日曜日, 12月 19, 2010

European Ministers Meet to Discuss Military Defense

iPhoneを手にしてから約半年が過ぎた。その間、iPhoneの可能性というかポテンシャルの高さは重々認識はしてたものの、いまいち操作をふくめ不慣れと、iPhoneと遊ぶ時間の絶対的不足から、なかなかその世界に踏み込めなかった。

いずれ、英語なしには、これからの日本人は、グローバルには生きていけなくなるだろうと学生時代から何となく思っていた。それで、折りに触れて英語関係には関心をもったが、主に、読み書きが中心であった。マックを選択したのも、画面に英語でメッセージが出るだけでも価値があると思ったりもしていた。その流れから、iPhoneにたどり着く結果になったのも、いわば必然だったのかもしれない。

ところが、英語の聞取りという面からみて、自身の英語能力中、この力がいうまでもなく最低ランクということは以前からよくわかっていた。昔、首都圏の大学に通っていた頃、電車内でも、よく英語のテキストを開いたりしていたが、車内に外人さん(いわゆる、欧米圏の白人ないしは黒人)の仲間同士で喋る言葉がほとんど聞き取れず、かなりショックだった。

家では、中三にでもなれば、外人と会話ができないほうがおかしい、などと言われて育った関係もあるのだろうが、両親がよくだれそれの英文が、ど〜の、こ〜のなどと夕食時などの雑談に紛れ込んできたりすると、自身もいずれ英語と、もう一カ国語ぐらいは堪能と言われるようになるのが普通と漠然と思っていた。しかし、理想と現実のギャップは激しいものであったことはいうまでもない。




前回紹介させていただいたiPhone英語勉強術という雑誌で、VOA放送がiPhoneで聞くことができる、とわかりすっかり忘れていたギャップの大きさを再々確認させられ、がく然とした。英語脳も筋肉の一部のように使わないとどんどん退化する現実をまざまざと見せつけられた。

このiDailyというソフト、雑誌では350円となっていたが、現在は115円である。驚いたのは値段の安さだけではなく、その機能の多彩なことで、iPhone操作がようやくある程度慣れてきた以上、とことん使い込みたくなるソフトだと直感させる何かがあった。

東大工学部のある教授が大学の理科系の教科書だけでも、英文になるといいのだが、と嘆いておられたが、公用語の一つに英語を制度化しなくても、それだけでかなりの日本人学生にとって余計な自前の努力の負担が軽減されるのではないか、と思ったりもする。だいたい、大学受験時の英語能力が大半の人にとってのピークで、大学を卒業するころにはむしろ低下するとさえ言われていたりもする。これでは、海外留学指向が近年減少しつつあると、ノーベル賞受賞の先生方が心配されるのも無理はない。もっとも、海外留学は、国内向けの均等化社会とは異質の競争社会であるから、英語能力云々以前の体質的特徴でもあるのかもしれない。

さて、そのiDailyで、文字通り毎日聞いて一週間があっという間に過ぎた。これはそうとう本腰をいれてかからないと負けてしまいそうなソフトだと思う。毎日数本づつニュースが配信されてきてどうなるのか心配になったが、選択してダウンロードしない限り問題はない。

たとえば休刊日以外は毎日だダウンロード可能な産経新聞みたいなものようで、iTunes画面で容量チェックしても内部空き容量は減っていない。

最初、スタンダードとスペシャルのフォルダがあって、私はスタンダードを選択したのだが、これは通常速度の毎分150語/分の通常のものであった。それで、何がゆっくりなものか!?と思ったが、後で毎分100語/分のスペシャルフォルダの英語を聞いたら、本当にゆっくりに聞こえる。こちらは、趣味的なあるいは文化的な話題が多いのも初心者向きと言える。

マリアカラスの略歴を述べたものをダウンロードして聞いてみたが、歌声もけっこう挿入されており、なかなか勉強にもなる。

しかし、本命はやはり通常のスタンダード版のほうで、これが攻略できないならば意味がない。それで、このうち最初に偶然選んでしまったものは毎日聞いている。雑誌では毎日の勉強時間は5分の予定となっていた。

しかし何度聞いても埒があかないことは、三日目ぐらいから直ぐにわかった。それで、中身の概略は英語で読んでもわかるのだが、瞬間的に鳥瞰図を眺めるように全体がわかっていないと
発音やイントネーションなどの微細な部分まで注意が及ぶようになるためには、本来の目的とは違うが、最初に全文暗記して、その上で聞くようにすれば、「英語がよくわかる」ようになるはずだと思い込んだ。

それで、まず英文原稿全体をノートに取って、不明単語なども色分けしたりしてなどと考えてみた。それで、文章全体をまず見るためにはなどと考えていて、iPhone画面下の右端にある意味不明のアイコンをクリックしたら、あっと驚くことになった。一番左下のハートマークはいまだによくわからないが、中央の三つは発音のストップ、前送り、後送りの三つである。

radikoアプリ同様、iDailyは、画面を休止状態にしても鳴り続けたりする。しかし、ずっと画面表示を続けてもバッテリー低下は以外と少なく、いつでも原文を参照できる。

最初は、その辺までと思っていたが、右下の不明アイコンをクリックしたら、再生速度は0.5Xから2.0Xまで可変で、これなら、趣味意外でスペシャル版の間延びした感のある英文選択する必要はなさそう。翻訳をクリックしたら、摘要だけであるが、ほぼ瞬時に現れる。それでノートを取ろうと原文をクリックしたら、インターネットの画面に飛んだ。
http://www.voanews.com/english/news/European-Ministers-Meet-to-Discuss-Military-Defense-111592629.html
そこには当然原文のほかに他の情報も出てくる。これは便利だ。これなら、iPhone内にたくさんダウンロードしても心配はないような気がする。

iPhoneで表示されている原文のある小節を軽くタップすると発声が始まるが、意味を調べたいときはその単語だけ少し長くタップすれば、画面下に日本語表示される。あいにく、その状態をキャプチャーした画面は表示できなかった。会社の同僚に見せたら、一瞬にして、これは〜、優秀なアプリですねとお世辞を言っていた。

と書いたところで、いやまてよ翻訳表示も可能ではないかと何度かトライしたら、ちゃんと表示している画像が撮れた。iPhone操作は、まだまだ不慣れである。そして、この場で席を離れると、一日中でも画面表示を続けるので、車内などに放置したりすると、バッテリー上がりとなる恐れもある。


メールアイコンを選択して、自分のマックに送ると、当然ながら原文アイコンで表示されたページのURLが届く。クリックすればすぐに大型のiPhone画面となる。そこでよく見たら、原文を発声してくれるプログレスバーもあることに気付いた。そしてクリックしたら、ちゃんと正規のアプリ同様に読みあ上げてくれた。これには再度びっくり、感心した。これで、最初にこちらで内容をチェック、ダウンロードすべきかどうかの判断が用意である。気に入ったものを何本か選んで毎日聞くようにすれば良いだけであり、抵抗感というか敷居がだいぶ低くなる。

それにしても。iPhoneはマックのベストパートナーであろう。もちろんPCも究極はマックを真似た分が多いので、同じことであるが。

less than a month ago の和文英訳が一ヶ月以上前に、となっているのは?である。
リスボン会議は11月19日から開催され、今回の記事は12月10日発表されたもの。
『19日からリスボンで開催されるNATO首脳会議は、米国の安全保障政策上の一つの大きな山といえるでしょう。先月14日にゲーツ国防長官とクリントン国務長官がNATO本部を訪れ、関係国とその下準備をしてきたところです。』
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2010-11-18


なかのひと

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