日曜日, 1月 03, 2010

昨夜一泊した娘夫婦が帰る事になり、一度新居を見に来てください(忙しくて、私だけが一回も訪れていなかった!!)との誘いも受けていたし、家内も含め、初詣も(二人は明け方済ましていたが)別途に氷川神社にも行く、というので車で送ることに。

その際、ちょうど元旦に届いたミニナビのテストをしてみた。シガーライターソケットに差し込むと、婿さんが操作してくれた。最初、私も知っている氷川神社を地点入力してもらった。彼はあれ〜、ありませんねなどと言っていたが、しばらくしてあ、でてきました、これですね〜、とタッチパネルを数回触って、表示させたらしい。

そのうち、いっこうに音声案内をしないので、音が出ないね、といったら彼はしばらくして、あ、スタートさせていませんでした、とすぐに気付いてくれた。それでも家内の道案内とはちがうし、少々不安。娘は、ナビがあるんだから、ナビに従えば・・と初めて口を開いたので、家内もそれ以上は主張をしなかった。渋滞情報などはでないようであるが、(マニュアルはまだ10%も見ていない!)この道をいけば、普段知らない裏手のほうも勉強になりと思い、そのまま進んだ。

Amazonの商品についていたレビューを見ると、
『基本は一緒、電話番号検索とか建物情報とかは無いものの
道案内に関しては正確です(進行方向表示もできます)。・・』などと最初に出ていた。

しかし、主要な建物名はちゃんと出るし、コンビ二なども種類がわかるアイコン表示は出るので、会社で使っているものと大きさが違うだけで、不足感は感じなかった。

ついてみると、裏口ではなく正面で、空いていた。三人をおろし、一時間程度待つ事にし、いつもアクセスする裏手へ回ってみると、駐車場への順番待ちの車がずっと続いており、そっちから来ると、皆途中で降ろすことになったことに気付いたが、渋滞検知の結果ではなさそう。


それから、雑誌でも買いに、と周りを一回りしようと、空いた方向へとハンドルを切る。するとコンビニ(セブンイレブン)が進行方向に表示された。そこへ行ってみよう、と助手席においておいたが、その位置でも、表示は順調に動いているのがわかった。電波受信は、かなり自由度が効くようだ。エンジンを切ると、自動的に電源もきれます、などと書いてあったが、エンジンを切っても表示されていた。
測量関係でも、最近はGPSシステムを利用した測量が通常のようにここなわれている。その場合、精度の良い情報を得る為には、上空に最低4個の衛星が来てる必要がある、とされていて、
モニターで衛星を表示させると、たいてい7〜8個は確認できる。中には、地上から15度くらいの都市部でいえば、ビルの陰に入ってしまうような位置の衛星も、2〜3個あったりするので、セダンの助手席に転がしておいても、十分なのであろう。最大表示誤差は、15メートル程度とされていて、そいう精度ならば、衛星は一個でも問題ないだろう、と思った。
公共測量に使う場合は、アンテナ高さをミリ単位で入力するが、それも、5センチ高さを測り間違えた場合でも、専用ソフトで解析すると、ジオイド高からみて、その地点の高さの誤差からしておかしい、などと出てしまう。
都市部などで、視通がきかない場合が多く、昔の測量はやりにくくなっており、その点、GPS測位システムを使えば、上空の視界が遮られなければ、お互いに見えなくても、位置情報が決定できる。そのような受信の場合、携帯を近くに持って行ったりすると、それだけで、電波が乱れ、解析できなくなってしまう。かなり離れたところで、携帯での連絡を行わないと、せっかくの記録が、使えなくなってしまうなどの弱点もある。

雑誌を読みながら、待つ間中、地図は表示されつづけていた。時刻も当然表示されている。
もう、アナログ時計を付ける事は、あまり必要ではなくなるかも、と思った。予備的なものになるだろうと。そして、バイクに取り付ける場合、車用にできているので、ハンドルパイプに、今付けているようなETCアダプタを二個取り付ければ、吸着盤など使わなくても、確実にボルトを通してしっかりコンパクトに固定できることに気付いた。すると、アナログ時計はますます邪魔になるだろう。このミニナビのモニタは、上下、左右ともに工具なしで指だけで操作できるネジが付いていて、大変自由度が高いのであるが、反面雨に弱そうでもある。

会社で使っているナビでメーカーというか仕様の違いでいくつかあるが、Pioneer社のものは、
走行軌跡が表示され、白い点々が残る。それで、よく通る道は、真っ白に染まってしまったりするが、このミニナビも待機中みたら、走行軌跡が残っていた。白い丸が転々とボールの軌跡のように続いている。これは次回も残るのか、当日限りなのかは、不明。それで、さっそく会社でも、いろいろなナビと比較して見ようと思った。と、いっても通常は基本的に二種類、あとは個人の車で3種ある。

さて、一時間ぐらいの予定が、混雑の順番待ちで二時間を少しオーバーしたが、ようやく三人が帰ってきた。それで、新居の住所を入力してもらい、スタート。無事に新居についたが、途中の感覚は、通常にナビとなんら変わらず、問題はなかった。

帰りは、自宅の住所を入力したが、会社のとはちがい、住所の地番入力は、テンキー入力で新鮮であった。これなら、順番に事前登録してある地番まで、シーケンシャルに延々と表示させ、一番近い物を選択、という手間がない。しかし、ハイフン以下の小地番は、入力する余地がなかった。都会では、別のようであるが、大字〜ー〜では、大字〜で終わり。簡潔で良い、としか言えない。帰りは途中まで初めての道路なので、ずっと左手に持ってみていたが、通常のナビとまったく同様であった。

また、夜間表示への切り替わりは、17時を境に行われたようで、その辺の仕様は今後も比較を続けたい。

製品のレビュー記事では、地図の拡大、縮小アイコンが小さく小指の先で、などとあったが、一度だけ試してみたが、特に不都合は感じなかった。ただ、グローブをはめているバイクでは、ゴルフのスコア記録のようなミニペンを紐でつっておき、それでつついて操作した方が手間がはぶけると思った。測量機器でも、そうしたプラスチックペンは、2本づつ付いている。

今、どの辺にいて渋滞しているのかを見るために縮小表示させたが、一段階ですぐわかり、迂回路。もちろん未知だが、あとはナビまかせで空いた道を通って帰ってきた。国道は、藤色にちかい紫表示、市道の号線名などはもちろんでないが、通称名んどは表示され、県道以上は皆表示される。

会社のナビは少し型落ちなのかもしれないが、右左折する交差点まで、あと何メートルとかいう表示、伸び縮みするバー表示だ。しかし、こちらは最初は10メートル単位でデジタル表示だが、250メートルを切ると、メートル単位表示に切り替わり、文字も一段大きくなり見やすい。これも新鮮な発見だった。これなら、仕事で使うには、いちおう見劣りはしても、必要な機能は揃っていそうだと感じた。本来の定価は、3万円を少し切る価格帯だそうである。
なかのひと

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