火曜日, 11月 17, 2009

先日紹介した、キャブへ続くガソリンパイプに強力な磁界を作用させると、燃費があがるとのネットの紹介を見て、さっそくその通りに近いまね事をしてみたが、燃費については特に差はなかった。走行感の変化はあったような気がする。それはプラシーボ感からの無意味な感じかもしれない、ともいえようが、そうとばかりは言い切れないような気がする。

今年の8月から明らかに付けると燃費が悪くなるミラクルパワーを我慢して付け出してきたが、結局最近また取り外してしまった。最初から最後まで燃費は悪い、と言わざるをえない。パワー感はあるのだが、その分燃費は結局良くなかった。慣らしていけば良くなるかと思っていたが、逆であった。しかも最近この2ヶ月ほどで、排気管の出口にカーボンがけっこう付着してしまったことも気になる。振動は、鉛成分のせいであることは知っていて、それが除去されるに従い、振動は減っていったが、ミラクルパワーを外すとさらに振動が低下する。ミラクルパワーを外してからは、排気管の外側までカーボンできつね色になることはあまり起きていないようである。

さて、その磁界による効果でかなり感じが違うので、もしかしたら、ミラクルパワーでは少し効果が出やしないか、とトライしたが、ぐーんと燃費は落ち、散々であったので、今度こそこの中途半端な悩ましいミラクルパワーとは別れられそうだ。分解して中味を見てみたい気もするし、中の部品をじかにプラグコードに巻き付けたら、・・・などとの妄想も浮かんだりもするが、手が出なかった。最初の出会いからエンジンが発熱して重くなったりと、とうとう引導を渡さざるをえないようである。燃費向上をうたうグッズは星の数ほど多いが、実効があるものは、あまりというかほとんど無いようである。

今体験記を確認したら、大きな向上はなく、また体験者の半数はさして効果なし、との結果であった。ただ、燃費改善は得られなかったが、低速トルクアップははっきり感じられた、という方もおりました。だいたい、予想したとおりの結果ではないでしょうか。

すると、最初に紹介された方は、やはりモータロイとの併用効果が出ているのでは、と改めて思った。プラスチックタンクのプジョー306にモータロイを4個入れてしまってから、これでは殆ど効果はない、と気づき、写真にあるように、鉄板上でモータロイを粉にして入れたと出ており、かなりの量のモータロイを使わないと、あれだけの粉はできまいと改めて思った。しかもモータロイの効果は出るまでに時間がかかり、効果はよく分からなかった、とされているが、人力でいくら柔らかいスズ合金といえでも、あの写真のような量まで作るのは大変なことだと、自分もやってみてつくづく実感した。

私は鉄板ではなく、ヤスリで行ったが、柔らかいスズがメに詰まってしまい、軽くラーメンにかける胡椒ほどの粉を得るのも大変であった。最初、ほんの微量をタンクにパラパラとお年、満タンでもタンクのコックをリザーブにし、そこら辺を一回り走ったが、いきなりいままで消えていたスズロイ効果を感じることができた。発進・加速に際して、軽いアクセル操作だけで
エンジンが吹ける。ゆっくり加速するつもりでスタートしても、アクセルを開けないのに、かってにアクセルが開いてしまった!と慌てた時があったくらいである。低速トルクがより強力になったような粘り強さを感じた。

しかし、毎日少しづつ削っても、極めて微々たる量しか作れない。旧いタンクにあった、スズロイはもう手許にはなく、残った破片を拾い集めて溶かしなおして整形したものを使っているが、手慣れたせいか、すぐ水で冷やしていたのを改めて、自然放熱に変えたものを数個作ってみて、その一部をニッパで切り取って整形し、入れてみた。表面が鏡のように艶やかで、きれいな色である。これで、削る苦労から解放されることも、ついつい望んでしまう。

それで、夜家に帰るとき、事情があって、幸手市内の外れまで、現場を再度見にいく必要があり、バイクで夜間プチツーをかねて走行した。到着目前にY字路で右へ行くべきを間違い、道なりに左へ行ってしまい、見慣れぬ風景からすぐ引き返そうとして、小さなT字路でUターン。その際、どういうわけか右ターンしたのだが、曲がり切れずに、250じゃあるまいし、アクセルターンをするようにバイクを右に倒しすぎて、ゴロンと横倒ししてしまった。

エンジンは後輪が空回りしたまま回っている。キルスイッチでエンジンを停止し、仕方なく一人で起こす作業にとりかかる。8月の後半にもバイクを右倒しして、タンクを傷つけたが、あの時も起こすのは大変だった。夜だし、車の往来は一台もなく、慌てる必要はない。

また、左の再度スタンドを出して置いてから、気合いをいれて起こしだす。此のときは足場は広いので、無意識に重心をバイクの重心近くに置いていたらしく、比較的簡単に起こせたような気がする。一気にとはとてもいかなく、少し起こすと、膝をバイクの下にいれて、支えとし、少し休みながら、頭をバイクの反対側に突き出し、じっくりと数度にわけて少しづつ起こすと、うまく行った。サイドカバーが膝にあたりバリバリと音をだす。45度から上の角度まで起こすのが膝の支えがなくなり一気に起こさなくてはいけないので、けっこう疲れた。

エンジンはすぐに掛かった。右フロントブレーキレバーで支えたせいか、ブレーキに違和感がある程度で問題なく現場までもどり、作業してもどれた。

タンクは無傷だったが、翌朝見ると右サイドカバーがバリバリに割れたり、亀裂が入ったりしている。これでは、交換しかなく、ネットで探したが、中古はみなオークション終了しているし、サードパーティ製は皆カーボン製で、2枚セットで2万円以上。それで、結局純正を1枚、注文してしまった。やはり一万前後か!?。フロントフェンダーがたしか純正で一万4000円以上したような記憶がある。手間賃はかからないものの、無駄な出費のような気がする。

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

Natureさん、こんばんは~♪

Uターンで右に倒しましたか…。大型バイクは常に狭い道での低速走行やUターンの時が要注意ですねぇ…。

タンクが無事で幸いでしたが、サイドカバーがやられましたか。バイクが古くなってくると、オークションでもなかなか出ないもんですからねぇ。

どの程度の損傷具合か分かりませんが、もし私なら、とりあえず手作業補正で我慢しておいて、オークションで中古品が出品されるのを辛抱強く待つような気がします。

私のビキニカウルなど、立ちゴケして損傷した部分は、手作業でパテ埋めしてペンタイプの塗料を塗ってるだけです。よく見るとガサガサなので、いつか本格的に補修しようかとも思ってましたが、遠目にはそれほど目立たないし結局このままいきそうです(^^;

nature さんのコメント...

sho様、こんばんわ〜、毎度コメントありがとうございます。

オークションで探しましたが、皆終了。最近の接着剤の優秀なことはわかっていますが、修理する気にはなれませんでした。

オリジナルにこだわるクセが抜けませんね。
それにしても、8月から右側だけが受難続きでした。来年はいい年にしたいです。新規のもうけ仕事があと三年ぐらいは出続ける事が決まって、ボーナスへの期待が膨らんだことも大きいでしょうね。

来年までには、ミニカウルゲットしたいのですが、一歩後退してしまいました。