日曜日, 11月 09, 2008



右折帯に侵入して、ふと気づくと右ウィンカーの点滅速度がやたらに速く、通常の倍以上の速度である。自宅まであとわずかのところであった。いったん細い路地に入って、あらためて点検すると、左側は問題なく、右側だけ早く点滅しており、しかもフロント右のランプが反応していない状態であった。なるほど、ランプ数を減らすと、こんなに早くなるものかと思った。もう一度同じ通り過ぎたスタンドへはもどらず、その先のスタンドへ行って、ランプ交換をしようと、普段は通勤には逆方向のスタンドへ入った。

ランプを見せると、18Wはうちにはなく23Wになりますが、という。それを持ってきてもらって、付けたがランプが反応しない。おや、とおもっていると、店員が明かりにかざしてランプを見て、ドライバーの先で電球を軽く叩いて透かして見て、フィラメントは切れていないようですよ、という。それで、切れていないというもとのランプを再び取り付けたら問題なく点灯し、いつもの点滅速度を繰り返した。いつのまにか、経年変化で接触不良になったようだ。ガソリンを補給しようと思ったが、今はリザーブを過ぎてから入れるようにしているので、また入れにきますから、といって出て、翌日リザーブになるまで走り、そこで満タンにした。いつもはENEOS系であるが、ここはSHELL。

その翌日、時間が少しあったので再び交通の少ないところで軽い燃費テストをしたら、どうももこもこと昨日までのスムーズ感がまるでなく、暖まってもさほどかわらない。それで燃費をみたら、14.1と最近では最悪。自作モータロイを入れて燃費を計ったとき、15キロしかでず、低速での回転にゴツゴツ感がともなっていたが、投入後2000キロ以上走行してもこれでは、と思いアースをすべてはすす。するとそのゴツゴツ感は解消し、スムーズに回るようだ。

また、それで気づいたのだが、リヤの排気ノズルから出るガス、臭いがきつくなっている。以前は、まるでといってよいほどなかったものだ。しかも、中は真っ黒で、墨を塗ったように黒い。パワー感も今一だったので、ガソリン品質にも?がついた。会社に以前バイトに来た子が、今はトラック輸送をしていて、軽油が安いというので、仲間もあそこで入れていますが、改造軽油らしいと言っていますよ、といわれたスタンド。そうした疑惑も、まるっきりウソではないようだとも思ったりしたが、確かめようがない。

それで、アースを外して走って、回転をあげると今度は吹けがわるく、振動も出る。まるで、アースをつけて爆発力がアップした分の影響を修復しようとするかのようだ、ガクガク感が否めない。それでも日ごとに解消していって、数日で感じなくなった。しかし、今回は通勤燃費は、おとなしく走っても最悪となり、またまた驚いた。スムーズにおとなしく走っているつもりでも、吹けないエンジンは、どうしてもアクセルを開け気味だったのだろう。

そしてリザーブまで走り、再度そこら辺で燃費テスト。やはり、最近気温が下がってきて、エンジンもその影響を受けているせいか、暖めてスタートしても、モコモコ感がつきまとい、
もはや昔日のスムーズさはない。それで、途中で外していたアースを取出し、装着した。ただ、急に以前と同じ強力な、バッテリーへの直結はやめて、もう少し穏やかなクランクケースへと電気を逃がす中間派の立場でのアース。始動した瞬間、違いを感じる。走り出した途端、やたらスムーズに加速する。これだよ、これ。この走り。目一杯の爆発力アップのアース方式ではないが、外す前の感じが直ぐに蘇った感じ。半分ほどアース方式をまぜて、15.3キロの燃費でまずまず。寒いので、いつもコースでのテストは省略。だいたい、16.xは行く感じである。

今、日ごとに気温が下がっており、また、ガソリンでも調子が変わる。まだ2000キロちょっとしか走っていないので、まだまだ慣らしが必要な感じである。また、アースをして、走行すると高速ほど静かになる感じであるが、高速ほど静かというのは、やはり気持ちがわるい。そのせいか、高速燃費は、以前より悪いままだ。今日、スタンドから出て、後方を見ると大型トラックが迫っているので、二速で軽く高回転(7000ぐらい?)まで回して、三速までいれたら、何かエンジン内部で一瞬のショックを感じたような気がした。

すぐ先の信号でとまると、回転が1000回転から800回転におちて、止まりそうである。その時はわからず、スタートしてみたが、特に異常はないようであり、次に止まったときには1000回転に戻っていた。マイクロロンだけの時は、調子よく飛ばすと、必ず回転が下ってしまったものだが、今回はそうではなく、後で気になった。・・・・・それで今これを書いている時点で考えられることは、カムチェーンの伸びを調節するダンパーが自動調整方式なので、チェーンが弛みすぎると、ラチェット方式で一刻みごとにダンパーが自動送りで繰り出される方式だというので、それが作動したのではないか!?ということぐらいしか考えられない。

高回転でかなり静かに回ってくれるのだが、慣らしは慎重に行うように、今後も心がけたほうがいいようだ。マイクロロンとなかなり違う作動原理だからだ。マイクロロンは直後から効く感じだが、こちらは、走り込むにつれ、じんわり効いてくるといったところ。

直結式アースのほうが、高速での伸びが良かった感じであるが、ガソリンの品質如何では、低速でガクガク感がでたりと、状況に応じてかなりデリケートであり、マイクロロンでは感じなかった細かな差を感じる。ピストンとシリンダの傷を修復する、という宣伝文句を根っから信じない、そんなことあるわけない、という意見も見かけるが、高速で音が静かになることを考えると、ある程度すき間は狭くなっているように感じてしまう。問題なく走っても一万キロは慣らしに掛かるような気もしている。


なかのひと

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