日曜日, 11月 29, 2009

3番目のプラグ加工例として、L型フック全体を半分以下に細くしてしまい、先端を中央の+極にあわせる、というもの。1番、燃えの悪い2番プラグに施したところ、全体としてトルク感がアップした。これこそ本物と思い、すべてのプラグに処理したが、効果は期待したほどではなく、2番目の例が平均的に良い結果をもたらした、と言えそう。ただ、たまたま2番目のプラグの場合は、すべて黒かったのが、この処理で少しきつね色に焼けた部分があって、その分、この気筒では以前より良く燃えた。!?と言えそう。

その代わり、1番、4番の比較的良い焼けが元に戻った感じである。それで、プラグの熱価は最初から9番で、ずっとそれで来てしまって、8番とか7番の熱を蓄積しやすいタイプにはおめにかかったことがない。このプラグが黒いうちは、何をやっても効果は半減だろうとようやく意識しだした。プラグ加工は、3番目の例での結果から、まだまだ加工によっては、オリジナルより良い結果を生む可能性を感じ、+電極近くに、誘電しやすい小突起を付けたり、形態を調節してやれば必ず効果があるだろうと、分かったような気になった。その結果、多くの事例にあるように、L型の先端の角を取るのは、却って逆効果ではないか?とさえ感じた。それで、手を入れるとしたら、先端に切り込みを入れる手だてが効果がありそうと踏んだ。あるいは、ニッパなどで切れ目をいれて、鋭角の金属片が飛び出すような形を考えた。そして、この前検索しておいたプラグ加工の例を何気なく見たら、ありました。
http://www.splitfire-japan.com/product/sparkplug/index.html
これは、L型フックの先端中央を切り込み加工して、V字型に切り込み加工をしたプラグで、ノーマルプラグタイプで、一本1470円という。すぐにでも注文したかったが、申し込み方法が載っておらず、電話やFAXで問い合わせる事が勧められている。それで、新規にL型フックの先端を加工しようと、新規のノーマルプラグを2本持って帰っていたので、試しに真似してみた。

電極同志が1ミリ以下の近距離なので、1度フックを引き起こし、加工してから元に戻す方法を取った。加工時間は、これまでのプラグ加工の中では1番短いが、フックの曲げ伸ばしに神経を使った。意外に固い。取りあえず、2番、3番に使って見たが、最初は特に分からなかった。この日、月曜の朝1番に到着してなければならない納品物件ができ上がったので、さいたま市まで、バイク便。特に渋滞でもなかったが、普段より水温計はあがり、調子が出てきた。
回転の上がりが上々の感じ。もっとも、はっきりしないが、強力磁石は取り付けているので、熱風による影響で、ガソリンも質の変化が考えられる。踏切りの急傾斜などでの発進も大変容易く感じられた。磁石を着けてから、初めてのさいたま市への納品である。普段は帰る方向が同じの新規社員にお願いしているため、このところずっとご無沙汰だった。

以前ごんた屋さんから、R加工プラグと言うのを一本1200円で加工してもらったが、特に効果は感じられなかったことと比べると、タダで何がしかの効果が感じられるのは、うれしいものである。しかし、まだ色は見ていないが、何れにしろ、9番プラグではプラグが被ってしまい、
ただしい効果の程を推測する域にはないとも思える。

このスプリットファイアーの熱価対応表でみてもCB1300でも8番が標準とあるようだから、
9番はちょっと冷え性気味だろう。今回の一連のプラグ加工でも、効果が出るときは、決まって、極く部分的にしろ明らかに良く焼けている部分が見られた、ということに尽きる。

手作りの加工ゆえ、再現性に乏しいが、薄いL型フックに、V字の切れ込みを組み合わせたら、ノーマルよりは効果が出やすかろう、というのが現在での予想である。先端まで細くしても、特に劣るとも思われないが、2番気筒でしか良結果は得られなかったようだし、それも切り込みの傷による小突起部分を中心に通電したような焼けが集中していたので、たまたま効果が高いような気がしたのではないか?。

それで、7番、8番の熱価のプラグを各2本注文した。そこら辺には置いていないようなので、バイク屋さんを通して取り寄せてもらえるということが、遅まきながら本日気づいた。

http://www.abracadabra-toda.com/brisk.html
他のプラグ例として、L型フックの相当するものがマルチなプラグ例をここでは扱っているようで、お値段は一本4000円近くする。昔、二輪用で使ってみたが、結局いつの間にかノーマルに戻った。2サイクル車だったせいもあるかもしれない。
http://sidenkai21.cocot.jp/m427.html
ここでは、すでに第二次大戦で、零戦も初期からこうしたプラグを使用していた、というから改めてビックリした。3極式の18ミリ径プラグだとのこと。
なかのひと

金曜日, 11月 27, 2009


Amazonからの通知の中で選んだ。忙しくてあまり読んでいないが、長年のNHKに対する不信感を増幅、今後の対応を見きわめて行くには恰好の一冊と思い購入した。私のブログに紛れ込むNHK関連の方は比較的少ないが、そのような少数の方にも見ていただきたい書籍と信ずる。

ある年の夏、ふとした事から戦時中の南方の島での旧日本軍の行状を描いた作品を見たことがあったが、その直後、日本軍を必要以上に罵倒する、よく眼にしていたNHKのアナウンサーあがりの日本人の顔を見ていて、これでも日本人か!?と強く思い、情けなくなった。朝日新聞(ちょうじつ新聞と読むらしい)と違い、公共放送の看板を掲げながら、朝日以上の反日組織がNHKという事実を知るに及んでがく然とした。特に、女性アナウンサーの顔にみなある種特有の冷たさを感ずる。組織の体質がにじみ出てくるのだろう。

私もNHKの反日本姿勢については、見落としがちであった。サブリミナル効果を多用して、そうでないかのような顔をして反日姿勢に邁進する姿勢は、とても公共放送と呼べる組織ではなかろう。

最近、植草氏のブログをほぼ毎日目を通しているが、この先生もどういうわけかNHKに対して甘い。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

たとえば、『「CIAと関係の深い「読売」、市場原理主義勢力と結託する「朝日」、政権交代が実現したことをもって「下野」と公言してはばからない「フジサンケイ」、小泉新報と化していた「日経」、公明党との関係が深い「毎日-TBS」など、民間マスメディアは足並みをそろえて鳩山政権攻撃を展開し続けている。』と書きながら、『NHKも小泉政権時代に政治からの強い支配力を行使された。とりわけNHK政治部には、・・・』などと書いていながら、左翼性への危惧には触れておられない。保守性の希薄なことが、植草氏の最近の苦難を呼び起こした遠因でもあるまいか?とさえ思ってしまう。

『今日知ったニュースは何物にも代え難く許せないものであった。前々から問題視されていたNHKの偏向報道である。
儲け重視の民放ならいざ知らず(それでも許しがたいものであるが)、日本国民からお金を徴収して番組制作をしている国営放送局が、特定アジア国家の政治的策謀に迎合したイデオロギーを垂れ流すという許しがたい行為を行ったとして、今までもチャンネル桜を中心に徹底的なデモが行われていた。その腐り果てた番組の作成方針が今回もまた露呈する形となったわけであるが、今回はなんと番組で反皇室的な印象操作を行ったというのだ。・・・

しかもこの反日報道にはまだ続きがある。そのニュースの後に、「天皇陛下が憲法で定められた象徴としての役割を十分に果たしているか」という真に不敬極まりないアンケート調査の結果を放送したというのだ。』
http://ameblo.jp/riddleliderad/entry-10388608654.html
このことは、他のブログでも取り上げていて教えられたのだが、今はどこだったか特定できない。そういう放送をわざわざこうした佳き日に行わない、というのが世界の常識であろう、というようなことを書かれていて同感であった。

ところで、この本には、いま一万人規模での訴訟問題で揺れるNHKが制作して、この4月に放送した問題の『JAPANデビュー』の冒頭で流された悪質とされるサブリミナル印象操作の全手口というのが、写真入りで解説されている。これを見ると、明らかに戦前の日本を暗黒視した姿勢を明確に意識せざるを得ない。そういう意味で、読売もここ近年似た体質へと時代へ逆行した社説を、共産主義を信奉していた社主の意向もあろうが、掲載した事実を思い起こす。

このサブリミナル映像では、昭和天皇とヒトラーとを別格扱いで動画を含めて登場させている、という。こそこそ隠れて、徹底的に反日なのだ。

編集長の西村幸祐氏がはじめに、で述べていることが、NHKの基本姿勢を要約されている。
『今回のNHKの『JAPANデビュー』問題とは、まさにNHKが瀕死の日本にとどめを刺すように、最後に両手に力を込めた殺意そのものだ。・・・・

その台湾ですら反日なら、戦前の日本=絶対悪という歴史認識が世界的な常識であるという洗脳が行い安くなる。それは、特定アジアの歴史認識と全く同じもので、今回の問題の重要なポイントだ。』としていて、注目に値する。

もちろんNHKは報道しえないだろうが、5月30日には、5月16日の1500人を超えるデモ体の倍と言われる3000人規模の人垣がNHKを取り囲み、一部は本社屋にまでなだれこんだ、という。

その中には、マンガ家の業田良家先生もおられた由。業田氏は雑誌SAPIOに毎号、業田良家の「ガラガラポン!日本政治」(4コマものの風刺マンガ4本、金正日、日本首相、アメリカ大統領、中国首相や首席などが登場、11/25号では、珍しく4本とも民主党関連だったが)を好評連載中であり、私も愛読者の一人。業田氏のマンガは25年以上前から、登場人物の一人が会社の上司の顔そっくり(でもないが、性格がそっくりで顔がにている)だということに気づき大変気に入った作家として認識している。

それはともかく、中国の対日政策楔緊の課題はメディア懐柔であり、その最大のターゲットは、朝日などではなくNHKだというから、根が深いと言わざるを得ない。狙われた日本の公共放送と言う記事では、NHKがすでに中国の手中に落ちつつある、などという記事も出ている。

要するに、過去を反省して出直す意味ではなく、隣国の属国化になるよう遠隔操作に邁進中というわけでの反日なのだから、受信料はそういう意味では、属国化への呼び水ということになる。

