水曜日, 4月 13, 2011


春、自粛ムードだったせいか、花見もゼロで、なんとなく無事な生活を送れるけでも不平をいう筋合いでもないのだが、計画停電が取りあえず延期となり、度重なる余震にびくついても、だんだんと平常な生活が新年度として始まって来てあれこれ何かとせわしい日々が復活し出だしてしまうと、昔ながらの日常が、日々これ好日ということになるのも自然の道理である。忘れていた予定が順を追って追いかけてくるようになると、それをこなすのが精一杯となって来た。ちかく、三年に一度回ってくる資格の更新のためのペーパーテストと実地の訓練も眼前に迫って来て、何かと準備不足が目立ち始めて他のことを考える余裕もないことに気がついて来た。

社会の歯車の回転が始まると、否応無しに自分も駒の一つとして自分の意志とは無関係に動き回らなくてはならない。またまた休みの取れない生活の復活である。
Life is a series of collisions with the future:it is not the sum of what we have been, but what we yearn to be. -Jose Ortega y Gasset

今日は秩父の現場の調査日なるも、作業車の手配が間に合わず、一人バイクで行かなくてはならなくなった。東北から関東までもが晴天だというから、降雨の心配もない。水曜日が定休日の会社員になった気分で行きたいところだが、会社である新規の仕事の納期の関係でゴタゴタし、出発は10時40分となった。

会社の近くのセルフスタンドで満タン、これまでの通勤燃費は17.39であった。日曜に秩父へ行こうと思っていたが、資料を持っていなかったので、断念した現場だ。このバイクになって初めての遠出であり、遠乗り燃費を知る初めての機会だ。まったくその燃費は見当がつかないが、少なくともこれ以上の筈である。だが、時間の関係か、熊谷市内の渋滞で少々手こずった。長瀞役場の前まで来たとき、電話連絡で、午前中に初納品した仕事の書き直し訂正分が出たので、午後三時までに会社に来て欲しいという。時間はすでに12時15分を回っている。そうなると最低の時間で、回るべきところを回って大忙しで帰らねばなるまい。

順番を考えて、浄水場から回る事に。到着したのは12時50分。秩父市内の渋滞も響いた。13時までのわずかな時間で周囲の写真を撮る。13時丁度から、さっきの路地の水道資料をもらうが、出たのはすでに15分過ぎ。ただちにガス会社へ。無いですというが、資料をもらったら、県道の歩道部分にはある。慌てて、この管種は!?と聞いたら、パソコンの電源を落としてあって、もう分からず、また電源を入れて、事情のわかる男性従業員を呼んで確認してからようやくポリエチレン管の200ミリと判明した。つづいて、近くの秩父県土整備事務所へ。写真にあるバイクの前の坂道は、秩父駅停車場線で、秩父公園線だ。歩道部が市道と県道の連絡のために車道組成となっていて、この舗装種類を聞かないと、工事費の見積もりができない。国道へ面している支道部で幅員がせまいと、市道復旧と同一でもよいなどとされるが、ここは市道部が広いので、県道の車道組成と全く同じ組成だった。

後は、市役所で下水道と市道の号線と復旧を聞いて、水道部で聞いた弁の位置をもう一度現地で確認して終わりだが、すでに13時45分。なんとか2時までに終わらせないと、と思ったが、下水道資料はコピーをもらえず、手書きで必要事項を書き写す手間がかかり、出たのは2時過ぎ。それからまた現場へ戻り、県道の反対側にある制水弁を押さえる。ここから、道路をまたいで市道部へ伸びている、という。

この時間だからあとは140号を下って真っすぐだと思ったが、やはり渋滞である。音は静かで
気づかれにくいことを考慮して、気を使ってすり抜ける。途中赤白のボルドータイプに乗るお二人をやり過ごした。やはり、水曜定休の方かと思った。それで、大塚で右折して有料道路で寄居に出て熊谷へ。最初は299から正丸を越えてなどと思っていたのが、大違いの展開。

寄居から旧道を通って熊谷へ。すでに3時をまわっている。行田のNTTをついたとたん、NTTkら電話。遅いので、催促の電話だった。3時40分。4時を回ると、入局禁止となってしまうのである。書類をもらうと、県道のセンターにしかない、と思われたNTTケーブルが実は駅前交差点で迂回していて、歩道部を通っている!という。それから、朝寄った同じセルフスタンドの同じ給油機のところで、再び満タンにして燃費をみたら、18.79..だった。同じ場所で同じ向きでいれたので、傾斜の違いはないと思われるが、朝は満タンに少し足らない状態だったので、それに合わしたつもりだったが、若干の視認誤差はあろう。

外へでると、職員の一人がバイクを見つめている。私が出て行ったので、少し離れはしたが依然として見つめているが、先を急ぐので無言で会社へ。今までとちがい、二枚目にも印鑑を押せとか、汚い字は書き直せとか2〜3指示があったらしい。手書きで納品というのに、少々字がきたなくて書き直しって、それってアリなどと思ったらしいが、担当の指示通り。それで、今日はノー残業デーなので、17時30分までに届けてもらうためには、またバイクで行ってくれ、ということで、今度は慣れた道を急行。それでも17時35分でOLたちが私服で帰宅を始めていたが、彼女たちを観察する余裕は無かった。相変わらず、書き直した字もきれいとは言えず、下線も平行にと言われた部分もよく見ると幾分斜めで気になったが、あっさり受理された。おまけにまた秩父の仕事が一件出ていた。帰ろうと外へでると、ここでもやはり中年のおじさんが、バイクを見つめていた。

帰りも、朝からエンジンを回しているので、良く回り、気持ちよく回して帰るとすでに60キロを超している。そこで燃費を計ったら、やはり悪く16.6キロ位であった。やはりアクセルを開ける走行は燃費が落ちる。
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