火曜日, 3月 03, 2009

年度末である。仕事が途切れることなく発注され、息つく暇も無い。伝道に見える方たちもまだ、暇にならないんですか!?とさすがに呆れているらしい。この人たちも、男性の一人は、普段はミキサー車の運転をされているらしい。半年以上も前から、だいぶ暇になり、こうした活動も十分できるのです、ということだった。

こちらは月に一日か二日程度休めるかどうか、であり、土日はまずアルバイトの諸君たちと別れて班別の仕事となり、その纏めは翌週のバイト諸氏が来る頃まで終わっていないこともある。ありがたい、といえばありがたいのかも知れないが、人手を増やさなければもうどうしようもない。その人手も親会社から、若手をひとり受け入れるよう打診されはじめた。それをしなければ、さらなるピンハネ率アップ要求が来るのは例年の必定。しかも、その上の大手発注先からは、今年からさらに大きな新仕事がでる予定らしく、親会社もその時は自社も積極的に加担する体制でいるらしい。まだ、国交省の整備局よりも上のレベルで、どこまでの範囲を、どの程度までするか協議中らしい。しかし、自分の仕事の範囲は、あくまでCADによる設計図面づくりなので、代理に仕事ができる人がおらず、後継候補の育成も急務なのである。

しかし、そのアルバイト氏たちも年度末となると、皆それぞれの事情で忙しく、いつでもお願い出来る状態ではなく、派遣事業に申し込んだり独自ルートで、猫の手でもいいから、ということで見つけて来たりする。行きつけのスタンドで学生時代から来ていたバイト氏が、さいきんまた現れ出した。理由を聞けば、コンピューター会社をやめて、目下、別会社への転職準備中なのだという。しかし、土日は、スタンドの店長が確保してしまっているので、平日で就職活動が空いていれば、バイトに来れるというので、週1日でもいいから来てもらうことになった。顔見知りだし、会社へ10分という近さで、本人も正式に就職しても、できれば土日のバイトで来れれば、近いしいうことなし、と思っている気配もある。

このブログでもいちど紹介した、カワサキの600をスタンドで整備していた人である。カーマニアでもあり、今は燃費の悪いバイクは売り、ピンクナンバーのスクーターを保有。黒の400から始まり、リッターバイク、600のカワサキも皆ブラックだった。600で、燃費が14、400で18ぐらい、リッターバイクは!?というと8キロちょっと、だったという。おいおい、何に乗っていたのときくとRなんとかとサラリと答えたが、聞きなれないので、もう忘れた。

モータロイをいれたカワサキ900は、ネットでは通常20キロ以上だと言うが、最悪リッター6キロで、最上で24キロぐらいだというようなことが書かれていた。最悪は、車並みということか。最良は、運転次第バイク次第ということで、千差万別ということだろう。

さて、電気系を一新したわがCB1000SF、ノーマルでも調子がよいが、この前のツーリングでいまいち燃費が思わしくなく、自作モータロイ効果もまるっきり皆無に近い状態で、今後の慣らしが必要だな、と思っていたところである。ところが、ブレーキランプの不調から、いままでの電装系は、漏電!?の問題もあったらしく、今一燃費をよくする機能を持つ製品にもさしたる効果は感じられなかったが、今度はまだ、ブレーキスイッチに問題があるとはいえ、基本は正常に戻ったようなので、まずてっとり早く、会社の机の引き出しに放り込んであった、ミラクルパワーを試用してみようと、その日の夕方の帰宅から取り付けてみた。

すると、着けたとたん、ランプが明るくなった、と書いた以上にもう一段明るくなり、始動もより短いセルモーター駆動で、何か今までとはちがうレスポンスを感じた。乗りだしてみると、はっきり調子の良さが伝わってくる。そうか、やはり今まで電気系の異常で、正常な火花状態ではなかったから、効果もいまいちはっきりしないどころか、却って調子も悪く感じる最近の試用結果だったことからすると、雲泥の差。これでは、sho様も、手放す気はおきないだろうな〜、と思った。それだけでも、うれしい。音質もはっきりこれまでの装着時とちがい、走行感覚は、あのにんじん君そっくりだ。

そして、翌朝会社へ近づき、エンジンがかなり暖まっている状態で、一時停止だった交差点がさいきん信号機がついてしまって、赤信号で停止。青で左折してスタートしたとき、いままでとちがって、車の進行の隙をついて急いで発進していたときとちがい、後続車もなく、ゆっくりと曲がったが、あと200メートルほどで、会社なので、てげてげのアクセル状態だったが、曲がったとたん、急に加速しだしたことにビックリ。アクセルを開けないでも相応の加速をするではないか。それで、何となくピンと来るものがあった。マイクロロンとは違い、モータロイ系は、アクセル全開でももちろん効果はあるのだろうが、アクセルを絞った状態でも、抵抗が低下しているので、その分パワーアップした感じがすることを。

