金曜日, 7月 04, 2008

ダブル装着その後

明日はまた雨の予報の日、急用があってバイクで彼方此方まわることに。

会社についてから2時間ほど後、通常にスタートし、国道を走っていると、エンジンが急にもたつく。1300〜1600でたまに出現することのある息つきは、走行になんら問題がないが、今回は2100回転あたりだ。それでも走っていると、いちばん肝心な領域でもギクシャクしだす。

何だろうと!?と思い、取りあえずにんじん君のプラス端子を引き抜く。それでもたいしてかわらない。それで、レンチをとり出し、こんどはマイナス端子をクランクケースから引き抜いた。

そしたら、ちょっと走ったら症状がなくなり、ほぼ一日その状態で快調だった。エコボックス単独状態で何の問題もなく、高速燃費も14.4とまずまず。ところが、高速をおりて、しばらく国道を走っていて、信号が赤で減速し、シフトダウン途中に急にまた突然に症状が現れ、こんどはあれっ、と思うまもなくガクガクッとしてエンスト。二、三度セルを回すと回復して、また普通に走っている。

一日に二度もこれでは、エコボックスを疑わざるを得ない。交通量が少なく、街灯のあかるい交差点で、バイクを止め、エコボックスを外す。そして、ふたたびにんじん君を取り付けようとするが、バッテリーは低くて、手許が薄暗く、なかなかネジが思うようにしまらない。

途中、ハーレーっぽい音のビッグバイクが通過したが、すぐUターンして歩道へ乗り上げ、そばまで来て、作業を見ている。そばまで来てドカかと思ったが、ホンダのVツイン。暇だから、
終わるまで見ている、という。それで、少し落ち着き、漸く両方の端子を繋ぐ。エンジンをかけると、二度目のセルで起動。相手は感動したように、おお、回る、回ると呟いている。

事情を話したら、後付けグッズは時々、トラブルありますよね〜、などとヘルメットを外して
しばらく喋る。ナンバーを見て、何しにこの時間こんなところにいるかと聞かれる。燃費計測のモニターで、取り換えたりして走っている、と告げたら、ノイズを拾ってダメ、と書くしかないじゃん、などと言って、別れた。25歳ぐらいの、アップルCEOを少し丸顔にしたような好青年だった。

単にエコボックスが不良かと思ったが、エコボックスも端子が短いので、バッテリーの上においてあって、その上にPGMー1Gという回路ボックスを乗せている。これはスロットル開度、回転数だけでなく、スロットル開閉速度まで検知して、点火時期を調整する回路で、輸出車仕様には、ついていないという。

低回転での息つきもこれが原因だろう。交換すると8万はするらしく、中古を探したほうがいい、といわれた。しかしにんじん君も抱き合わせて同じ場所にいままで置いておいたが、問題はなかった。PGMも疑えば疑えるのだ。今回、にんじん君はシート後方に置いたので、ノイズなどの干渉は無縁だろうと勝手に考えて走りだす。

両方のグッズは正常に走っていると、フィーリングは全くかわらない。拍子抜けする。ただ、しばらくすると、にんじん君特有の、4個のピストンのうち、二個ほどシリンダーに馴染んでいない軽いゴツゴツ感が出てきた。その点を除けば、フィーリングや加速感に変化はない。おそらく、放電状態が微妙に違うのだろう。それともミラクルパワーとの相性の差か!?。

燃費は、にんじん君単独時の最近の14.1〜14.3と変わらぬ値で、これはピストンが慣れてくれば、14.5ぐらいになるだろうと思った。

ただ、にんじん君のほうが、ヘッドランプが明るく、安心感がある。エコボックスでは、始めて夜間走行したときは、ランプが消えているんじゃ?と錯覚したほどだった。ホーンなどは変わらないようだが。照射面積もにんじん君のほうが広く、白いボックス車の後に止ると、目が眩しい。

最近、走行中にガードレールなどと平行して走ると、チェーンが弛んで波打つような音が反射して聞こえる。100日あまりで、燃費テストと通勤で8000キロも走り、タイヤも減り、フロントは溝が一ミリを切る程度まできたので、エンジンのタイミングチェーンも伸びているかもしれないと、相談すると、BIG1はそれ以前のCB900などとは違い、自動調整である程度伸びるとカチリ、カチリとテンショナーが繰り出すタイプなので、その音は、駆動チェーンの音でしょ、と言われてしまった。そうだった、今朝、チェーンが意外と弛んで来ていると思ったばかりだった。

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なかのひと

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