NPO法人 日本保守主義研究会からもメールマガジンが届いた。

ここでの話題と関連する。
書評 藤井厳喜『NHK捏造事件と無制限戦争の時代』(総和社)

ので、さわりを引用。

『藤井厳喜先生の最新刊。その余りに正確な内容に中共が驚愕し、出版元に圧力をかけ、
出版社の変更を余儀無くされたという曰く付きの本でもある。

本書の基本的な世界観は、人民解放軍の提出した「超限戦」という概念である。これは、
1992年に人民解放軍の大佐が執筆したもので出版社は解放軍文芸出版社。ここで「超限
戦」と定義づけられた戦争概念を著者は「無制限戦争」と呼ぶのである。従来の国家間
の戦争は基本的には軍事力によってなされていたものであった。もちろん、インテリジ
ェンスの要素もあったが、それは今日の比ではない。情報化社会に突入した現代では、
ありとあらゆる情報が戦争の一形態となって表れる。何気ないニュース番組や、討論番
組が、そのまま戦争の一形態となっているというのである。・・・・』

日本人には思いつかない華人の発想に思いをいたせ、裏返せば、日本人の善への発想と
重なる部分もあろうかと思われる。

『無心にても修業し、有心にても修業し、半心にても修業すべし・・・。(道元禅師)
なかのひと

木曜日, 11月 26, 2009

昨日から暖かくなり、大滝で耐えた寒さは嘘のようである。ガソリンパイプに付けた強力マグネットの効果は、これからは冬を迎えるので、まず効果は?だろうな、と自ら思ってしまっている。それで、もっぱら、プラグ加工の影響を見ることになり、ここ数日で変化が見られた。

プラグ加工の2次試行は、1次試行と違いプラグのL型フック部にスリットを入れるのとちがい、そのスリットの片側支柱を切り取ってしまい、L型フックの幅を半分以下にしてしまう方法である。ここまで減らすと、鈍感なエンジンでも燃え方が変わった感じはするもので、低速トルクがアップしたような感じになるが、燃費向上はそのままでは極めてわずか。

それで、やはり、補助的な燃費改良グッズの併用が考えられて、ミラクルパワーに再びテストの機会がおとずれた。燃焼自体の質が変わったようなので、ノーマルプラグでノーと出たからと言って、加工プラグでもノーということにはならないだろうと。それで、試すとリッター14キロ以上でることがわかった。

ただ、以前はすべてのプラグキャップに着けていたが、今回は各気筒で、プラグの焼け具合が異なることから、焼け具合の悪い気筒のップラグにだけ付けることにした。すべてのプラグに付けると、エンジンがガクガクとうなったりするので、そうならない為の苦肉の策である。

その場合、最初、左側の2本にだけて着けてみて、良い感じだったが、右側の外側にもう一本つけるかどうかが悩んでいた。着けてみると、あきらかにその分パワー感は増すのだが、少しギクシャク感がある。片側2箇の時も最初はギクシャク感があったので、いずれ消えるかとも思ったが、どっちの選択がモアベターかはわからない。

それで、走り比べてみた。或る程度走らないとわからない。スムーズさは片側2本のほうがまさり、パワー感は右外側に追加したものが優る。それで、悩んでいたが、2本にもどすとすぐ排ガスが臭くなることに気づいた。それで、3本にすると、消えることから、しばらく3本で様子を見ることにした。

最初2本のミラクルパワーでホットスタートで14.3の燃費がでたので、今度は3本でテスト。それで、暖かいので、早朝に久し振りに定置燃費コースへ赴いた。その結果は、2本の時と変わらず、ここでも14.33・・・だった。12.5などにはならないことを確認した。結構吹かすことも試みたが、低下はしていない。少し安心。

それで、すぐににんじん君をつけてみた。すると今までとはちがい、大変マイルドな感じに変わる。2次加工プラグにミラクルパワーだと、エンジンが少しガクガクするくらい、低速でメリハリがある。それはそれで、今までにない感じで、ダイナミックな感じがする。しかし、にんじん君は少し大人しくスムーズな吹けあがりを感じる。それで、夕方は、ホットスタートでいろいろ走りを変えて、甲乙つけがたく感じていたが、燃費は良くなく、13.3であった。

これなら、何もしなくても12.5キロだった燃費時でもホットススタートすれば得られたかも知れない範囲の値である。それで、にんじん君とは、今回の加工プラグとの相性は不良と判断して、またすぐに外した。
外すと、またダイナミックな感じが戻ってきて、キビキビした動きに感じる。しかし、ゴツゴツ感はあるので、しばらくは大人しく慣らしながら走ることになるだろう。すると、ミラクルパワーは確実にリッター1キロは燃費を伸ばす、というsho様の指摘と同一の結果となり、これまでの悪印象とは正反対の結果となった。
http://www.geocities.jp/shonaka2001/
ということは、2次加工プラグにより、燃焼状態が今までより良くなっている!?との認識に正当性を付与するような気がしている。これで、長距離ツーリングなどで、15キロ近く行けば、購入当初の燃費レベルに戻った!?ということになるのだが、忙しくてとても暇がないのが残念なところ。ミラクルパワーとにんじん君とでは燃費改善のコンセプトが違うので、共用したからといって、相乗効果を期待することは少なくとも、現状では無理なようである。

そして、それぞれ単独で使用しての第一印象を裏切らないような気がしている。1年前は、相乗効果があったような気がしていることも確かだが。それだけ、経年変化したということなのだろう。ただ、スズロイ感はどこかへ行ってしまっている。
なかのひと

火曜日, 11月 24, 2009



昨日の秩父鉄道沿線の鉄道ファンの賑わいは、けさの新聞を見てそうだ、なんか記念行事が予定されていたとか、ラジオで聴いたことを思い出させてくれた。夕方4時を過ぎてもまだ、三脚にカメラをセットししたまま、夕日の方向を見ているファンもいた。こういう人は、邪魔にならない、落ち着いた良い場所をしっかり陣取っていたいたりした。

昨日の燃費を追認するために今朝も満タンにしてみたら、12キロ弱。それで、スタンドを出ようとしたら、エンジンがガクガク言ったりもしたので、ミラクルパワーを外した。かわりに、にんじん君をセットしたが、ガクガク感は緩和されたものの、どうもしっくりこない。

今日も、秩父の大滝まで、調査に単独で出かける。さすがに平日だけあって、スムーズに進めたが、相変わらず、平日でもバイクは少なくない。もう見納めだし、走り納めも真近いし、気持ちは理解できますね。

大滝地区も荒川ちくなどとならんで、秩父市に合併されていて、役所の管理は秩父市が中心。ただ、上水道などは、その地区の元庁舎で管理されているようだ。そのことをあさ、電話で確認してでかけたが、あいにく担当者は現場へ出かけて不在。脇の方に、図面を見せてもらえないか、尋ねると管轄がちがうので、図面がどこにあるかもわからぬ、という返事。仕方なく何時頃帰庁するか尋ねたら、午後4時頃には帰ってくるだとう、という。

ところがここは大滝。熊谷に用があるが、そこまで行って戻ってきたら、午後5時15分の退庁時間には間に合わない。ナビでみたら、秩父の市役所まででも、45分ぐらい。熊谷往復となると、・・・、最初にそちらから片づけるべきだった、と悔やんだが遅い。それで、秩父市中心部に戻り、県土木に向かい用をすます。念のため、市の浄水場に問い合わせたら、昔の秩父市分の資料しか持ち合わせていない、という。

担当が予定よりも早く帰る可能性に期待して、早めにもういちど大滝にもどる。数台しか空いていない駐車場に車をいれ、帰ってくる職員を一人一人見張れる位置で、読書などもする。3時半にもなると、2回の水道担当のデスクのある事務室入り口付近で待つ。やはり、ここは大滝。2階の廊下はたいへん寒い。ひょっとして、直帰などされたら、今日の1日、いや半日の仕事がパ〜となってしまうので、だんだん苛つく。16時半頃、対応をしてくれた職員がトイレにいくため現れ、まだなんですよ〜と言ってくれたが、窓から下を見て、アッ、帰ってきた、とトイレもいかず廊下を走って下へ降りて、担当者に事情をつげて、2階に連れ戻ってきてくれた。

担当者も、今日は大血川で仕事してまして、携帯も届かぬところで、えらいお待たせして、失礼しました、などと親切に対応してくれた。それで、役所を出たのは16時40分頃。会社に事情をつげて、遅くなるからと連絡を入れ、後は下るばかり。今日は曇りがちなので、昨日よりも早めに暗くなる。

帰りの運転中、今後の処置をいろいろ考える。こんどの加工プラグを付けるようになって、時折たいへん気持ちの良い燃焼を見せるようになったわがCB。ところが、時と場合によって違う。ときおり、すべてのピストンがモグラ叩きのようにほぼ均等に燃焼による圧力で押し下げられているように感じる時がある。しかし、たとえば、プラグを変えたり、ミラクルパワーを付けたりすると、そのバランスが崩れる、昨日まで比較的よかったミラクルパワーだが、今朝は燃焼のよい3番プラグの力が強すぎて、低速でギクシャクしたりしてバランスがわるい。

にんじん君もしかり。ただ、ミラクルパワーは4個独立に扱える利点があると改めて思った。

オリジナルにこだわるのも良いが、それはすべての気筒がバランスされている上での話。依然として、1番はいちばん燃焼が悪く、3番が1番良く、プラグの焼け具合にもあらわれていた。以前、昨年夏、ミラクルパワーを1番だけに着けたとき、いちばん効果が大きいので、しばらく1番と4番につけていて、燃費がそれほど節約の苦労なく15.以上が続いた時期があった。

その後全部に戻してしまったら、また良かったり悪かったりと長続きしない。それで、バランスの悪いエンジンに均等にミラクルパワーをつけたり、にんじん君をつけたりは良くないはずだと考えた。今も、1番、4番がノーマルのイジリウム、2ばん3番がイリジウムのイジリウムというふうに着けたときが良いようなので、そうしており、各気筒の事情に合わせた考慮をしている。

