感としては、燃費はさらに上がったようだが、まだまだ慣らしが必要なのか、それとも入れすぎてしまったのかは定かではないが、エンジンの回転に抵抗感がつきまとうことが多くなって来た。それはアクセル開度最弱で走行中、ゆっくりアクセルを開けて行く時回転上昇にわずかの抵抗感が伴うことである。それがいつもあるというのではなく時々感じられるという程度である。長距離ツーリングなどではそういう気配は一切感じられないが、片道20キロぜんごの通勤ではタンク内ガソリン容量が半分程度へって来たりしているときなどに起きたりする。

長距離ツーではタンク内に溶け出すスズ微粒子は時間とともにほぼ一定と考えていいだろうが、タンク内のガソリン量が漸減してくので、スズ濃度は微増していく。しかし、食事やその他の休憩などを除き連続運転なので、エンジンが冷えきる間もなく発熱していて、濃度増加の影響はきわめてゆっくりしたものとなっているだろう。

いっぽう、通勤やチョイ乗りなどの細切れ運転では冷機状態からの起動で、そのときの気温もまちまちであり、ガソリン内のスズ微粒子濃度の変化は長距離ツーリングなどとおなじガソリン残量に反比例したものであっても、いろいろな気温状態からのスタートであり、機関温度が
100℃といっても、ピストンとシリンダーの相性は長距離ツーリング時などとはかなり違ったものとなっている可能性が高い。

その相性の違いがエンジンのレスポンスに影響を与え、連続走行時よりも余計に燃料を消費するのであろう。現在投与量を1.5〜6倍に増やしたが、燃料が減って来てスズ成分濃度が高くなると、ピストンとシリンダーの隙間が狭くなった、というような感じとなることが多い。

十分に暖まっても、アイドリングが1000回転まで行くか行かないか程度である。ツーリング時ではこういうことは起こらなかった。1200あたりで、エンジン温度が高いと1200+といった感じであった。

ただ、この少々渋い回転の時、少し回転を上げだすとそれまでのダルな感じとは打って変わって急にパワーが出だし、回転上昇がかなりスムーズとなりあまりアクセルを開けなくても急加速可能となる。それで若干燃費は落ちる。前回、かなり加速したりしてCBの俊敏な動きを味わったのでおそるおそる燃費を計測したら、18.5+であった、思った程悪くなかった。

二回目の今回は前回と同じような若干回転を上げながら3000回転以上まで回しながら走行するようにしたら、前回よりさらに消費燃料は高まったようである。しかし、満タンにしてみての燃費は19.53で、これは嬉しい誤算となった。

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