木曜日, 2月 25, 2010

このブログで、モータロイによる燃費改善あるいは燃費向上例を取り上げたのは、すでに一年以上前である。
http://yhsvtex.blogspot.com/2008/09/zx-9r-120020-http-www.html

『データをコピーしエクセルに貼り付け、整形してデータ解析をしてみると、明らかに右肩あがりに燃費がよくなっている結果が見てとれる。xの回帰係数0.028は、平均走行250キロほどで、モータロイをいれていると燃費がよくなっていく、ということを示す。投入前の燃費は17.75程だったと考えられる。2500キロで0.28、一万キロでリッターあたり1キロほど燃費が伸びていく、とわかる。

私の場合、ツーリング平均燃費を15キロと仮定し、同じ効果が出ると仮定すると、一万キロ走ると平均燃費は16キロ、2万キロで17キロぐらいのリッター燃費ということに。

平均燃費の標準偏差は2.5キロほど。すると、一年もすればリッター18を超えることもありうる計算になる。この方の、ツーリングの乗り方で、目標はリッター20キロをコンスタントに、としているが、平均燃費では十分に上回っている。』

などと書いていた。
http://yhsvtex.blogspot.com/2008/09/r-0.html

まあ、自分の結果もいずれこうした結果に近いと、予想していた。しかし、ハンダロイは鉛含量が容積の1/3もあったため、7000キロ走行後でも、燃費はツーリングでも13.1とほとんどかわらなかった。

その後、スズのインゴットをネットで購入、スズ片のみを増量したが、一時効果はあったが、鉛の抵抗に負けてしまい、永続的効果は得られなかった。半年後、タンク内のスズロイ、ハンダロイをすべて取り出し、しばらく金属フリーで走行し、鉛成分の除去を決行。

それから、少量のスズロイだけを入れるようにしていた。しかし、夏になってもさして効果なし。それで、2個しかなかったのをトータルで4個分ぐらいになるよう増量したりしたが、これも効果なし。この量は、純正モータロイの排気量別推奨の量から推定し、ほぼ同量と思われる量にしたものである。

それで、昨年暮れに思い切って倍量の4個のスズ片を増量。一挙に倍にした。これで、ようやく効果がでてきた実感があったが、この間、原因不明の燃費低下があり、暮れの直前、往復150キロほどのツーリングでも、燃費は11.5キロと低迷、9万キロを超えた走行でもあり、病むをえないものかとも思ったりした。

赤色のミラクルパワーは、全然効果なしということで、ミラクルパワーとはお別れもした。
にんじん君だけで、行こうと少し方針も変更せざるを得なかった。その後、特に目立った変化はない。それで、倍に増量して、走行感がスムーズになってきて、それでも燃費改善効果が
さしてない、ということは素人判断のスズロイの失敗か、あるいはまだ量的に十分でないか、どっちかでしかないと、考えた。ダメ元で、結果的に多すぎれば、また取り出して減らせばいいからと軽く考え、さらに前回とほぼ同量の4個片を追加。さすがにいきなり効果が出た感じで、かなりスムーズに走行を始めた。吹かすと、すぐ車群の先頭を抜いて、がんがん飛ばすことができたが、燃費は11キロ前後。

そのうち、通勤しか使わなかったせいか、エンジンがだんだん渋くなり、少なかったときにあらわれたようなギクシャク間も出てきたり。あきらかにこの時点では 入れ過ぎと思った。
しかし、入れすぎて、当初匂いもきつかったりしたが、それが少しづつ減少はするような気が
していた。スズロイをお譲りしたsunyouさんからのお誘いで、GTOさんとhiroさんも加わり、秩父の安田屋さんへわらじかつを食べに行った時は、はじめてのまともなツーリング。この頃には、まだ臭いが、だいぶ落ち着きを取りもどしたあたり。一月最後の日曜日であった。

この時は、燃費はツーリングとしては最低の10キロ代。しかし、一気に長距離を走ったので、しぶかったエンジンはだいぶ滑らかに変わってきた。GTOさんなんかは、15キロ代なんていう燃費はまだ無いな〜と呟いていた。

暖機運転をよくするとギクシャク感は減るので、暖機運転を励行していたせいもあり、通勤燃費は10キロ台まで、落ちようが無いくらいまで落ち込んでいた。それで、やはりトルク不足なんだろうと、もう一度ミラクルパワーを試す気になった。それで、改めてルート6さんのページを覗くと、1976年型空冷のZIで、燃費が10.5だったものに、ミラクルパワーを着けたら11.8まで向上という宣伝が出ていた。しかもよく見るとシリダヘッドは黒い塗装が剥げてボロボロ
になっており、時代をかんじささせるマシンへの取り付け例であったが、どういう訳か、赤ではなく黄色いミラクルパワーであり、すべてにブルーのアース線が付いているタイプであった。

燃費は10.5というのもほぼ当てはまるし、いままでアース線付きのものを意識したことはなかったが、今でも販売はしているし、ルート6さんでは、最初にバイク用として販売ルートに載せた製品であるという。
どうせ試すなら、ダメと分かっていた旧タイプより、自分にはこのニュータイプのほうがテストに値するだろうと、再々度購入を決めた。
なかのひと

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