ミラクルパワーでトルクアップし、エンジンも20キロ近く走ってきたので、通常なら加速しないアクセル開度でも、加速するのだろう。ただ、加速を始めるまで、回転が1800回転あたりをこえるまでアクセルを一定にして待っていると(1〜2秒)そこを越えるとぐーんと加速がつく。まるでアクセルを開けているように。これなら、燃費はよくなる理屈だなあ、と思った。

その日の帰りも、公道にでると、すぐアクセルを開けて、後ろから接近する4輪をかわしたりしていたのだが、少し脇により自由に抜かせて、アクセルを押さえて走ってみることに。すると暖機時よりさらに時間がかかったが、やはりアクセルを押さえていても、加速する。やはり、そうか。冷機状態でも回転が上がれば、冷機を感じさせない走りである。しかも、この日あたりが、新自作モータロイ投入後、なんとか2000キロ走行を達成していた。

投入1000キロあたりまで、効果がはっきりしていて、効果が順調に燃費にあらわれた。しかし、1000キロを超えたら、どういうわけか効果が感じれれなくなり燃費も落ちた。やはり、2000キロあたりまでは却って燃費がおちますと、製品のマニュアルでも断り書きがしてあったが、ちょうど2000キロもクリアーしたし、電装系も一新。しかもアイドリング回転数を、冷機時こそ1000回転前後だが、暖機時は1200回転。アクセルを放しても、以前よりはガソリン供給は増している。そして、ミラクルパワーによってさらにわずかでもトルクアップが計られた状態、とすべて+要件が揃った状態であったことになる。

翌日の出勤は、ルートを変えて片側2車線が完成したバイパスを走ってテスト。絶対こちらが速いと言う人と、いや距離があるので、けっして速くないという人がいるコースで、普段は使わないルートである。いやでも飛ばしてしまう、ほぼ直線のバイパスで、早朝はさほど混まない。今までは、つい飛ばしてしまい、燃費もけっしてよろしくないコースと自分の中では感じている。しかし、今日はテストなので、気楽に入り込み、左側車線を最初静かに走ってみる。
みな平均70キロ前後で走っているようだが、左側車線は、平均して右側車線よりは遅い。右にでてみて、アクセルを押さえて走ってみても、充分4輪について走っていける。通常より気持ち時間がかかるが、アクセルを一定に保っているつもりでも、予想に反してスピードがじわじわ伸びていき、いつの間にか先頭に位置してしまう。

それを繰り返しているうちにエンジンはどんどん暖まっていくのだろう。だんだん弾みがついていき、音も静かで車速があがる快感に酔いそうになっている自分に気づくが、油断しないで行くことに。一緒にいた4輪群は、信号一区間半以上ほどはるか後方である。

その日の帰りは、納品もありさいたま市を回ってのルートである。そこで、これはど快調なら、さらに整流機能を持つといわれるエコボックスもためそうと、昼間装着しておいた。その時は始動性、回転の上がりもいっそう頼もしく感じたのだが、走り出してすぐ少しエンジンが固いと感じた。この日の夕方は、風も強く低温であり、手先が寒さで凍えだす状態で、そのせいもあろうかと、7〜8キロ走ってみたが、やはりなにか加速が緩く、明るさもはっきり以前よりは暗い、と感じた。そこで、途中のコンビニの明かりで外してしまう。外してすぐ、明るいし、加速も良いことに気づく。後は走るほどに調子づき、朝よりはぐっとスムーズ。さいたま市を出る頃には、絶好調といってよく、音の変化もさほどないのに静かにスピードがアップ。ひさびさに、バイクの面白さを寒さも忘れて堪能してしまった。

完全に暖まった状態ではタイムラグもほとんど感じないで、充分加速。静かに加速しているつもりでも、交差点を走り抜けるときについてきている4輪はない。いたとしてもシフトアップをちょっと遅らせるだけで、後方に下っていただける、という感じだ。これはいろいろな条件の相乗効果の結果なので、ミラクルパワー本体だけの結果ではないものの、まさにミラクルということばが大げさでない、ミラクル体験であった。

いままでは、おそらく電装の状態がテンポラリーで変化していたのだろう、好調結果が持続しない、という悩みがあったが、はたして今後はどうどろうか!?

なかのひと

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