金曜日, 4月 15, 2011


昨日の秩父調査に続き、今夜もお忍びでこんどは現場のチェックに向かう事になった。

現場に行っていない社員が現地で記録した点を結んで一日がかりで苦戦していたが、半分も絵になっていない。現場で図面化できるようにミラーのついたピンを立てた上司は、およそのアウトラインを図示して別の仕事でほぼノータッチ。

最終のまとめ責任は私になるので、これでは幾日たっても埒があかないと思い、私が図面化することに。上司に内緒で、点番号がかなりずれているから大変かもと漏らし、翌日は家庭の事情で休んでしまった。

午後からまとめ作業に入ったが、県道と市道の連結部の図面化がまず最大の難点だった。だいたいなんとかそれらしく結んではあったが、今一納得がいかない。下水道位置だけは、調査で台帳を手書きで写してきたので、位置関係は分かったが、実際に結んでいた者がいくつかの点番号を消去してあり、ずれているのかどうかさえわからない。それで、実地に各点を押さえた担当の上司に、点だらけになった図面を見易く1/100で印刷し、わかる範囲で結んでもらったら、なんとかそれらしい図面の輪郭ができた。

しかし、杭とかプレートの表記がいっさいなく、疑念が浮上。それを責めてもいまさら仕方が無く、それ以前からもう一度この点だらけの超未完成図面を持って、現地で確認の要ありという結論がだいぶ前から、浮上はしていた。

それで、何食わぬ顔をして、最後まで会社に残り、悪戦苦闘している振りをして、写真などで明確にわかる路面表示のペイント類の表記などで、時間をつぶす。ようやく皆帰り、図面をもって最後に会社を出る。時間は丁度午後8時だった。スタートしたとき、43.8キロ表示だった。

この日は昼間汗ばむ天気となったので、走り出しても寒さはほとんどない。それで迷わず高速を使う事に。ETC装置を付け替えてから、初めての高速通行でもあり、少し不安はあったが、難なくゲートを通過。このとき65キロを表示。昨日渋滞のせいで思わしくない燃費となった、という気もしているので、アクセルは控えめで80〜100キロ、坂道だけ120キロ弱走行。嵐山パーキングエリアで小用でもと思っていたが、大型トラックの後を追うように左側車線を走っていたので、気づいたら入り口を通過していた。それで、ノンストップで花園インターから140号へ。

後は帰宅の道を急ぐ車の流れに沿って、ひたすら140号を60〜70キロで走る。樋口の駅近くで、そそりたつ山肌から降りて来る冷気を感じた意外は、寒さ知らずで現地へ。時刻は9時半を回って10時近く。市道部の路地の外灯は消えていたが、県道部は外灯が点灯し、商店の明かりも健在なので、暗さに目が慣れると現地調査に支障はなかった。点の結びが込み入って各点が何かはっきりさせないと図面化は無理。そこで、カメラで記録。すぐ分かる物は、その場で書き込んだ。すると、やはり当事者であった人が結んだ点も間違いがあることがすぐに判明。やはり来て良かった、と胸をなで下ろす。

県道から、建物がこんなに離れて建っていたっけ!?と思ったところは、やはり1メートルで、微妙な曲がりがあって、県道のごく近くまで建物があることも分かった。これでは、現地に行かなかった社員ではちょっと無理だし、本来立った人が結ぶのが原則なのだが、上司は面倒な事はお好きではなく、訓練用として課題扱いで渡してある仕事なので、もとよりまじめに取り組む姿勢は無い。路上の制水弁は取ってあったが、民地の制水弁(止水栓)などは無視したまま。またプレートや石なども無視している。これでは見取り図的で、成果品にはならない。

今は100点満点が要求される時代である。上司の頭の構造をどう見ても30年は古いと評して止めて行った高専出の技術者がいたが、当たっている面がある。家の屋号も記録がない。まとめで困った経験の無い人の図面である。とにかく、現地確認は、刑事でなくても鉄則である。

それでようやく安心して、帰途についた。帰りはぐっと車が減り(対抗車線はまだヘッドライトの列が続いていた)しかもゆるい下りである。楽々と降りて来て花園から高速へ。11時ともなると、夜間工事は花盛り。90キロ位で帰るが、今度は嵐山パーキングには寄ったが、東松山出口に気づいたときは、すでに通過。それで、鶴ヶ島から圏央道を通り桶川の終点まで一気に走った。自宅近くのセルフに到着したとき、206.xとなっていた。満タンにするとき、吹きこぼしてしまい、だいぶ下を汚した。10.39リットルだったが、10.3として計算すると、通勤二回と高速も使った一般道(ほぼ無渋滞)の燃費は、予想通りリッター20キロの線まで達した。

高速でのラクチンさはやはり技術の進歩を感じさせた。疲れはほとんどなく、行く前の抵抗感が無駄であったかの様であった。スタンドをでる姿を目撃していたナイトライダーがすっと抜いて信号で並び、様子を見ている。軽そうな人だったので、競争は無視。あと20キロほど減ればまた別であるが。それにしても、満タンで2000円を超したことがない、親孝行娘だ。以前だと必ず2000円台前半で、この燃料代の節約は、毎月少なくない。音も高速でもほとんどしない。対抗車や並走車からは、どんな風な走行音に聞こえるのだろうとそれが気になる。



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2 件のコメント:

sho さんのコメント...

仕事もバイクというのは、羨ましいような、大変なような(^^ゞ
私財を投げ打って(というほどではないにしろ)、上司のフォローで現場というのも皮肉なもんですね(苦笑)

バイク燃費は車に比べると大波ですよね。
ブラックバードも高速道路で概ね120km/h以下の巡航だとリッター20km近くいくので、まずまず満足です。仮に20~30km/hも上乗せすると、一気にリッター15kmぐらいに落ちちゃいますからね・・・。

ここのところ一気に春めいて、というか初夏のように汗ばことすらある気候になってきましたね。
今はGWの帰省を楽しみに毎日を過ごしています♪

nature さんのコメント...

sho様、こんばんわ~。いつもコメントありがとうございます。∞

燃費の件、先代で苦労したので、shoさまの高燃費、どこを避けてキープされているか私も少しは察しがいくようになってきたかも、と思いました。

法定速度を上回ると、燃費は確実に落ちますね~。大体100キロ前後の高速走行でSC54はリッター19.5ぐらいは誰でも出るようです。

GWはまた帰省ですか?。遠隔地帰省は大変なようでいてまた一方でうらやましい面もありますね。

明日はバイト氏と、私だけ長瀞の現場です。
来週はまた長瀞の調査ですが、私が現場に行くので、再調査は無いかも!?・・・・・。
私は今年は仕事が一段落する昔のペースに戻るかもと期待しています。