金曜日, 10月 16, 2009

さて、ようやくスズロイの効果が、新タンクでも出始めた。旧タンクでもかなりよい効果を上げだしたかな?という矢先にタンクがつぶされ、交換を余儀なくされてその後の変化が追跡できなかった。

今回は、新タンクでも同様の効果を出して、しかも継続後の変化も報告しようと意気込んだのだが、うっかり鉛成分を余計に入れすぎ、タンク清掃をしなおして、再々スタート、効果が出始めたような感じを取り戻し、今のところ揺り戻しはない。臭いも日増しに無臭にちかくなっている。旧タンクでははっきりしなかったが、新タンクでは、アイドリングが通常で1150回転前後、リザーブ近くになってくると、2000回転を示している。

以前はこのようなことはなく、おおむねコンスタントに1100回転前後だたことを思えば、それだけでも幾分かの効果が出ているのだろう。
走行フィーリングはきわめて気持ちよく、スムーズさに日ごとに磨きがかかる感じで、この味を覚えてしまうと、ちょっと後戻りはむずかしい。しかも、半永久的で、今後余計なことをしなければずっと、効果が長持ちする、というおいしい話、ということになろうか。

なぜ、悪影響のある鉛成分を入れているのか、?と思う方のためにも些細な経験の集積から、なかばやけっぱち的に出てきた手法かもしれないが、根拠が無い訳ではない。

昨年の今頃、マイクロロンというテフロン処理剤を二年近く使っていて、スムーズでいいと思っていたのだったが、燃費の限界を試してみたくなり、昔からあるモータロイに変更してみることに。しかし、販売中止で入手困難、ネット価格もべらぼうに高く、自作することに。

それで、ネットで探せば、鉛フリーハンダとか、鉛成分5%ぐらいのハンダもあったのだが、近くの量販店で探したら、鉛分1/3のハンダが手頃な値段であったので、すぐそれを溶かして入れてみた。加減もわからず、しかも速効性をねらって、鉛分の多いものを多量にいれたら、最初はそうでもなかたが、日ごとに燃費がおち、マイクロロン使用時は、16.x台まででた燃費は15から、最終的には13キロ台までおちてしまった。

それで、鉛分が多すぎたと自覚、しかたなく純スズを購入して足したら、15キロ台まで回復して、よかったと思ったが、まもなく、鉛に負けてまた13キロ台に戻ってしまった。

それで、タンク清掃を頼んで、中味をすべて除去、以後何も入れないでエンジン内部で染みこんでしまった鉛製分が完全に無くなるまで我慢して、臭いが無くなってから、スズを入れたが、スズが多ければいい、というものでもなく、そのころ、経年変化で、プラグの電極への電流供給もおちていたようで、スズだけでも入れすぎると、吹けが悪くなってきた。

それで、またタンク清掃、さらにアーシングをしてスパークの電流を強化したら、入れすぎで吹けがわるいということも特に無いようであったが、今は入れすぎないようにしている。

そのため、効果が出にくく、適量の見極めがむずかしく、毎日、取り出した余分なスズの固まりを眺めていたら、一個だけ色の変わった小さいスズ片があるのに気づいた。それはハンドロイの最後の一個で、色が黒っぽく、いかにもオリジナルのモータロイ的な色をしていた。半年あまり、タンク内にあったものである。取り出しのとき、どこかに引っかかって出てこずに残っていて、ある日突然こすれて緩くなったものが出てきたらしい。

それを見ていて、鉛の金属表面への浸透する力の強さは、身にしみていたが、それだけ強ければ、ごく少量なら、スズ成分定着の橋渡しをするのでは、と思いだした。毎日誘惑と戦い、これもテストとスズの入っているタンク内にごく少量(2/3はスズであるし)を入れてみた。

すると、どういうわけか、だんだん効果が出てくる感じで、やはりモータロイは合金だと書いてあって、成分比などは公表していないが、スズだけでもあまりよくないのでは、と思うようになった。

最初、多量のスズと鉛分があったとき、スズを入れたら、一度は13キロ台から15キロ台まで一週間ほどで回復したのだし、鉛成分の量を押さえて溶けやすいスズを多く入れてやれば、どうなるか?にテストの主体は移っている。

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