だったら、にんじん君をやめて、強い燃焼の気筒からはミラクルパワーを外し、弱い燃焼の気筒にだけミラクルパワーを着けたらよいのでは、と考えの方向性がまとまってきた。今朝のあの強いガクガクいうエンジンはあきらかに不適合状態。それで、付け出した当初だけ燃費は良くなった気がしたが、続いたためしはない!!!。イジリウムプラグの焼け具合から、3番のつぎに4番もけっこう良く燃えている感じだった。それで、依然として悪い1番、2番にだけミラクルパワーを着けてやれば、ミラクルパワーのトルクアップとバランス不良の解消にかなり役立つのでは!?と思った。今まで、特性を知りながら、自動的に効果が発揮されるはずと思い込んで、にんじん君もミラクルパワーも着けていた過去が恥ずかしいし、愛車に対してもあいすまぬことだった、と迂闊さを反省している。ミリテック1を犯人扱いしたりと、犯人は自身のおろかさ加減ではないのか!?。

それで、いったん外したミラクルパワーを念のため3個取りだしポケットにしのばせ、まず、にんじん君も外してノーマルで走り出す。少し走ると、大変バランスもよいように感じて、いまさらミラクルパワーやにんじん君でもあるまいと思う。しかし、これはまだ暖まっていないからであって、暖まると不快な振動がでたり、そうでなくてもパワー不足やバランスの悪さがでたりもする。

そこで、思考実験でえた結論どおり、左側だけミラクルパワーを2箇着けて走り出す。すると半分でも全部つけたときの7割ぐらいの感じでトルク感がでて走り出す。右側の4番も着けようとも考えたが、焼け具合から見て、それほど必要性はあるまいと判断した。まだ暖まっていないので、少し音が2段仕込みめいた感じだったが、温まると消えたような感じとなり、アクセルを開けないでも気持ちよく走る感じが強く出ている。

家に近くなり、十分とはいえないまでもかなり暖まってくると、ローでの出だしも良い。或る回転まで、軽くさっとイク感じで、音もあまり聞いたことのないような感じである。それでいて、特にアクセルを煽るでも無し。ニュートラルでの振動特性を観察すると、振動レベルはほぼ同じようであるが、ミラーが大きくブレたり止まったようになったりと、いわゆる周期的振動は影を潜め、ほぼ同レベルの振動がずっと続く感じであることを確認。

まだ断言はできないが、ある程度の燃費の良さを持続するための条件作りは、取りあえず仮設どおり進行しているように感じた。いままで、バランスのよくないエンジンをさらに一律に後付け部品で、そのバランスの悪さを助長するようなことをずっと続けていたわけだと理解した。それで、好結果がうまれる筈がない。カタログの性能を鵜呑みにしたような教条的な解釈では、ダメでまず自分自身(バイク自身)の特性を見きわめて対応をとらねば、好結果は期待できないだろうと、幾分かの不安と猛反省とともに思った。
なかのひと

秩父の観光ガイドおまかせサイト
http://www.bsmap.jp/

月曜日, 11月 23, 2009



今日は、天気が予報とは変わり、朝から比較的暖かくいい天気。バイト氏と二人で秩父の山奥まで仕事をこなしに行く日であり、昨日とはちがう張りを感じる。夕べから考えていたが、一昨日の好燃費の時のプラグの組み合わせから、燃費テストもスタートすることにし、もう放り投げてあった、ノーマルプラグ2箇を拾い集め、タンクをリフトして、外側1番、4番のプラグをノーマルイジリウムにまた戻し、にんじん君などつけずに、朝一の燃費テスト。スタートから、一昨日同様のトルク感が蘇る。全部イリジウムのイジリウムにしたときよりも軽く走る。それで、12.75の燃費が出た。会社につくと、すぐ真ん中の2箇もノーマルに変え、すぐさま燃費テスト。ホットスタートにも拘わらず、燃費は10.xあたりと低迷。そおれで、やはりノーマルとイリジウム製とのコンビをしばらく続けてみることにした。二度目に会社に着いたときは、すでにバイト氏が到着した直後だった。

出かける段になって、ナビに場所を入力しようとしたら、番地もなく、大滝の中津川にある〜トンネルの先、とまでしかわからずしかたなく、その場所辺りまではなんとか地図に乗っている旧タイプの地図帳をもって出かける。取りあえず、大滝支所を目標に140号を行くことにする。

燃費テストでも感じていたが、今日は日曜の朝より空いていると、思っていて祭日であることをすっかり忘れていた。それで、花園を過ぎたあたりから、道が急に混みだす様を見て、初めて祭日で行楽日和だから混むんだ!とようやく気づいた。9時ちょっと過ぎにでたのだが、秩父の道の駅では、すでに正午を回ってしまった。長瀞あたりからは、秩父鉄道の列車目当てと思われる大勢のカメラを携えた人たちが沿道に群がり、その人たちのマイカーがあちこち路肩に駐車していて、いっそう渋滞を加速させていた。

天気が良くなり、紅葉狩りもそろそろ最後となろうかという祭日のせいか、マイカーに劣らずバイク集団も沢山出会って、会うたびに眩しく感じられた。運転しているため、写真も思うように撮れない。相変わらず、ハーレーのご一行さまが多いが、旧いタイプのカワサキ車もけっこう目立った。SC54は帰りがけに二人乗りを一台見かけたくらい。W650やトライアンフ、ドカティなども時折色を添える。

1時を回る頃、ようやく目的地に到着。手前の温度計で、バイト氏が11度Cだと出ていました、と告げる。防寒着を持ってくれば良かったと思ったが、やはりハーレーやビッグバイクがかすめて行くのに気を取られ、寒さは忘れていた。一台一台、皆個性的なサウンドを響かせては通り過ぎる。3時間半もかけて来て、30分足らずで仕事は終わり。少し先まで行き、民家があることを確認し、水道が埋設されている位置などを見きわめる。

熊谷でもう1件、小一時間ほどで終わる現場を確認してきて、帰りに寄って済ます予定だったが、秩父市の荒川支所あたりから帰り方向も混み始めて、イライラ。有料を使って時間を稼ごうとしたが、有料入り口あたりはガラガラで流れていたので、入らずに降りてきたら、皆野町の親鼻橋を過ぎるあたりから再び渋滞し、そこから寄居までずっとダラダラ渋滞で、目的地到着は16:45あたりとナビにでて、ほぼそのとおりに着いた。足許から夕闇がせまるので、諦めて帰社した。

帰りがけ、朝ノーマルに戻した2番3番プラグをイリジウム製に交換した。それで、また燃費テストで帰る際に、引き出しにしまってあったミラクルパワーを攫んでポケットに忍ばせて会社を出た。ある程度暖まったところで、ミラクルパワーを全部着けて走り出したら、今度ははっきりトルクアップを歴然と感じることができた。吹け上がりもかったるさはまったくない。半信半疑でスタンドへ寄り燃費を計ったら、やはり10.xだったが、走行半分はオールノーマルプラグである。そこで、ホットスタート燃費を見るべく、ミラクルパワーを着けたまま、半信半疑のまま、遠回りしてスタンドでまた燃費を測定したら、14.3キロとなったので、少し安心した。朝の組み合わせで走ったわけで、ミラクルパワー無しのコールドスタートで12.75、ホットスタートなら13.x位は行っただろうと、推定した。するとミラクルパワー着きで14.3ならば、同じミラクルパワーを使われているsho様の燃費向上率とほぼ一致することになり、はっきりミラクルパワーの効果が出ていると言わざるをえない。

にんじん君は最初から外してある。今後も単独でのテストもいずれするだろうが、今は二つ一緒の使用は考えていない。何も着けなくても、低速でのトルクアップはそれなりに感じられるので、無加工の点火プラグよりも幾分調子が良いようで、良い燃焼をしていれば、ミラクルパワーもそれなりの効果を出す、ということになるのだろうか。
なかのひと

秩父の観光ガイドおまかせサイト
http://www.bsmap.jp/

日曜日, 11月 22, 2009


さて、翌朝待ちかねたように起きだし、バイクを移動。大変重く感じる。水道のホース一本を乗り越えるにも一苦労して、倒さないように注意して、メインスタンドをかけ、安定させる。最初に左側一番のプラグから変えた。ついで、4番の右側へ移る。ここで、シリンダヘッドアースが付け根から断線していることを発見。気がつかなかったが、外側の2本をアース線として利用しているものとばかり思っていたが、真ん中の2本であったことが判明。それで、外側2本は撤去。

撤去する際に、はじめて気がついた。昨夜暗いところで作業して乗り出したので、にんじん君の左−コードは着いておらず、触れるか触れない程度。それで、+コードは!?と見てみると、こちらもネジでは止まっておらず、すき間に挟まり、一点のみ接触しているではないか?。それで、迷ったが、一応両方ネジ止めして出かけた。

しかし、前回、すべてイジリウムプラグに交換したときのように、期待感は達成されない感じのまま出かけた。今日のうちに現場をチェックする必要があり、雨がパラついたが、カッパを用意して出かけた。
チェックが終わり、すぐにもどり、家の手前のセルフで燃費チェック。すると・・・。なんと、!!!。リッター10キロ以下位に落ち込んでいる。唖然、茫然。それで、すぐににんじん君の−だけ外した。すると、給油中の停車時間の影響もあるだろうが、かなりパワフルに発進する感じ。しかたなくそのまま、帰ったが、明日の出勤時には、両方外して様子を見ようと思う。
現場からの帰りに、かなり振動が大きく出ていることに気づいていたが、これほどまでとは。

それでも調子が良くなかったら、外側だけノーマルプラグに戻してみることまで視野に入れてしまっている。乗っていて、感じの違いはほとんどないのだが、どういうわけだろうか、まったく不明。からだもすっかり冷え、後は暖かい環境で、お仕事の一日になりそうである。

土曜日, 11月 21, 2009

昼間、ガソリンパイプへ強力磁石を強く押さえつけるように挟み込み、パイプを少しというか、けっこうガソリンがちゃんと流れるかどうか不安になるくらいつぶして、磁力の威力が12分に発揮されるようにしたつもりである。しかし、まだ余裕があり、不十分と感じたら、さらに絞れるように針金でセットした。 磁石をはいつけた基盤に、適当に穴が数個空いていたので、それを利用して、二枚貝の蝶番のようにして、それで、パイプに引っかけ、先端のに通した針金を捩じりこんで、磁力の効きを調節可能にし、さらに脱落を防止する。取り外しは針金を緩めれば、素手でも可能。

