水曜日, 1月 13, 2010


『知人のCBR1100RRブラックバードは164馬力ということで、公道ではフルパワーは到底出せないとのこと。まぁ日本では無理ですよね(^^;
燃費を聞いたら15ぐらいとのことでしたので、意外に優秀ですよね。やはりHONDAはすごいですね~。』とsho様(http://www.geocities.jp/shonaka2001/index.html)からコメントを頂いたのをすっかり忘れ、またアップしてしまった。一昨年の夏のことである。
http://yhsvtex.blogspot.com/2007/08/blog-post_13.html
昨年夏にツーリングでエノさんも参加されてしんがりを務めていただいたが、ブラックバードとは気づかなかった。その後の、磐梯方面へ言った際に、佐野インターまで、かねごん様を見送りにこられたときも、燃料噴射式というぐらいしかわからなかった。

暮れから今年になって、sho様がこれが買るなら買ってみたいと漏らされ、外野陣たちも、欲しい時が買い時ですよ〜などと援軍コメントが続々。いずれ夏場のマスツーシーズンまでには、もう一台のブラックバードが加わるはずだろうと思うようになった次第である。

ところで、性能というか、中身はどうなっているのか、主要諸元だけでも知りたいと思って探したが、なかなか見つからない。あげくの果てに、ようやく見つけた。
http://www.honda-gede.de/mot_neu_ho_cbr_1000_xx.html

まあ、ここは1100ではなく、1000時代のスペックのようだが、参考になる。ドイツ語表記というのがネックですね〜、あわててクラウン独和辞典を、VMWare上のウィン環境にインストールしました。あちらでは、スーパーブラックバードと呼称されているらしい。
Überfliegerとう言葉は、やはり横断飛行物体を意味するようだから、アウトバーンの整備されたドイツでは、インターステーツ的な意味をなすのかもしれない。
allerhöchstem Niveau 至高の; 最高[位]の水準とあるから当時の世界では、間違いなく最高ランクの実力を誇った、ということか。空力特性に優れた、というのもフォルムをみればわかる。
しかし、Der 1.100-cm3-Reihenviererとあるように1100cc並列4気筒となっていて、1000の内容ではないようである。Kraftstoff(燃料)einspritzung (噴射)の文字も見える。

とにかく、同じ画面上で、ウィンへいったりマックへ行ったり、けっこう忙しい。ただ、コピペだけで、単語はいちいち入力しなくて済むし、複数ブラウザを立ち上げて、あちこち覗いて切ったり貼ったりという作業とまったく同じである。
Katalysator(触媒)Ausgleich(均衡, 平衡)バランサーのことか?
Trieb [tri:p]駆動(伝動)[装置]sei・denweich絹のように柔らかな
Ausgleich 〈男〉 ~[e]s/~e 複数まれ
均衡, 平衡; 埋め合わせ, 補償;
三省堂 『クラウン独和辞典』などとあるように、バランサーももち Privatjets民間ジェットマシン!?のような文字群が見える。

ボア×ストローク;79×58(77×53.6初代ビッグワン)だというから、4気筒エンジンでピストン径を2ミリ増やしても、大して排気量アップにはつながらないことがわかる。ストロークは4.4ミリも増やしている。

私が一番知りたかったのがここで、初代ビッグワンの異常なショートストロークぶりが見て取れる。逆にいえば、ピストンスピードが最低なことで、耐摩耗性は良好。それに耐摩擦抵抗剤処理で、エンジンに取っては、かなりよい結果をもたらすことが、数字から読み取れる。
問題は、果たして計算通りに行くかどうかである。

ところで、こちらのなんちゃってブラックバード、最悪11.5キロのツーリング燃費を記録したが、いごオイル交換でなとかおさまり、最近はリッター14キロはなんとかでるようになった。思えば、ミラクルパワーを取り去って、パワーが落ちたことも原因らしい。しかし、その後、オイル交換し、だんだんスズロイ効果が発揮されだしてきた。どうもミラクルパワーを外したことが、スズロイ効果が出だした時期と一致しているようである。これで、一時的にミラクルパワーをつければ、15キロほど行く計算であるが、‥。しかし、スムーズ感はやはりミラクルパワーが無い方がはるかに上で、慣らし運転するごとに、低速から中速へのつながりが良くなっている。スズロイ効果で、摩擦は減少しているので、パワーはおちても不思議と回転のあがりはいいのである。それで、振動の出も少ない。この辺がノーマルの点火特性の持ち味だと感じている。

130馬力のカムプロフィールを変更して、一般道路用にデチューンしたエンジンは、それでも2000回転以下はまるでパワーがないと言われた特性を持つ。常用の2000回転周辺でパワー感を求めてもしかたがないだろう。摩擦抵抗を減少させると、それでもそこそこ気持ちよく回ってくれるので、このまま続けて行く方針。

ハンダロイ使用時も、この回転域でエンジンがゴツゴツしだして、あわててミラクルパワーを外した経緯があった。今は、日増しに効いてきて過去のことが嘘のようである。振動も修まっているが、これは最近の寒気で、エンジンが完全に暖まらないせいらしい。もっと暖かくなれば、また振動がでるかもしれないが、この厳寒時こそ慣らし運転の最適期かもしれない。
なかのひと

0 件のコメント: