月曜日, 2月 28, 2011



アーロン・ラルストン氏をご存知だろうか!?
http://www.youtube.com/watch?v=B2XLoQ1xYB0

ウイキペディアによれば、以下のような記述が見られる。
「Aron Lee Ralston (born October 27, 1975) is an American mountain climber and public speaker. He gained fame in May 2003[1] when, while canyoneering in Utah, he was forced to amputate his right arm with a dull knife in order to free himself after his arm became trapped by a boulder.

The incident is documented in Ralston's 2004 autobiography Between a Rock and a Hard Place, and is the subject of the 2010 film 127 Hours.」

私は昨年末からiPhoneで聞き出したVoice of Americaのスペシャルエディションを聞いていて、最近になって改めて中身が聞き取れてわかってきてようやく関心を持ち出した。

ほぼ垂直に近い人一人がやっと通過できるような岩場で、そのすき間に詰まっていた丸い岩に手をかけてよじ登ろうとし、その岩が体重の重さに抗しきれず回転しながらズリ落ちる際に、右腕を岩壁とその岩石に挟まれ、脱出不可能な事態に陥ったそうである。
彼はその日は身内などに行く場所を告げてこなかったので、彼がそこで待っていれば誰かが助けに来てくれるということは100%ないことを自覚していた、などというあたりが聞き取れるようになって、ようやく身を乗り出すように聞いた。


James FrancoがAron役で映画化され、巷の評判では2010年の最高作との評判もあるそうだ。当時26歳のクライマーだった。岩に右腕を潰され、彼はなんとそこに127時間も動けないで過ごした、という。映画のタイトルはそこから来た。丸5日以上になる。自ら腕をポケットナイフで切断して生還するための決断に要した時間といえばそれくらいは必要なのかもしれない。

以前、長瀞の岩畳に遠足に出かけた中学生だかが、転がった岩に足を挟まれ、医師がかけつけ、片足を膝下あたりから切断して救出したというニュースなどを耳にしていた関係もあるかもしれない。事故は予期せぬところから起こる。まさかの坂という坂がある、ともいわれる。

The young climber carried out the amputation using a small,unsharpened knife. Then he dragged himself from his rocky prison and hiked out to safety.などと原文にある。

もともとこの内容は年末年始向けの映画解説だったようだ。ブラックスワンが最初にかなり取り上げられ、そちらはいまだにあまり興味はない。

エリザベス女王の父親であるジョージ6世の発音に困難があった話しぶりも、実録を聞くことができた。一目いや一耳でイギリス英語とわかる話しぶりではあるが、どこか辿々しいが品格はある、と思う。天皇陛下の昔の話ぶりに近いとも言えそう。

ところが、これも最近あちこちで映画に関連して露出が多くなると、iPHoneで聞いていたアレのことかと!?とようやく納得がいった。トム・フーバー監督「英国王のスピーチ」のことである。

若い頃はヨーク公といわれ、次男だったが長男のエドワードがアメリカの未亡人シンプソン夫人と王位を捨てて結婚したので、彼が6世として王位についたが、もともと吃音になやまされていて、父親のジョージ5世は厳しく教育したそうだが、大勢の人の前では緊張してしまい、絶句してしまうことがおおおかったそうである。が、ある家庭教師の出現でなんとかなっていく様が描かれた映画だそうである。




ところが、翌日にはなんと
『現地時間27日(日本時間28日)、ロサンゼルスのコダック・シアターにて第83回アカデミー賞の授賞式が行われ、最多12部門にノミネートされていたコリン・ファース主演の映画『英国王のスピーチ』が作品賞の栄冠を手にした。『英国王のスピーチ』は、作品賞のほかに監督賞、脚本賞、主演男優賞と4冠を獲得した。本作は、エリザベス女王の父で、国民から慕われたジョージ6世の吃音(きつおん)症との闘いを、ユーモアも交えて秀逸に描いた感動作。英国王ジョージ6世にコリン・ファース、その妻にヘレナ・ボナム=カーター、そのほかにもジェフリー・ラッシュ、ガイ・ピアース、ティモシー・スポールら実力派俳優陣が集結。テレビ映画「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」でゴールデン・グローブ賞作品賞(テレビムービー/ミニシリーズ)を受賞し知名度を上げたトム・フーパー監督初のアカデミー賞ノミネート作品だった。(シネマトゥデイ)』などというニュースが流れている。
なかのひと

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