木曜日, 7月 30, 2009

アーシングについての素朴な疑問について、体験者が何通りかの回答を寄せているのが目に付いた。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa510456.html
では、robocutさんの回答が、現在の自分の疑問へ多くの点を示唆している。曰く
『私のお勧めはメインアースとエンジンブロック・エンジンヘッドです。(これで十分実感できると思います)』などとあり、シリンダーヘッドアースの二本目の増設と、メインアースをもう一本取り付けることを決断した。

『アーシングでのライトの光量UPをお望みでしたら、バッテリーのマイナス端子からボディーへ伸びている短いアース線(メインアース)を強化(※1)すれば光量はUPすると思います。車種にもよりますが500から700ルクスUPしますので実感できるでしょう。』ともあり、もう一本のボディーアースも考えたわけだ。

それで、さっそく買い置きのアース線と端子とをハンダ付けして取り付け完了。かなりトルクアップ感を感じた。それで、走行テストもしてみたが、アクセルのつきが、ある程度アクセルを開けば申し分ないが、前より明け気味にしないと、吹けてこない感じが顕著。これでは、いくらトルクアップがあったとしても、燃費向上にはむかないな~、と思いつつ走行。案の定、よくなかった。帰りの定置燃費コースでは、しかたなくトップ2000回転前後で走るよう心がけたが、それでも、燃費は向上どころか悪化し、なんと13.6しか出ない。16以上は欲しいところだ。
http://www.geocities.jp/toki2010/customize01.htm
では、偶然一回のアーシングで、目から鱗がボロボロこぼれるほどの効果を上げたという。ただし、それでも、これはベストとは考えていない、という。

そうなんだよね。成功例もあるが、失敗例や否定的な見解も少なくないよね。
『アーシングはやはりダメだ』というのあった。
http://morigon.jp/GTR/earthing.html
では、『見てわかるように、ほんのわずかに、アーシングしているほうが加速がにぶい。 まったくもってほんのわずかなので、これを自分が差として体感できたとは 言いがたいが、なんにしろ変化が無いか、遅くなってしまったかのどちらかで、 今回の2ポイントのアーシングは意味が無かったと言える。』などという結論で終わっている。

また、燃費等についてふれていないが、環境面での排ガスの浄化効果を指摘している例もある。そういえば、もう、排ガスは、ほとんど無臭化してはいることに最近気づいてきている。
http://www.mj-auto1244.co.jp/earthing/koka.html
では、排ガスを白い紙に吹き付けて、黒煙付着度合いが薄まる実例を紹介しており、燃費も向上という項目は入っているが、具体例はなし。

というわけで、アーシングはうまくいけば、目的とした効果がでそうだが、効果的なポイントは、車種などによって、千差万別なようだ。

そこで、今回のアーシングは失敗と判断。それで、ダブルでつけたボディーアースを一本外してみた。翌朝走行してみると、トルク感は若干落ちたが、60キロ時走行あたりのアクセル開度が極端にすくない状態であり、昨夜とは打って変わって快調だ、ということが分かった。

それで、夕方期待してエンジンをかける。スイッチオンで、ライトがやけに明るい。セル一発でエンジン始動。しばらくすると(10秒ほど)ライトがやや暗くなったとたん、エンジンも1200回転から一瞬息をつき、1000回転ぐらいに落ちた。なんとなくいやな予感。それでも暗いし、手の打ち用がないので、そのまま帰る。今度は、何もしていないのだが、朝とは打って変わって、エンジンがねばる、感じがする。その分、加速も鈍い。前よりもトルク感はあるものの、低速の粘りがブレーキとなっている感じで、最後まで変わらなかった。

家へ帰り、シートをあけ、にんじん君の接続を確認する。一個はひっくり返っていたが、接続は大丈夫なようだ。両方のギボシ部分を手でおさえ、確認する。

それで、途中で明るさが変わって、エンジン回転が一瞬乱れた時に何かが起こった、と判断。
しかし、原因は不明のまま。

それで、翌朝、また、あれこれ試さなくては、と早めに出社。民家から少し離れたところで、エンジンをかけると、驚くほど勢い良く始動し、排気音も大変ダイナミックで、少々驚いた。あわてて、住宅街から逃れようと発進すると、かなりトルクフル。これにもまごついたが、昨夜の妙にねばりつくようなおとなしさとはうってかわって荒々しい感じ。ずっとその感じはつづき、大型トラックの後ろについて走っていたのだが、このトラックがある時点から、飛ばしだした。それで、しばらく遅れないようについていったが、かなり飛ばす。ずっと、これに付き合う気もないので、適当な直線で追い越しをかけたが、かなりスムーズに追い越せた。パワーもあり、騒音も少なめ。

それで、この変化は、昨夜にんじん君の接点確認後に起きたことなので、ギボシだけの接続では、時として接触にテンポラリーな任意性が入って、時々調子が変わるのかもしれない、と思った。たびたび起こるようなら、バッテリーとにんじん君を結ぶコードは、ギボシ接続ではなく、ハンダでつないでしまってもいいかもしれない、と思った。まだ一晩だけだが、昨夜の前照灯は、過去に例をみないくらいに明るかった。アーシングで、ライトまではっきり明るくなったのは、今回が初めてであり、これはこれで、うれしい。

何しろ、ライトが暗くて、昨秋の車検時にクレームがついたくらいであり、最近、特に暗さが目立ってきていたからなおさらである。爆発感も変わってきており、カーボン堆積のクセも改善されていくなら、それなりに燃費向上もありえるかと、思われた。まだ、燃費云々は早いような気がする。アーシングにもベターな選択はいろいろあるだろうが、ベストというのを探すのは大変だと思う。

昨夜の始動直後の明るさの変化は、始動による振動等で、にんじん君の接続具合に変化が起きた故ではないかと、勘ぐったところである。いずれ対策を講じる必要がありそうだ。

なかのひと

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