日曜日, 2月 10, 2008



TIME誌のCD-ROM版というのがあった。最近は見かけないが、止めてしまったのかもしれない。時代は、Windows95が出たか、出る直前。今もっているのは94年までの数年間と95年までの数年間をまとめたもので、全冊出そろってから発売したと思うから、やはり'95年頃か。しかも、Mac版とWindows版と両方出ていて、Mac版は在庫が当然ながら少なかった。こんなにTime誌のCD-ROM版が出たからって、そううまく売れる物かと思った。Time誌に限らないが、薄いといっても週刊の雑誌は1年も経つと馬鹿にならない場所とり物となる。日頃Time誌を読んでいる人の、そのまた一部の人しか買わないはずだと思ったが、店側はとにかくWindows 95もCD-ROMが標準装備(でないとインストールできない)で、音楽CDとならんで、30本ぐらいそろえていたように思う。案のじょう、一本も売れなかったか、売れたとしても1,2本、棚の背ラベルの幅にほとんど変化は見られなかった。

これに付随するQuickTimeは2.xぐらいで、System 7対応であったが、9.2環境でも当然ながら動く。

上智大名誉教授の渡部昇一氏は、タイム誌の50年分位はすべてお持ちだとのこと。文系の学者さんの書庫の充実振りは、氏の著書「知的生活の方法」を読むまでもなく、子供の頃から、湯川博士と同窓の学者さんの家の床が本の重みで抜けた、とか聞いていた。当時、予約してなくて本屋で買うと720円で、いつもあるとは限らず、都内で見つけて買ったりしていたが、永六輔氏がラジオで、米国のフィギュア選手の評価を、だれだれはこう言われている、などというのを聞いて、氏もタイム誌読者の一人かと思った。悪いほうで有名になってしまったトーニャ・ハーディングの名前は覚えているが、〜ヤマグチとか他一名の名前は忘れてしまった。
最近では、叶姉妹の紹介記事もあったが、今は読んでいない。



そんなわけで、将来にわたって、英語の文例や用法を参照するのには、索引機能がついていて便利なので、インテルMacでも使えるように、BasiliskII上のOS8.01にインストール、といっても単にコピーするだけだがしてみた。8.1とちがい、8.0ではHDの最小区画が大きいので、コピーしたら、たしか1GBを越えてしまったが、このHDは~.imgファイルなのでべつにいくらでも追加できる。ついでにハイパーカードも入れてみた。
ただ、ハイパーカードは、パワーPC上でイメージファイルにコピー、それをインテルMacでBasiliskII上で、マウントするHDとして指定し、OS8.0上で、コピーしないと、アイコンが活性化されないので、要注意。レパード上8.0の本来の起動ディスクにコピーしても白色化したアイコンで開けない。

知りたい単語の用法も、1単語入力しただけでも検索してくれて、その単語を使った記事が表示されるので、
英語で文書を書かなくてはならないときなどは、英英辞典かそれ以上に参考になることは請け合いだ。渡部教授も、秘かに御愛用では!?などとついつい思ってしまう。^^);



ハイパーカードは無くてもそれほど私の場合は困らないが、当時の雰囲気を思い出すだけでも参考になる。遊び心が感じられて使っていて気持ちがよい。昨日、久しぶりに2チャンネルの投稿を見たら、Linuxの創始者、Linus Torvalds氏も、Macにはまっているんだぞ〜というような書き込みも見られた。一度、パワーPCにも移植を考えて勉強されておられるということだったが、今ではインテルMacになってしまい、仕事をあきらめてMacで癒されているのかなとさえ、思ってしまう。


なかのひと

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