木曜日, 6月 10, 2010



一回、タンクに入れていたスズロイを取り出した後、マイクロフロンだけだと、定置燃費コースやその他の区間でも16.x代の燃費が再現していた。

たしか、高濃度スズロイ下でも、マイクロフロンを加えると、一気に燃費が16.04までアップし、その後低下した。

ただ、スズロイというか、モータロイ系があると、エンジンは安定感があり、強気に回しても、ダレが感じられないような安心感はある。

完全に生ガソリンだけとなると、スムーズに回るが、神経質な感じで今までとは違う振動特性
も出たりしたので、スズロイの量を加減してはどうか、と考え再びスズロイ投入を始めた。

前回取り出した塊群の中から、2粒のみを選びタンクにいれた。昨年春最初に入れた2粒は意図的に除外した。それは、溶かしたあと、急冷した群で、おそらくゆっくり冷ましたものより固くなり溶け辛いだろうから、と思ってしたことである。

しかし、少しは溶けやすいだろうと最低に近いと思われる二粒でも、入れた日からなにやら効果がでだし、びっくりした。これは、まだシリンダー壁などの地の金属部分に以前の残滓が付着していて、すぐ復活するのだろうと思った。

走行感覚は、安定し誠に快適なのだが、燃費を見ると明らかに低下し、どうやっても14.7~14.8と、判で押したような結果。以前、昨年暮れにも、少し増量した際、調子が良くなり14.7と向上(それまで11~12.x)したが、たぶんそれが限界だったのであろう。このときは、チェーンも限界で、スプロケットとのかみ合わせも悪く、そのせいで悪燃費でもあったようだが、今では、チェーンも、前後スプロケも交換直後で、そうしたマイナス要因はなくても
燃費は一向に改善しない。あれだけ、スズロイの量を落としたのにこれでは、・・・と思い、もう一度すずロイを取り出してもらうことに。たった二粒でも手間賃は同一である。

それから、どの位が適量か見るために、1/2濃度、1/4濃度となるうように、タンクへのガソリン供給を調節し、燃費の経過を見た。

すると、半分でだいぶよくなった感じがして、1/4濃度相当のとき、燃費をみたら、だいぶ良くなった、と感じても、14.85とほとんど改善していない。その後、1/16から1/20ぐらいまではほぼ同じで、あともう計算できないくらい薄くなったとき、先日ようやく15.4あたりまで回復してきた。それでも、まだ、薄くなればなったで、またエンジンの抵抗が増すような気がしたり、とても影響がしつこい。

この辺でも、時おり、排ガスがスズロイ臭く、そのしつこさには負けた。それで、これを限りにもうズズロイは一切諦めることに。ただ、昨年いれた、硬化したとも思われるスズロイ2個
は、もしかしたら、エンジンの安定感向上にはいいのかも、とも思っている。今となっては、燃費向上は、テフロン系にまかせ、エンジンの耐久性関連だけに、使えるのなら使いたい、という気持ちはあるにはあるが、・・・。

それで、先日秩父に行く際に、昔使っていたマイクロンをもう一度入れた。これで処理していたとき、エンジン燃費が最高だったし(走行距離も5~6万キロ時)、否定的な見解も少なくないが、今後はマイクロフロンで、代用できるので、逡巡はしなかった。マイクロロンは、金属表面に多孔質内部に入り込み、その後、オイル交換しても効果を発揮する設計。一方、マイクロフロンは、オイルに混ぜて使用するだけで、金属内部への侵入については触れてないし、
むしろ、エンジンの吹き抜け防止効果を表明している。私の見解では、相補的なものと映るので、使用を始めた。後は、当分再使用はないことになる。

スズロイがかなり薄くなっても、時折臭く、悪さをしている感じが、特に強い。あともう千キロも走れば、徐々に影響は薄れるだろう。現在、走行千キロ超えた(メーターもそう)ばかり。近々オイル交換もする予定。

以前、かなり濃いスズロイを使用してたので、オイル中にも溶け込んでいる可能性がかなり大であり、ピュアガスとなっても、オイル中にたっぷり含まれていれば、当然テフロン系の効き目は落ちることになる。マイクロロンを入れたのは、もうスズロイ系は使用しない、という決意そのものだからだ。
なかのひと

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