今日は土曜出勤で、バイト氏をいれて、いつ突然仕事が舞い込んでもいいように、受注中の仕事は皆片付ける方針で、二班体制で、皆現場へ向かった。私は一人、会社でパソコンに向かい、まとめの製図にかかりっきり。とはいえ、気になるイリジウムプラグも、残り3本をちゃんと削り上げ、即応体制を昼休みや休憩時に作り上げてしまった。

こういう楽しい気分転換のときは、仕事も雑念が入りづらく、比較的快調にほぼ予定まで進んだ。現場へ向かった班は、明るいうちに終わって、皆かえって来た。明日は皆休んで、私は月曜日に、バイト氏と秩父の大滝の奥まで、仕事の予定。午前中、雨でも向かっているうちに止むだろうという読みで、帰る途中のバイト氏と連絡を取り、来てもらう事にした。

そして、日曜は今日の残りを自宅のマックで、ウィンを起動し、広い画面で処理しようと考え、メールでファイルを自宅に送って帰った。

帰りにバイクを乗り出すと、磁力を強くしたせいか、やけに調子がいいとはっきり感じた。しかし、暖まると、かったるく感じ、単気筒250といい勝負くらいで、高速のパンチがやはりノーマルの点火系ではすこしいらつく感じだとおもった。帰りに自宅近くで満タンにしたら、0.1キロほど伸びていた。ま、誤差のうちですね。

夕食語、仕事を始めたら、すぐにあるものがないことに気づいた。それは、今回、初めてA0版の用紙サイズで出力することになり、図枠やタイトルボックスを用意したのだが、47画層ある図面の要素が、皆事前に入っていると勘違いして、素図だけをコピーして、加工するつもりであったので、加工する各画層が含まれていないと、仕事にならない。

それで、もう一度、面倒でも会社へ行き、再設定したものを送らないと、と思い、燃費テストをかねて一回りすることに。帰りに、エンジンの調子がイジリウムプラグにして調子がよいので、ひょっとしてしばらくお別れのつもりのにんじん君をつけたら、どういう変化をするか、興味が俄然わいていた。

それで、ノーマルのイジリウムプラグ+にんじん君でかいしゃへ行った。まだけっこうエンジンは暖かいので、走り出すと大変調子がよく、力強い。しかも、今までのにんじん君の特有なクセもでないではないか。アクセル一定で、どんどん走れる気がした。

会社へ着いて、すぐ準備をして家に送った。それで、すぐ真ん中の二本のプラグを、イリジウムのイジリウムプラグと交換した。(ややこしい)

焼けをみると、あまり変わらない。これで、通常の使用では、フックが白く焼けてシリンダ内に焼け落ちるような心配はなさそうとわかった。しかし、中心電極の白い碍子の部分は比較的きれいだった。そして、フック側が逆にきれいで、反対側にカーボンが少しついていた。私見だが、フック側が熱を持ち、後ろにも火炎がすぐ届くので、よく燃焼して燃えるためではないか、と思った。ま、いずれにしろ、以前よりは火炎が強い感じははっきり体感できている。

それで、帰りは、まだ二本だけイリジウム製のプラグで走り出したが、出足から調子がいいのがすぐに分かった。ちょうど、ノーマルのイジリウムににんじん君をつけたのと同じとは、行かなかったが、その半分ほどの効果は感じた。それで、だんだん走っていくと、以前燃費が良いときの走りに近いことが思いだされてきた。さいきん、このアクセル開度で走れる事は、とんとご無沙汰であったが、まさかこんなに早く復活するとは!!。

それで、41キロ走ってセルフスタンドで、満タンにしたら、2.8ルットルの消費だった。リッター14.6で、つい一昨日までの12.5キロよりもリッター2キロも伸びたことになる。にんじん君がいいのか、プラグがいいのか、(イリジウム製はいいとは感じていた)、プラグ加工がいいのか(これも火炎の強さが増すようだ)、あるいは磁界の働きによるファンデルワールス効果なのかはわからないが、はっきりと良い予感は走行中に感じられた。明日は朝からタンクを挙げて、即残り二本のイリジウムプラグに交換だ。
なかのひと

金曜日, 11月 20, 2009


パソコンのFireFoxブラウザが調子が悪くなり、ブックマークを一切表示もせず、登録もしなくなった。最新版のインテルマック用である。それで一旦終了し、再起動(ブラウザ)を立ち上げてみると、ブックマークなどを他のソフトが使用中であるので、表示できないという赤い警告が現れ、ヘルプを参照とある。そこで、状況を書き込んで検索しても、このブラウザは英語でしか対応しない、ということで日本語で検索をかけても、何も見つかりませんでした、で終わり。
しかたなくい、もう一方の起動用本体にある少し古いFireFoxを外付けHDにコピーしなおし、起動すると、やはり過去のブックマークは表示しないが、登録は出来た。それで、必要最小限はすぐ登録できた。

それで、他のSafariとかOperaのブックマークを移そうかとみたら、以下のサイトが目に付いた。
http://mm140j.fc2web.com/011130_plug_sbc.html

前回試して、一時停止中の、例のプラグ加工である。時間が経っているので、別の考えがすでに浮上している。この方も、三回目のトライで燃費改善ができた、とある。しかも他の方のアドヴァイスなども参考にしておられる、成功のキモはできるだけL型フックを薄く作るらしい。

私はこのヒントを参考に、それなら二本に分かれた一本を切り取ってしまえば、薄い一枚のL型フックだけになり、効果は2本よりいっそう際立つはずだと考えた。このプラグ加工は、sho様も関心をもたれている、とのコメントも頂いており、試してみて損はない、と早起きして会社に来て作業を始めた。

今朝はことのほか低温で、畑などは初霜か、真っ白である。それでもノーマルの点火系は元気よく始動し、快調に出勤できた。寒いせいか、会社に着いても1000回転どまりであった。

最初、鑢でL型フックを削りおとす、と考えていたが、やってみるとやりづらく、すぐにニッパで切り取り、切断面に軽く鑢をあて、整形する方法に変更。あっというまに作業は終わった。

さっそくタンクを上げてプラグを4本とも加工したものに変更。タンクを上げたまま、始動テスト。すると、・・・。音が勢いよくはねるように始動し、アイドリング音も大きい。タコメーターを見ると、ライダーシート位置からは1200回転あたりでまわっているように見える。こ、これは、!と思ってびっくりした。マフラーをみると、すでにエンジンが温まっているにも拘わらず、さかんに白い水蒸気を吐き出している。

道具をあわててしまい、則、走行テスト。投稿者も指摘するように、変化はほとんど分からない。ノーマルの点火系に変えているので、せいぜい、イリジウムプラグから、ノーマルのプラグにもどしたぐらいの感じである。このイジリウムプラグは、前回と違い、振動はまるで発せず、ノーマルのイリジウムプラグ時と変わらない。あとは、結果しだいであるが、長距離走行してみないと分からない。結果は月末ぐらいにはおおよそ出るだろう。

帰ってみると、アイドリングは1800回転前後か!?と思われるあたりをゆらゆらしていた。吹けだすと、良い音がする感じである。少なくとも、真っ黒だったプラグがどう焼けるか
も楽しみである。

昼休みには、とうとう今朝外したイリジウムプラグも一本加工してしまった。ついているカーボンがきれいにパラパラとはがれて、(NGK)、NGKのノーマルプラグよりカーボンははがれやすいが、カーボン付着状況は、特に差はない感じがしている。
http://minkara.carview.co.jp/userid/109932/blog/1508410/
では、イリジウムプラグに加工して少し燃費がよいようだ、との報告もあるが、こちらは中心電極からみて、放射上にL型フックの断面を台形状に内側を薄く加工する手法のようだ。

こうした加工例はほかにもあり、なんちゃってイリジウムというのを見つけた。
http://moto.sakoma.net/bakachin/puragu.htm
ここには、ちょうど私が加工した事例を理解しやすいような手書きのイラストもあり、ノーマルのプラグの中心電極を、先端を細く円錐状に加工、L型フックの部分を細く、断面形状を三角錐になるように加工して試用中、とある。アイドリングが少し上昇し、安定もして細くした先端がよく焼けている、という。1000キロ走行しても、問題はなかった、という。

もともと私の場合は、冷え性で、全体に黒くカーボンがたまるので、熱価を下げたプラグ状態にして、よく焼けるようにしてみたい、という願望もあり、イリジウムプラグをイジリウムプラグに変更予定。現在は、度ノーマルの度中古プラグであるが、加工後、やはりアイドリングが高くなり、安定している点は同様なような気がする。以前の一次加工とはダンチの感じで、
このままで遠出がしたくなる。


なお、先日取り付けたハードディスク由来の強力磁石、暫定的取り付けから針金をつかって、ガソリンチューブを少し圧縮して断面が扁平になるように取り付け直した。以前は大型クリップではさんで適当に、だったのだが、昼間暖かい時に乗ると、大変楽しいいままで滅多に感じない燃焼具合良好さを感じたので、点火火花とさらに組み合わせてみたいと、欲が出た。
燃料に強磁界をかけると、ファンデルワールス力で結合している燃料分子を解放す効果があり、その結果場合によっては、燃費向上も事実な例も確認されているという。温度や流速なども大いに関係するという。私が使用した磁石は、付属金具の角が磁力でパチンと合わさったとき、指を挟まれ血豆が出来てしまった。信じられなかった。

なお、ファンデルワールスさんは、『分子の大きさと分子間力を考慮した気体の状態方程式を発見し、1910年にオランダ人として3人目のノーベル物理学賞を受賞した。』と、熱力学の本には図入りで出ている。あの途中で微妙に変化する曲線の経験的発見で、ノーベル賞!。



http://web.kyoto-inet.or.jp/people/macchann/hiroshi/jiki.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/ヨハネス・ファン・デル・ワールス

なかのひと

木曜日, 11月 19, 2009

オリジナルにこだわる

その結果起きた不思議なこと
sho様から、バイク転倒見舞いともいえるコメントが昨夜届き、オリジナル部品の新品でなくても、中古部品を根気よく探す手もありますよ、とアドバイスを頂いた。ちょっと気づかない方策ではあった、と思った。しかし、すでに在庫部品を発注ずみで、いまさらあっても、予備ということになる。シートと同じように。
http://www.geocities.jp/shonaka2001/


