水曜日, 1月 07, 2009


さて、今回は昨日試せなかったWin機で作成したディスクイメージを、インテルマック上のSheepShaverで動くOS9.04の起動ディスクとして設定してみようとした。

その前に、万一起動ディスクとして問題がないとしても、インテルマック上でのファイル交換が出来なくなる恐れがあるため、事前に他のボリュームから必要になりそうなファイルやアプリを移動しておいた。そして、このボリュームに起動順位をトップに指定、他のボリュームは今回外した。そしてCDROMから起動するように選びスタートさせた。かなり普段しずかなパソコンがごそごそ言っていて、なかなか起動しない。やはりダメかと思っていると起動した。それで、CD上のインストーラから数分でシステムを転送して、起動ディスクとした。再起動したとき、このディスクは読めないから、初期化っしますか?とのメッセージがでた。せっかくコピーしたのにと残念に思いつつ許可するとなにやらトライしていたが、ディスクがロックされていて初期化できませんでした、で終わった。それで、最初にコピーしておいた中味は無事だった。最初のごそごそパソコンがうなっていたのも初期化しようとしていたらしい。


無事起動することがわかり、音も配布元の指示通りコンパネで操作するだけで出た。ただ、ごみ箱に比較的容量の多いゴミがあって、ひらくとSystem Resourcesとなっていて、インテルマック上の起動ディスクとしては、余計な邪魔物たちは排除されたようだった。

そこで、いろいろ試したが異常はないようだった。一部のアプリでアイコンが本来のシェイプに変わり切らないものが2,3あるが、起動は問題ない。これは、コピーさえすんなりできたものは皆起動するということだ。



インターネット環境も、一切なにもしないでもすぐ繋がった。これもインテルマックが最上位に君臨していて過去の履歴を保持しているためだろう。アップルさん、公式にはクラシック対応をレパード以降は搭載しませんでしたが、どうしてもやりたければそれぞれの技量に応じてお好きなように、といわんばかりではないか!?

インターネットエクスプローラーは、OS9でも動くが遅いし、表示の面でも必ずしも適切には設計されていないという意見がネット上でも多く、この場合の選択肢はiCabが圧倒的におおいようだ。タクシーキャブの意味らしい。小型できびきび動きます、ということらしく、OSX版も評判が大変に良い。
http://nmuta.fri.macserver.jp/

そして、シェウエアー版の3.0xではない、フリーの2.9xを捜してダウンロードして試したが、
表示エリアが適切でいらつかず、表示速度もダントツだ。ドイツ人の方が作り続けてくれているらしい。世界中にMacFanの方々がいて、日夜努力されていることに頭が下る、思いだ。



とここまで順調にきたのだが、今度は、インテルマック上でのファイルの交換が、いっさいできない状態に陥ってしまった。そうなるかもしれないと思って、事前に対応していたので、起動ディスクをまた捨てて新たに作る必要は当面ないが、起動ディスクについては、起動CDがなにやらだいぶ長い間ごそごそやっていたので、そうかもしれないと思うだけだ。

だが、他のディスクイメージ間や起動ディスクイメージでのコピーや削除もいっさいご法度となってしまった。えっ、それってないでしょう、と思いつつも妙に納得。逆に、これでいっそうロバストなOS9.04環境ができたのかもしれない、などと心は平静さを保とうと、いろいろなことを考えたりする。

当面、必要と思われるデータやアプリは移行完了しているので、格段の不便さはないが、将来にわたってコピーで外部からとのデータ交換ができないとなると、インテルマック上からの印刷などの機能を利用しずらくなる。

最初、もうこれでWin機のBasiliskII経由のディスクイメージは無効になってしまい、利用できないと即断したが、もういちどUSBスティックに入っているNEW.HFVというイメージファイルをインテルマックに移し、レパードのファインダー上で開くと警告なしにあっさり開き、コピーも即実行できた。これで、何やら不思議に思っていた、~.HFVの拡張子の意味がなんとなくわかったような気がした。

SheepShaverは、(BasiliskIIもそうであるが)ウィンドウズ上でクラシック環境を実現するのが本来の趣旨で、それがLinux版やOSX版(現在はハイブリッド方式)となってきたように理解している。

本来、OS8.5のインストールディスクでウィンドウズのSheepShaverを起動できるようにした後、ネット経由でダウンロードした8.6へのバージョンアップデータをWin機からSheepShaverのディスクイメージを移す(コピー)場合などは、どうしているか調べたら、HFVExplorerというWinアプリを使用するという。

最初、Win用BasiliskIIで、アップルが無料で公開している漢字トーク7.5.3とかいうシステムを取り入れて取りあえず起動性のブートディスクイメージを作ってコピーするときにも使ったような気のするあれだ。Win機はたいていマックより操作が煩わしい場合が多いが、これもその例で、OS実機本体とのデータ交換を前提にした、〜.HFV拡張子であったようで、データ交換用として残しておくべきもののようである。

なかのひと

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