日曜日, 11月 30, 2008


今日は、今年最後の11月。日曜出勤なれど、若干の自由が、アルバイト雇用で生じてきた。
天気も朝から良い。そこで、この前仕事で秩父の黄葉を見てきたが、多摩の紅葉ほどきれいではないと、同僚と話したことから、好天の今年最後になるかもしれない秩父を回ってみることに。

正午半過ぎ会社を出たが、けっこう風が冷たい。下をずっといくつもりで出たが、紅葉の時間帯は限られている。仕方なく圏央道を使い、飯能へ。空いている。追い越し車線を130ぐらいで
抜いていくバイクが、あの速度だとこの緩いカーブでもあのくらい傾けないとまずいのか?と感心する。

あっと言う間に見えなくなったが、3キロ先のETC出口を出るとき、まだ4輪の列に並んでいた。一般路に合流して最初の交差点で、やはりもっと前、風で80キロ制限の中100キロぐらいで
飛ばしていった軽4輪が、停止線の最前列にいた。

299を一路正丸へ。かなり単独のハーレーが多い。飛ばすハーレーは一台もいなかった。この時間だと、秩父方面からかなりまとまってバイクが降りてくるのに出会う。しかし、コーナーの続く山間部へ入ると雲が太陽をさえぎり、急に足下から冷えてくる。まもなく正丸というあたりで、ようやくう太陽が顔を出してくれた。うれしい眩しさだ。

トンネル入り口の直前を右折して旧道へ分け入る。簡易舗装にちかい林道より少しマシなくらいの急カーブが続く。太陽が傾いて、まぶしいコーナーは危険だ。しかし、おりてくるクルマは数台しかなかった。道が平坦になったところで、黄葉っぽいところでバイクを止めたが、写真をみるとまだ青いぐらいだ。西日があたり、飯能吾野方面の山々がきれいだ。エンジンが暖かいのが、低速で走ると伝わってくる。もう少しで、頂上の茶屋だ。

茶屋の前の展望がきくところでの一枚が、唯一の紅葉らしいカエデがあったので一枚撮った。
茶屋は、少しは客がいたが、先を急ぐので寄らずに先へ。本当は、おでんや甘酒を売っている
バラック然とした店へ寄るつもりだったのだが、どういうわけか道は下って、正丸トンネルの出口(飯能から秩父へ向かった場合)の左側交差点へ出てしまった。年配のおじさん二人が、黒いハーレーを2台とめて、こちらの動きに合わせて、眩しさをこらえて首を回している。かなりの年齢(といっても70前後)のお二人だったようだ。

そのまま横瀬を抜けて秩父市内へ。市役所裏手は、秩父夜祭りの準備がすっかり整い、人出はほとんどなし。先週食べ損ねた珍達ラーメンで体を暖めようと店内に入ったが、客は数名いたものの、ドンブリはみな汁だけで、かたづけものをしているおばさんに、すかさず休憩中なので、と断られてしまった。14:30〜17:00までは休憩とは、ドアの脇に掲げてあるのを出てから知ることになった。10分ほど超過しただけなのに、・・・。

団子坂下は、無電柱区間で、家一件建てるのにも電力供給は地下ケーブルで行う必要があり、夏ごろその関連で調査に来たが、今はその工事もおわり、家も最後の仕上げにかかっていた。軽自動車の下あたりに、ケーブルが入っている。白線を引き直した跡が。祭りに向かっての準備は完全に整っている感じだが、果たして今年も来れるかどうか!?こうして見ると、ヨーロッパの田舎の古い都市部っぽくも見えたりもする。写真は右側通行っぽく左右反転している。あらためてみると電話線は架空のようだ。祭りの夜は日本独特の文化遺産風景が出現するわけだが。

カメラはカシオだが、レンズはSMCタクマーの古いタイプ。今のカシオにはついていない、ファインダーもついていて、液晶は少し小さく暗いが、眩しいときはファインダーを頼りに出来る点は重宝する時がある。

なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

Natureさん、こんばんは~♪

昨日から一泊で四国高松に出張に行ってきました。栗林公園(りつりんこうえん)という庭園風の公園に立ち寄ったところ、ちょうど紅葉が見ごろでラッキーでした。

バイクではもう寒い季節になってきましたね~。ご指摘のように、太陽が出ていると暖かいですが、日陰になると途端に凍えるようですよね。
それと、太陽の眩しさは確かに視界が悪くて危ないですね。そう言われて考えてみると、自宅から奥多摩に行くときは、行きも帰りも太陽を背にする格好になるので運転しやすいです。

70前後のハーレー乗りですか、いいですねぇ。私もいくつになってもバイクに跨り続けたいものです。年をとったらビッグツインもいいかもしれませんね。あるいはCB750FOURみたいな旧車にも憧れますねぇ。こうしていろいろ考えるのが楽しいですね♪

峠の茶屋といえば、栗林公園では抹茶と和菓子をいただきました。なかなか風情があります。高松は東京よりは幾分暖かく感じました。

珍達ラーメンはギリギリアウト、残念でしたね…。こちらは、讃岐うどん三昧、たっぷり堪能してきました。コシのある麺に鰹ダシのきいたおつゆは絶品です。しかも300円ぐらいで食べられるのも魅力です。

以上、出張報告みたいになりました(笑)。

nature さんのコメント...

sho様、こんばんわ、お疲れさまでした。ご報告ありがとうございます。

讃岐うどんはいいですね〜♪大好物ですので、いつかは本場でと思っていますが、毎年その名も香川様という方から四国の麺が届くので、楽しみにしています。

こちらも出張仕事がすっかりなくなり、温泉やその土地での味わいを愛でる機会も無くなり、少々残念に思っています。

こちらでも、讃岐うどん専門店が国道4号沿いに出現して、ある日入ったら、店はもう閉まった状態でした。値段が安いので、大入りになるくらいでないと、採算割れしてしまうのかも。残念。

今、トスカーナ地方の世界遺産オルチャ渓谷の自然を紹介していますが、かっては海だった、塩分の多い粘土質の大地を、何世紀もかけて緑の大地にと手なずけた努力の跡を細かく紹介。

トスカーナの地主と現地の農民との契約書がたくさん残され、やはり農民の取り分は五公五民だったような記録も。

この前、エンジン付きハングライダーで空から日本の紅葉を、北から南へと南下しつつ紹介する番組があり、最後のほうの九州の山地もありましたが、九重山地の放牧地と比べて傾斜はゆるいものの、共通項を感じましたね。

阿蘇の草地なども、家内の母方が熊本でお茶栽培などしていたので、訪ねてみたいですね。