このところ、最良燃費が急降下してしまい、何がど~して、どうなったか!?まるで見当がつきかねて戸惑っていることも事実。調子は悪くなく、特にどこといって不調の原因は思い当たらない。ただ、スズロイ効果というか、あの独特のモータロイもどきの感覚は、オイル交換後、ミリテック1を追加処理したせいか、得られなくなってしまった。せっかく、古いタンクでリッター15キロ以上はいっていたのに、ど~やっても12.5どまりで、ひどいときには10キロ台の時もあった。

それで、とうとうミラクルパワーともお別れに。すると振動が一段引いていき、快調感が若干戻ったような感じだが、12.5キロ燃費は変化なし。粉にしたスズロイを入れてみたりしても、効いて来た感じはあるものの、スズロイの効果感は得られない。

そういう時、原因の一部でも推測する手がかりが欲しくなるものである。内部磨耗が進行した結果なのか、それとは別に他の原因が並存するのか、ここ1~2ヶ月の間に急に起きたことなので、内部磨耗説は積極的に採りたくないし・・・。
それで、この短期間にミラクルパワーの悪影響が急に現れ、燃費は10キロ台まで落ちて、外すと12キロ台にもどることから、内部的不調和が考えられるので、今回は、にんじん君もはずして見ることに。要するにドノーマル仕様でしばらく様子を見てみようと、スズロイの粉を削りながら、決断した。

良く朝、さっそくミラクルパワーを外し、ノーマルの点火システムに戻す。それで、ちゃんと始動するかスイッチオン。ランプ類は皆点く。セルをオンにしたら、プツンといって真っ暗に。それで、ようやく、+のにんじん君の+のコードを外したとき、差し込み式にしてあるので、ちょっと緩めるだけで、外れるのでそのままだったことを思い出し、ボルトを絞め直した。それで、正常に力強く始動した。それで、一段落し、雑用や食事をすまし、出勤とあいなった。

しばらく走ってみたが、以前と異なり、まったくパワーロスは感じず、力強く感じた。以前は、やはりノーマルではものたりない、と感じていたのだが。それだけ、ミラクルパワーやにんじん君の効果が落ちているのか!?。そのうち、信号でとまりニュートラルにしているとパイロットランプがやけに点滅する。ちょっと吹かすと正常になる。それで、最近シリンダーヘッドアースも外してあり、ノーマルのアースだけであって、しかもそれを付けたとき、外していた間、ビニールテープで端子を覆っていたので、テープの粘りもついていたりして、接触不良気味がおきているのだろうと思った。

その後なんの異常もなく、快調に走る。ノーマルの大人しさは、かえって新鮮に感じ好ましい。アリセルを絞って走っていても、回転とともにトルクが出てくる感じが、にんじん君とはかなり違い、回転とともに、ある程度太く出る感じがする。にんじん君は、一本調子で、面白みがない。それで、シフトアップしたとき、前へ押し出される感じも、ノーマルのほうが強い。しばらくこれで、様子をみたいと思い、燃費計測でセルフスタンドへ。きっちり、12.5だった。

給油がおわり、スイッチオン、しかしパイロットランプは点かない。なんどやっても同じである。これでは、会社に遅刻してしまうと、少々慌てる。

それで、給油場所から離れたところへ、移動してシートを開け、点火系を見る。緩みはない。それで、もう一度、ノーマルのアースのボディー側のネジを外し、汚れを落とす。応急で完全ではないが、少しきれいになった。それで、スイッチオンにすると、今度は明かりがついた。試しにセルを回すと、以前起きたときのように、すぐ明かりが消えてしまい、ウンともスンともいわない。以前はこういう時(昨年の暮れ近く)エンジンが冷えた頃、また問題なくかかったりして、バイク屋さんを不思議がらせたりしたが、今朝はもう時間がない。それで、取り合えず、にんじん君を付けたら、あっけなく始動。それで、ギリギリに会社に着けた。

昼休み、コンタクトクリーナーでアースの接点部分を清掃し、汚れを落として絞め直し、今度は大丈夫だろうと、にんじん君を外してセルを回したら、やはり今朝と同じ症状で、電気系がダウンしてしまう。それで、帰りは、にんじん君の−側のコードだけちょこっと着けたら始動したので、そのまま、走り出す。にんじん君の特性と、ノーマルではしる特性の中間的な感じでしばらく走ったが、ノーマルのアースに問題がありそうと感じたので、すべて外していたシリンダーヘッドアースを付け足せば、にんじん君無しでも走るだろうと思った。それで、街灯の下で、にんじん君の−コードをはずした。それで、試しに、ノーマルアースだけで、始動するかどうか試したら、今度はいちおうエンジンがかかったが、またダウンされると面倒なので、にんじん君とは一時、お別れし、シリンダヘッドアースを一組(2本)追加した。

もちろん問題なく、力強くエンジンはかかる。それで、家に帰り着いた。ライトもけっこう明るいし、ホーン音もよく届く感じのするどい音がする。まろやかで、振動の少ないエンジンはやはりホンダの技術陣が煮詰めただけあって、この機械構成としては、最適にチューンした点火特性なんだろうな、と思うような加速感がある。徐々にトルクが太くなる感じで、スピードが乗ると、アクセルを開けなくても、加速を続けるように感じた。試しに定速走行で、アクセルから手を離しても、エンブレはほとんど感じず、しばらくはそのまま走ってくれる感じであった。このアクセルをほとんど開けないでも、しっかり走る感じは近ごろ失せていたので、久しぶりの感触に少しうれしかった。しかし、このバイクの点火系だけは、いつも不思議である。

火曜日, 11月 17, 2009

先日紹介した、キャブへ続くガソリンパイプに強力な磁界を作用させると、燃費があがるとのネットの紹介を見て、さっそくその通りに近いまね事をしてみたが、燃費については特に差はなかった。走行感の変化はあったような気がする。それはプラシーボ感からの無意味な感じかもしれない、ともいえようが、そうとばかりは言い切れないような気がする。

今年の8月から明らかに付けると燃費が悪くなるミラクルパワーを我慢して付け出してきたが、結局最近また取り外してしまった。最初から最後まで燃費は悪い、と言わざるをえない。パワー感はあるのだが、その分燃費は結局良くなかった。慣らしていけば良くなるかと思っていたが、逆であった。しかも最近この2ヶ月ほどで、排気管の出口にカーボンがけっこう付着してしまったことも気になる。振動は、鉛成分のせいであることは知っていて、それが除去されるに従い、振動は減っていったが、ミラクルパワーを外すとさらに振動が低下する。ミラクルパワーを外してからは、排気管の外側までカーボンできつね色になることはあまり起きていないようである。

さて、その磁界による効果でかなり感じが違うので、もしかしたら、ミラクルパワーでは少し効果が出やしないか、とトライしたが、ぐーんと燃費は落ち、散々であったので、今度こそこの中途半端な悩ましいミラクルパワーとは別れられそうだ。分解して中味を見てみたい気もするし、中の部品をじかにプラグコードに巻き付けたら、・・・などとの妄想も浮かんだりもするが、手が出なかった。最初の出会いからエンジンが発熱して重くなったりと、とうとう引導を渡さざるをえないようである。燃費向上をうたうグッズは星の数ほど多いが、実効があるものは、あまりというかほとんど無いようである。

今体験記を確認したら、大きな向上はなく、また体験者の半数はさして効果なし、との結果であった。ただ、燃費改善は得られなかったが、低速トルクアップははっきり感じられた、という方もおりました。だいたい、予想したとおりの結果ではないでしょうか。

すると、最初に紹介された方は、やはりモータロイとの併用効果が出ているのでは、と改めて思った。プラスチックタンクのプジョー306にモータロイを4個入れてしまってから、これでは殆ど効果はない、と気づき、写真にあるように、鉄板上でモータロイを粉にして入れたと出ており、かなりの量のモータロイを使わないと、あれだけの粉はできまいと改めて思った。しかもモータロイの効果は出るまでに時間がかかり、効果はよく分からなかった、とされているが、人力でいくら柔らかいスズ合金といえでも、あの写真のような量まで作るのは大変なことだと、自分もやってみてつくづく実感した。

私は鉄板ではなく、ヤスリで行ったが、柔らかいスズがメに詰まってしまい、軽くラーメンにかける胡椒ほどの粉を得るのも大変であった。最初、ほんの微量をタンクにパラパラとお年、満タンでもタンクのコックをリザーブにし、そこら辺を一回り走ったが、いきなりいままで消えていたスズロイ効果を感じることができた。発進・加速に際して、軽いアクセル操作だけで
エンジンが吹ける。ゆっくり加速するつもりでスタートしても、アクセルを開けないのに、かってにアクセルが開いてしまった!と慌てた時があったくらいである。低速トルクがより強力になったような粘り強さを感じた。

しかし、毎日少しづつ削っても、極めて微々たる量しか作れない。旧いタンクにあった、スズロイはもう手許にはなく、残った破片を拾い集めて溶かしなおして整形したものを使っているが、手慣れたせいか、すぐ水で冷やしていたのを改めて、自然放熱に変えたものを数個作ってみて、その一部をニッパで切り取って整形し、入れてみた。表面が鏡のように艶やかで、きれいな色である。これで、削る苦労から解放されることも、ついつい望んでしまう。

それで、夜家に帰るとき、事情があって、幸手市内の外れまで、現場を再度見にいく必要があり、バイクで夜間プチツーをかねて走行した。到着目前にY字路で右へ行くべきを間違い、道なりに左へ行ってしまい、見慣れぬ風景からすぐ引き返そうとして、小さなT字路でUターン。その際、どういうわけか右ターンしたのだが、曲がり切れずに、250じゃあるまいし、アクセルターンをするようにバイクを右に倒しすぎて、ゴロンと横倒ししてしまった。

エンジンは後輪が空回りしたまま回っている。キルスイッチでエンジンを停止し、仕方なく一人で起こす作業にとりかかる。8月の後半にもバイクを右倒しして、タンクを傷つけたが、あの時も起こすのは大変だった。夜だし、車の往来は一台もなく、慌てる必要はない。

また、左の再度スタンドを出して置いてから、気合いをいれて起こしだす。此のときは足場は広いので、無意識に重心をバイクの重心近くに置いていたらしく、比較的簡単に起こせたような気がする。一気にとはとてもいかなく、少し起こすと、膝をバイクの下にいれて、支えとし、少し休みながら、頭をバイクの反対側に突き出し、じっくりと数度にわけて少しづつ起こすと、うまく行った。サイドカバーが膝にあたりバリバリと音をだす。45度から上の角度まで起こすのが膝の支えがなくなり一気に起こさなくてはいけないので、けっこう疲れた。

エンジンはすぐに掛かった。右フロントブレーキレバーで支えたせいか、ブレーキに違和感がある程度で問題なく現場までもどり、作業してもどれた。

タンクは無傷だったが、翌朝見ると右サイドカバーがバリバリに割れたり、亀裂が入ったりしている。これでは、交換しかなく、ネットで探したが、中古はみなオークション終了しているし、サードパーティ製は皆カーボン製で、2枚セットで2万円以上。それで、結局純正を1枚、注文してしまった。やはり一万前後か!?。フロントフェンダーがたしか純正で一万4000円以上したような記憶がある。手間賃はかからないものの、無駄な出費のような気がする。

土曜日, 11月 14, 2009



休みだし、燃費も予想に反して落ちるところまで落ちたところで、少しネットでおさらいをしようと、添加剤などをぶらりと見ていたところ、以前から気になっていた部分を見て、これも実はやってみようと思っていたんだな〜、と思うところを見つけた。
http://www9.plala.or.jp/j_pyramid/peugeot4.html

それは、この方の場合は正規品モータロイだそうだが、プジョーのガソリンタンクはプラスチック製だということで、モータロイがタンクの振動で削れない!ということで、ヤスリで粉にしてしまって投入したとのことである。

最近さらにモータロイを買おうと東急ハンズに言ったところ、製造中止を聞かされ大変がっかりしたとの由。そこまでは、通常で、私もプラグ加工用に買った大型平ヤスリも出番を失っているし、スズを溶かして急冷させたりしていると、かなり焼き入れではないが、固くなってしまっているような気もしていたし、大半残っているスズのインゴットを見るにつけ、この粉にして少量だが、急性作用を起こしてみる実験にもあれこれ想像を巡らしていたところだった。

それは、以前にも少し書いたが、ニッパで切り取った固まりの鋭角のギザギザ部分のある小片をタンクにスズロイを微増させる目的で放り込んで走り出したら、500メートルも走らないうちにタンクにあたってはがれ落ちた微小な破片がエンジン内に入ったらしく、一瞬異音がして、ちょっと回転がおかしくなり、しばらくだましだまし走っていたら、100メートルも走ると
俄然エンジンが超快調というか極めて加速しやすくなり、びっくりした経験があるからだ。半日ほど続いた快調さは、やがて消えていき、また鉛の抵抗が出だしたが、その日は走行180キロ(満タンから)で初めてスズロイが効きだしたことを実感。おそらく最初の一撃が呼び水となって、効果を引き出したんでは!?と思った経験があり、じれったいときは、粉にして入れてみようと思ったりもしていた。

最初、紙ヤスリでと思ったが、紙ヤスリに含まれているザラザラした鉱物成分も混じると困るので、金属ヤスリで少しずつ均一になるようにしてはどうかとか、混ぜ方が一番の問題で、これが巧く行くかどうかが、好結果を得るかどうかの鍵となりそうだと思った。その時は、あえて試みるまでもないとうころで、そのままになっていた。さっそく行おうとしても、ヤスリとインゴットは会社にあるし、今日雨も止んだし行きたいところだが、内業で明日休める人たちが出社しているので、行きにくい。

前回はスルーしてしまった、モータロイ粉末化の次に、2.マグネット とある。
そこを読むと、本当にびっくりしてしまった。
『燃費改善グッズ(クリーンパワーマグ)を燃料パイプのところに取り付けると高速道路100km/h時の燃費が14.8km/Lから20.1km/Lになったというもの。
大体、燃費改善グッズを雑誌の企画でテストした結果を見ると、ほとんど効果なかったり、あったとしても数%~10%程度の効果で今ひとつだったので、これには本当に驚ろかされた。そして、私も同じことをやってみようと思った。』などとあるからである。

しかも、モータロイを粉末化するほどのお方である、市販品は高いので自作されてしまい、千葉から福岡まで高速100キロを超えないように走ってみたら、リッター18キロの燃費を記録してしまい、60リトルで満タンのプジョーは無給油で走りきったということが書かれている。
さっそく製造元の製品をみたら、2.8万円どころではなく数万円は楽にするお高い製品である事が判明。ただ、効果がない場合は、確実に返金されるといい、ベンツで試して効果がなかった方の返金例なども、このメーカーさんのHPには出ていた。

最初は半信半疑であったが、強力な磁石を使えば、自作しても効果がある、というところはうれしい。この方は、『使えないハードディスクを分解し、ヘッド動かす部分付いている磁石を取り出した。実際、この2つ対になった磁石をくっつけると、生半可な力では外せないほど強力であった。 
いくつかのハードディスクを分解してわかったことは、高速タイプの方が、より強力な磁石が使われているということだった。』と書いてくれていることである。

そこら辺にいくらでもあるクリップ代わりのマグネットでは、やるだけ無駄のようだ。そこで、時間が経つとともに、どんな磁石か見てみたくなり、壊れたパソコンから取り出した内蔵型HD(POWER MACに搭載されていた古い2GBの容量のもの。Quantum FireBallとあったが、国産と書かれていた。)を思い切って開けてみた。いつかHDはこわれていないようだから、搭載される日を待っていたのだが、SCSI接続型で、再利用はよほどのことがないと無いだろうし、外付けHDを起動ディスクとしてしていたので、そちらにもコピー済みではある。

開けてみて、鏡面のようなディスクは現れ、ねじ二つでヘッドを動かす部分は取り外しできた。噂に違わず強力なマグネットであり、いままでこんなものは見た事も無かった。指を挟まれると痛いくらいである。それで、CBのガソリンパイプを見に下におりてみた。例の独特のタンクコックからチュウブがのび、キャブの後部でT型に分岐し、それぞれのキャブの下に伸びており、ちょっと工夫すればコックの下の分岐前のチューブに針金などで簡単に通路を挟み込むようにつけられそうだとわかった。チューブは柔かいので、閉める力を加減すれば、チューブを押しつぶし、磁界を調節できそうでもある。その点この金具は取り付けに適当かもしれない、などと思った。ただ、ユーザーレポートにもあるように、効果がはっきりあった人とそうではなかった人とは、後者は少ないのだが、いたことも事実。

これももし、うまくいけば半永久で、手軽で便利なグッズだろうが、果たして!?ガソリンの燃え方を変える、ということだから黒いプラグもなんとか正常になるかどうかが大変気になるところである。
なかのひと


残念ながら、予報どおりの雨模様の朝を迎えてしまった。sho様たちによる合同企画のウナギ味めぐり浜名湖方面ツーは、やむなく延期となった。
http://geocities.yahoo.co.jp/gb/sign_view?member=shonaka2001
今回、SC40からW650に乗り換えられたという、初参加のゆーすけさんは『雨なんか大っ嫌いだぁぁぁ(T_T)・・・』のコメントを残されている。私は、ゆとりがないので、参加できないので、皆さんへの同情ばかりだが、雨が降っているだけで、外出もままならずバイク乗りにとって、雨の休日はいいところはひとつもないくらいだ。明日は晴れるというので、今日休みになっただけで、バイト氏と仕事で、こう毎週続くと、あちらの都合の悪さを望んでみたりもしたりしてしまうくらいだ。ったく、もう。

先日みかけたレッドバロン大宮を昨日通ったら、ずっと展示されていたグリーンのモトグッチは売れたらしく、赤いハーレーの脇には、浅黒い細身のフロントフォークと見覚えのある細長いガソリンタンクのバイクに置き変えられていた。一目で、初代のカワサキマッハIIIだとわかった。価格表までは眼が行かなかったが、いまでも心の隅で畏敬する部分はかなりある。後家さんをけっこう多く作り出したバイクと言う記事が当時のバイク雑誌にも出ていた記憶がある。
独特の排気音とブルーのスモークは、後年東京に出てきて見かけた最後の改良型にいたるまで健在だった。その後3気筒の750も現れ定速トルク不足は解消されたようだ。ツーリングクラブにはカワサキ車はいなかったが、水冷3気筒のスズキの750は参加しており、赤城山ツーリングに同行した。当時私はヤマハのGX750。仲間の一人から譲り受けた。その水冷3気筒の加速を見て眼を見張った。まだ、今とはちがって若者の比率が多かった時代である。今は、国道を走っても、あまりバイクを見かけない時代になってしまった。あの頃は、停止線付近にはバイク集団がたいていいたものだった。

本屋さんに行ったついでに、バイク雑誌関連も物色して、ばんとなく、『風任せ』と言う雑誌を買ってしまった。かねごん様が買われたBACK OFFも手に取ったりしたが、結局これに。『房州の古道、往還路をゆく。という特集が購入の決めて。アクアラインの終日800円効果は出ているようだ、などの記事もある。

かっては、房総の養老渓谷で家族キャンプを小学的時代に体験し、道に流れる黒い液体(ヨウ素を多量に含んだわき水!?にびっくりした記憶もある。学生実習でも房総に良く行った。4輪免許をとって、真っ先に向かったのも、箱根と房総、大洗周辺。新鮮な魚介類を味わう楽しみなども紹介されている。

巻末には、坂本龍馬の歩んだ軌跡、として土佐脱藩編で、ヤマハのTDM900Aという私の知らない大型オフロードバイクで高知〜愛媛のツーリングマップも見たいと思った。

さらにモーターショーに行かなかったので、CB1100の紹介もうれしかったが、空冷のCBはこうだ!というのを強調したかった、とホンダ側はおっしゃるが、よく見るとカワサキ車そっくりに見える。タンクだけは違うイメージを強調したように見えるが、エンジン、クランクシルエットは空冷カワサキの4気筒ライクだ。いま、バイク屋さんには、ほぼ同じ値段で水冷と空冷の1100が買い手を待っているのが、空冷により魅力を感じていたところだった。

さて、先日悪燃費を指摘して、ミラクルパワーを外して三日目位に、久々の定置燃費コースへといって見た。にんじん君だけにしてもさほどパワーダウンは感じず、ますますスムーズなので、期待したのだったが。低速のねばりもけっこうあり、1300回転当たりからトップでもギクシャクなしに粘って走る。できるだけ大人しく走ったが、燃費は12.5程度で、通常走行や通勤時の燃費とさほど変わらない。これには驚いた。いつからこうなったか知らないが、ちょっとさぼっていたら、この有り様。逆に、車のようなエンジン特性に変わってしまった、とも言える。荒く走って、街中で11.5〜、ゆっくり走っても〜12.5程度なら、バイクの楽しさを味わいながら走ったほうごよっぽどお得、ということになる。そういえば、1気筒250ccのヤマハのGX750で、都内通勤をしていた頃、ゆっくり走るよりも、適当に吹かして早めに走ったほうが、燃費が0.5程度良かった昔を思い出した。走行三万キロ代でのことであった。

どうもミリテック1を二度目に注入したあたりからくさいとおもっていたのだが。スズロイの効果がまるで感じられなく、ただ単にスムーズ、わずかに残っていたと思える鉛の粘りも無くなったものの、スズロイの柔らかさが消えてしまい、内部をクロームメッキしたようなすべすべ感だけが残る。

走った感じは、ただただ調子がよいように感じるが、アクセルを絞ったときのリングからの吹き抜けが多くなったためではないかと思う。ただ、ミラクルパワーをすべて外すと、振動がさらにもう一段少なくなることもわかり、当分つけないで、これからはアクセルを適当に開けて
少しCBの加速を楽しむような走行に路線変更をしていこうと思っている。エンジン温度も上昇がわるく、昔の真冬並よりも、朝の通勤時の昇温は悪いというか低い。アイドリングも1200から1100以下まで下ってしまった。よほど走らないと1100あたりに来ないのである。冷え性のエンジンになってしまっている。これはこれでいいのかも知れないが、乗っていてつまらない。

以前は、走行距離が満タン後150キロあたりをコスト、効き目がはっきり感じだしていたが、最近はいつも同じ。なんの手応えもない。以前、ミリテック1を試したときと同じ。それからかなりしてからモータロイ効果がじわりと感じられるようになった。タンク交換前のスズロイ効果が今は無い物ねだりでいっそう貴重に思える。80キロあたりの走行感は最高で〜す!という感じであったのだが。時間とともに復調してくれることを願うばかりだ。

『66 名前: ミリテック中毒 投稿日: 02/04/12 10:26 ID:5QHCwzLR
>>63
ミリテック、入れた直後は効いている感じない?(極端なフリクション低下)
これは一時的で100kmでもう効果無くなる感じあるけど。
逆に言えば100kmだけ効果あればいいような場面ではそれなりの
効果あるんかな?よーわからん。
漏れの場合はこれ入れはじめて燃費0.5km/Lくらいアップ、
前回のオイル交換から入れてないけど0.5km/L(5%)くらいダウンしちまった。
もしかして効いてるんかいな???
仮にそうだとしても金額ベースでは引き合わない
(4200円/5000km vs 500L×5%×110円=2750円)

宣伝文句とは違ってシリンダ潤滑に関係なさそうな極圧剤系らしいのだが、
動弁系だけに効いている可能性はあるのかな?

環境負荷ありそうな塩素化合物らしいので、腐食性ないとしても
できれば止めたいのだが・・・・うーむ。 』
というコメントも見つけてしまった。
http://caramel.2ch.net/car/kako/1018/10182/1018263736.html


秩父おまかせマップ
秩父の観光ガイドおまかせサイト
http://www.bsmap.jp/

なかのひと

火曜日, 11月 10, 2009



ミリテック1の追加処理をしたら、燃費が急低下。車並みになってしまった。前回も、スズロイ処理の効果が消えたが、今回も回復には2000キロほど走らないとならないようだ。体験者のアンケートでも、燃費が悪化する例も報告されている。

スズなどの金属にも作用し、数ミクロン単位で、金属表面をミリテック1効果を施すらしいが、詳しい事はわからない。ただ、スムーズで振動も減ったようには感じている。最初のときのように、吹き抜け感はないが、燃費以外には特に問題はない。車と思えば、別にどうといったことはないのだが、・・・・・。

こういうときは、じっとしている以外にはないだろう。もう処理はやめにしたい。まだ残っているが。
スタンドでいれた4輪用オイルは特に問題はないように感じているが、オイルの種類や特性とも関係があるかもしれない。前回も、合成オイルに変えたときタイミングと一致しており、それまでの鉱物油で来た感じと大いに変わった。けっこう走ってから、ミリテック1効果が低下したのだと思っていたが、スズロイ効果が出だしたところで、鉛の効果もズーンと出てしまい、
処理を誤った、と焦ったが後の祭り。走行音はしずかで、加速も問題ないが、どうしてこう急に低下したのかは、まったく分からない。耐久性に貢献していると思えば少しはあきらめもつくが、その保証もない。そのことから考えれば、マイクロロン処理は良かった、ということに尽きる。当時はそれほど良いとは思わなかったし、否定的意見も少なくなかったが。

先日、バイト氏の同意を得て、国道沿いの吉野家で昼飯を済ませた。簡単に済ますつもりで入ったのだが、土曜日のちょうど昼時、大して混ではいないのに、店内で行列。スポーツ行事関連で、持ち帰り客が多く、店員の大半が注文食のほうに掛かり切りで、店内は会計ぐらいしか手が回っていない。それなら、すぐ手前の回転寿司の方が早かった、と思ったが、車を駐車場に入れてしまい、中央分離帯もあるので、戻れずじっと我慢。カウンターやテーブルが大半空いてからようやく着席となり注文が出せた。

途中からホンダのライダー服姿の中年の方も来て、反対側のカウンターで食事。その時は、ライダーだとは意識しなかったが、駐車場にもどると、新車のバイクが一番奥に止まっていて、私の車はその隣という位置関係。入れるとき、出にくい位置だなあと思ったが、今は回りが空いていて、それは解消してしまって、いつでも楽にバックして裏口から出られるので精神的ゆとりから、そのCB250の4気筒をあれこれ眺めていたら、ライダー氏が戻ってきて眼があってしまい、いろいろとバイク歴のことを話してくれた。

今日は、秩父帰りの途中だという。1万回転以上回さないと、思うように走れないとこぼす。買ってもう一年となるが、まだ走行4000キロという典型的な休日オンリーのライダー氏。以前はVMaxやX4など大排気量車にいろいろと乗っておられたそうだ。大型車のパーツ代の高さから嫌気がさし、やめたそうだが、今度はこのバイクに悩んでいるという。

具体的にはVMaxのオイルフィルターごとのオイル交換では、一万円も掛かってしまうし、ブレーキパッド一枚でも6000円位と、最近のパーツ代高騰についていけない、とこぼしていた。わたしも、3年前3000円台だったリアブレーキパッドが、今回6000円からお釣りが150円ほどで、ぼられたとおもったけれどそうでもないようす。

GTOさんではないが、ブレーキパッドは部品だけ買っておき、自分で交換することも検討していた矢先だけに、妙に話があってしまい、バイト氏にいわせれば、たっぷり20分以上待たされた、という。VMaxは燃料タンクがシート下にあって、15リットル程度の容量で、大飯ぐらいなので、仲間と一緒に高速走行すると、しょっちゅう給油でスタンドインとなり、迷惑をかけたし、設計がふるく高速では車体がねじれて困った、などとおっしゃる。古い鉄パイプフレーム車や最近のアルミフレームのほうが予想に反してよっぽど剛性が高い、などと話す。

250を新車で58万で買われたが、ライダーウェア2着分と、車体カバーなどを無料プレゼントされ、何だかんだで数万円のバックがあったらしいが、このタイプはメーターもアナログ表示で古い設計で、もう売っていないタイプだという。おまけに、リヤに太いタイプのタイヤを付けているし、バンク角が浅くて困る、とタイヤのサイドを示して話される。秩父帰りで、このサイドの接地状況ではそうだろうな〜と思わず後ろに回って見てしまう。

結局、どのバイクを選ぼうと、買ってしまってからいろいろ後悔することが多い、という意見で一致してしまった。楽しい時間をありがとうなどと言われてしまったが、愛車の自慢の一種と思えば、そうなのかもしれない、などと思った。一万キロは走らないと、思ったように回らないでしょう!?とは話しておいたのだが。街中でも、このタイプ、女性などが大人しく乗っている例もあるが、回して飛ばしている例もけっこう多く見かけるし、これはこれで面白いと思うのだが。CB400SF、あれは遥かに良い、とのことでした。

写真は、カーナビ使用で開拓した新ルート沿いにあるレッドバロン大宮店、黄緑色の価格表がついているのが、気になる旧型の緑色のモトグッチ850あたりである。

なお、翌日雨の中、出勤途中、道端でふと思って、ミラクルパワーをすべてはずしてみた。要するにどうやってもそれほど燃費がかわらないなら、とおもって、前の晩、ノーマルのアースコードも先端をカバーしてあったビニールチューブをはいで、もとの位置にコネクトしなおしてあり、すべて昔のままにしてあり、ミラクルパワーを外してどう調子がちがうか、再確認したかったからである。

すると、パワー感は大差なく、(若干細い気はするものの)吹け出すと勢いが良い感じがした。8月16日と同じ結果である。アクセル一定での吹けの良さはミラクルパワーなしのほうが顕著に感じた。本来のイグナイター特性が素直に感じられるこのCBの性格を彷彿とさせる吹けあがりと実感した。最近、朝のホーンが低く、バッテリーが弱っているかな、とも思う気がしていたが、外したら、抜けの良い音が遠くまで届く感じになった。

どうもミラクルパワーはこのCBだけかもしれないが、電気系になにか修飾作用をするような気は過去何回か感じたことがあったが、そのせいかどうか。同じく吹けるようでも、ミラクルパワーなしのほうが、アクセル低開度で済むような気がすることも8月16日と同じ。ミラクルパワーをつけると、この低速でのアクセルの安定感が乱れ、少し余計に明け気味にしないと、4気筒の吹けが出てきづらい気がした。このクセは、乗り込んでも変わらないようである。開ければパワー感は絶対的に大きいと感じるのだが。大変デリケートな乗り物であり、面白いことだと思う。

秩父おまかせマップ
秩父の観光ガイドおまかせサイト
http://www.bsmap.jp/

なかのひと

日曜日, 11月 08, 2009

翌朝、さっそくできあがったプラグを2番、3番シリンダーに取り付けて、全シリンダーにヤスリでスリットをいれたプラグを取り付けて走行してみた。さぞかしトルク感が出ていることだろうと、期待したのだが、意外なことに1番と4番にだけ取り付けた昨夜よりかえってトルク感は減った感じが走り出してすぐわかった。おや!?と思った。しかし、充分暖まれば本来の調子はでるだろうと思ったが、朝の通勤ではそうしたチェックもままならなかった。

それで、夜満タンにして、走行テストを試みたが、渋滞に阻まれ燃費テストどころではなかった。そして、エンジンが充分暖まると、静まってきた感じの振動が、却って大きくなっていることにきづいた。過熱気味でも無いのに、吹けはよくない。それで、40キロほどして燃費を計ったら過去最悪のリッター10キロちょっと。おいおい、嘘だろう〜〜!?。それで、翌朝2番、3番のプラグを外して焼け具合をみたら、効果も何も発揮しようがない、ヤスリでスリットをいれたプラグフックあたりは真っ黒で、通常の焼け具合と何の変化もない。それで、すぐ外しておいた、イリジウムプラグに戻した。私が名付けたイジリウムプラグは、すぐにお倉いりとなってしまった。

それで、さっそく走行テスト。走ってみると明らかにトルクフル。いつもの定置燃費コースへ行き、出勤するにはちと時間がきついので、すいた早朝の国道を飛ばして燃費をみると、12.5であった。これで、残りも全部イリジウムプラグに戻すことに。会社にもどり、タンクをリフトし、1番、4番プラグも外したが、こちらも真っ黒。それで、残っていた以前付いていたイリジウムプラグをみると、電極のまわりはまだマシなようで、全部ノーマルに戻して、走行テストを時間がないが、一回りしたら、さすがに調子がよい。

あのネットの記事がガセかとも思ったが、スリットをいれた部分のフックが真っ白にやけていたので、たしかにそれなりの効果があったのだろうとも思える。

少し走ってふと思いついて、4本あったシリンダーヘッドアースも半分にしてみると、発進は少し弱いが、エンジンが回り出すと、俄然調子がよくなることを確かめた。4本のうち、2本づつセットで作ってしまったので、一本とか3本とかには、セットをばらすしか出来ないようになっている。

ノーマルのアースコードを外してシリンダーヘッドアースだけにしたら、いちばん調子のよい、3番プラグは、少し黒さがへっていることに気づいていた。2番、3番はタンクをあげないでも外せるので、3番プラグは時々チェックはしていたのである。きょう、4本を2本に減らしたのは、以前書いた燃費のことを思い出したからである。
http://yhsvtex.blogspot.com/2009/07/15.html

このとき、燃費を18キロと書いてしまったが、それは燃費テストをしたとき、リセットを忘れ、そのときのオドメーターは34キロ(走ったコースからいつでも確認できる距離)になっていたので、走行距離から34キロをひいた222キロで14.2リトルの消費だったから、修正燃費は
16.5キロほどであった事になる。これは通勤と町中の走行で達成した値としては、過去最高であり、まだ再度確認はとれていない値である。シリンダヘーッドへ一本ダイレクトでアースし、通常アースもそのままで達成した値である。

その後、7月20日に野辺山方面へ合同ツーリングへいったら、またその効果が途切れてしまった。それで、またシリンダーヘッドアースを増やして少しは良くなったと思っていた。しかし、sho様と、かねごん氏の北海道ツーリングの見送りをかねて、磐梯山方面へ高速ツーリングしたとき、しんがりを務めていただいたsho様から、私が高速でかねごん氏に追いつこうとダッシュをはかるたびに、マフラーから黒い煙(カーボン)が出ていると、指摘され意外な気がその時はしていたが、最近になってマフラー出口にもカーボン沈着がはっきりとわかるほど厚くなったなってきたことに気づいて、カーボン掃除をした。

しかも、最近定置燃費コースは走っていないが、振動は消えて来たものの、燃費は全然良くなっていないことも疑問を持っていた。それで、ノーマルのアースを外して、強制的にシリンダーヘッドを介してしか電流が流れないようにしたら、少しプラグの調子がよいように感じた。電気は、通りやすいところを通ってしまう性質があるそうで、ノーマルのセルモーター基部に通常のアースもつけたままにしておくと、シリンダヘードにいくらアースをつけてみても、やがてバランスしてしまい、あまり効果がないようになってしまうのでは、と思い始めている。

それで、一本だけでもシリンダヘードへダイレクトにアースをしたとき、エンジンはかなり調子がかわり、アクセルを開けないでも走る感じが強くでてきたが、数日後の合同ツーリングで全開にして走ったりしていたら、その効果は消えてしまった。電気がバランスしてしまい、もとのアースを通ってしまう結果になった可能性を考えた。けさ、ふと思って、アース線を減らしたのは、銅線を増やしてわずかでも電気抵抗を増してしまうことを考えてもみたからである。しかも、この最良燃費時は、まだにんじん君だけで、ミラクルパワーはつけていなかった。それでトルク感はまだ細かったのだが、回転はよく伸びていた。そのことを思い出してとった処置であったが、夜調子をみたら、やはりよく吹けてくる感じがする。あまり開けないでも回転の上昇がともなう感じである。そして、振動も増えてはきていない。この回転のあがりやすさは、急にスズロイが効きだしたような感じもある。

電気系のコンディションは、極めて微妙かつデリケートだと思った。漏電があったり、キルスイッチにグラブが触れただけで、エンジンが停止したりと、少し不思議な動きをした車体である。ワイヤハーネスは一新したが、プラグ電流には直接関係はなかろうが、クランクケースなどのボディを流れる電流は目に見えず、強制的にプラグ周りに電気を流してやる措置を講じないと、すぐに設計時のもとの状態に戻ってしまうようである。

この推測が当たっているかどうかは、燃費テストの結果と、プラグの焼け具合であろうと思われる。

木曜日, 11月 05, 2009



最近、明らかに振動が収まって来た。オイル交換後、ミリテック1の二度目の注入を行ったら、スズロイ効果が消えてしまった感があったが、アイドリング時の振動は日ごとに減ってきた。鉛の影響は、全くない、という感じにスムーズに回る。

イリジウムプラグに変えてから、初めてプラグの焼け具合を見たが、相変わらずでマフラー後端にもカーボン層が厚く堆積している。それで、まだまだプラグが白く焼けるような火花には改善されていないことを実感。それで、また入浴中に、思いついたことは、セルモーターの基部に接続されているオリジナルのアース線は不要ではないか?ということだった。シリンダーヘッドに4本もアース線がつないであるので、本来のアース線が無くても充分だろうし、それだけシリンダーヘッド回りの電気がわずかでも強くなるかも、と思った。

そうしてみれば、始動時セルの回転は却って軽々と回る感じがして、心配は無くなった。それで、かん高い感じのホーン音に変わっていたのだが、もとのオリジナルのホーン音に戻った感じであり、気持ち火花は強くなったかな?という感じはしていたのだが、まだまだ不足の感じがする。

それで、以前読んで一度は関心を寄せていたプラグ加工の記事をまた思い出してしまった。
http://mm140j.fc2web.com/011130_plug_sbc.html

ここには、プラグのアースフックに穴を明けることで格段にトルクアップするという記事が出ている。写真によれば、アースフックが真っ白に焼けている。それで、自分もそれとほぼ同等の加工をして試してみようと思い立った。この処理により、この記事ではリッター19キロの燃費が24キロまで向上したというから、その点でも救世主となる可能性を秘めてもいる。

前の晩、記事を再三よんで、要点をイメージ化。昼間に平ヤスリを購入。比較的大きめの15センチほどのものを選んだ。それで、試しに普通の中古プラグを加工してみたら、30分程度で一本の加工ができた。ヤスリが大きめなので、簡単にV型に切り込みができて、記事にあるような穴が加工できる。それで、帰り際に、もう一本もつくり、タンクを挙げないと交換できない、左右の外側に各一本づつとりつけた。イリジウムプラグは真ん中の二本だけとなった。それで、外側の二本は、そうだ、イジリウムプラグとでも呼ぼうかな、などと思ってエンジンをかけた。

トルクアップは歴然とする、というので加工したがそうした差異は感じられないのに、燃費アップは劇的に改善された、という記事からは、排気量やエンジン形式などの詳細は不明である。CB1000SFのエンジンは比較的ワイドなピストン径で、かなりのショートストロークであるため、爆発圧力を有効に活用するためには。より短期間に、ピストン頭部全体に火炎が及ぶ必要があり、プラグのアースフックの隙間からも火炎が同時に発火するなら、きっとトルク感も感じられやすいのでは、と期待した。


最初は冷えているので、2000回転あたりでエンジンが安定したまま回り続けようとしている感じがしたが、家に近づきかなり暖まってくると、加速が以前より鋭く感じられ、エンジンがチリチリした感じが伝わってくる。まだ、二本しか加工していないが、効果は感じられる。
そして、うれしいことに、さらに振動は減ってバックミラーはかなり安定した画像を結ぶ。
そして、不思議な事に、ホーン音量も容量アップしたような充実感が感じられ別もののような感じに変わっている。

途中、エンジンブレーキの効き具合を何度か試したが、あまりかからないようだ。ほとんどアイドリング時のアクセル開度に近い開き具合で走行可能なようだ。しかも、まだ半分の二本でも期待を持たせるような意外な感じが出ている。それで、夜残りの二本も、松井の活躍や、巨人の逆転サヨナラのダイジェストなどを聞きながら、あっと言う間に作ってしまった。

後は、明日朝、残り二本を取り付けるだけである。その二本は、もうタンクをリフトすることなしに、交換できる。17ミリのメガネレンチがあれば、それで簡単にプラグをまわす事ができるので、数分で交換が完了するだろう。そのつもりで、手間でも、帰りがけに外側二本を交換しておいたのだ。
なかのひと