火曜日, 10月 23, 2007




昨日、本屋で偶然見つけて購入。薄いわりにはちと高い!かなと思ったが、『超勉強法』いらい、この手のめぼしい書籍には出会わなかったので、思い切って中味を吟味せず迷わないでレジへ直行。年配の私と差し出された本を見比べて、店員さんが、ホー!?という表情を一瞬浮かべたようだった。ありがとうございました!の声を背中で聞いたが、いつもより心がこもっているような心地に聞こえました。^^:)汗、汗。

不規則な受注仕事で、本を読みたいな、勉強もしたいなと思っていると、必ずと言っていいくらい、仕事が増える、ようにずっと感じている。

自転車通勤にも慣れてきて、体にガッツが沸きやすくようにもなったと、錯覚かもしれないが、密かに感じてもいる。体力や精神力も、所詮ありのままではだめで鍛えないといけないとも改めて感じ出している。

仕事の処理も、勉強への取り組みも所詮は同じではないか、とこの頃思う。知り合いの先生のご親戚で、最近某国の総理大臣になられた方がおれれる人からも、秋民暁を覚えずで、仕事の疲れを取り、全力で勉強してください、などという趣旨の妙な?励ましもいただいたところである。

たとえば、この本では、一日30分となっている。東北大のある先生は、卒業生たちに、企業に行っても、一日15分は専門の本を読みなさい、といわれたという。聞いた学生たちは、そんなこといつでもできるさ、と思って大して気にも止めなかった、ともいう。しかし、入社して一年以上もたつと、他者との競争モードに明け暮れ、とても先生の言葉の実行ができていないことがわかり、反省している、という話を聞いたことがある。

作家の落合信彦氏は、若いときのヒッチハイクで、トラックなどに拾われると、頼んで、ラジオをFEN(今はAFN)に合わせてもらい、運転手が不興であろうとなかろうと、英語のリスニングにいそしんだ、という。

私も、一時会社で助手席で、専門書などを読み出したり、イヤホンでAFNを聞いたりしたのだが、ヒッチハイクと違いいつも顔を合わせる相手なので、強引我道は貫きとおせなかった。

しかし、自転車と同じで、こぎ続ける努力をしなければ、どんどん時代にから取り残されて
墓場へ行くだけだ、と最近感じるようになった。自転車をこいで頭を空っぽ状態にすると、また違うあたらしいものを取り入れる余裕が出てくるのかもしれない。



今朝は、3時に会社に来て、朝の出発までにしておかなくては間に合わない仕事の処理を済ませた。昨晩は、夜間納品先で、着いたらすぐに車内で二時間ほど仮眠。零時ごろ家で食事をして会社に来て、また車内で3時頃まで寝ざるをえなかった。

それから夜明けまでの時間は、体がなかなか仕事モードに入れず、辛かったが仕事をすませ明るくなると、元気が出てきた。

それで、30分といわず、15分ぐらい読んでみて、この本は使える、と直感した。

この本は、もともとこの本の著者のホームページで、『負け犬にならないための勉強法』として、公開し一部1万円で500部ほど売れた実績がある、という。しかも一年間の完全返金保証をつけたところ、過去三年半の間で、返金してくれのクレームはたった一件だった、と自慢されている。

感謝のフィードバックは大量に届いた、という。

『あなたの会社内で、使えない上司っていませんか?朝定時に出勤してほとんど何も生産的なことをせず、・・・逆にマイナス4万円くらいの損失を出している、会社のお荷物になっているおじさん連中のことです。・・・などと書いてある。

時代が変わりビジネスパーソンに求められるスキルが大きく変わっているのに、ほとんど何も新しいスキルを習得してこなかったからです。・・・などと最初に出てくる。

年収500万の会社員が居たとすると、その1.5倍の750万円を時間で割ると、ほぼ妥当なその人の自給がけいさんされる、とも書いている。一日約3万円ほど。4万円という使えない上司の年収は、約1000万クラスということなのだろう。

また、著者古市幸雄氏のTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト、1000点満点)で980点と自己紹介されている。800点以上くらいないと、外国の大学で授業を受けても、どこかの民主党員のように、卒業できずに終わる羽目に陥いるのが、オチといわれるテストである。

一時、このテストで900点ぐらいをマークした人の勉強方の本を買ったが、あきれるくらい勉強しておられて、俺でもそのくらいは、そのように勉強すればいくだろう、と思ったものだが、だれでもできる、という方法ではなかったような気がする。今度、折があったら、見直してもみよう、という気がしてきた。私は自己テストで、700点前後だったと思う。しかし、公開の場へいくと、緊張したりして、もっと点数は落ちると思う。平均的な大学生で、600点から650点くらいではないか?

九大の名誉教授、梶原先生は、教室で数学の点数をつけていて、数学科の学生ですら、勉強しない学生がおり、せめて、受験勉強の一割~二割の予習、復習はやってほしい、とおっしゃられたが、一日予習30分、復習30分くらいに相当するのだろうか?

また、一度にここに書かれていることを実行しようとしないで、一つか二つ習慣的になってから次の方法を試してください、とも親切丁寧である。勉強にまさに王道なし、なのである。

梶原先生は、学問には邪道があるが、王道はない、などと書かれていたが。意味深長ではある。

若にして学べば、壮にしてなすことあり。壮にして学べば、老にしてなすことあり。老にして学べば、死して朽ちず。


なかのひと

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

こんばんは~♪

「使えない上司」というフレーズを聞いて、私の職場のある上司の顔が浮かんでしまいました(^^;
「朝定時に出勤してほとんど何も生産的なことをせず」…全くそのとおり!
「逆にマイナス4万円くらいの損失を出している」…一日当たり4万円ですか、なるほどそういう計算になるんですね!

私はTOEICなどとは無縁ですが、たまに息子の勉強を教えるときなど、日ごろ使わなくなった脳の場所を刺激することになっているのかなぁなどと考えています。

また、はるか昔に勉強したときのこと、当時の懐かしい友達や風景などを思い出す効果もあり、なかなか楽しいなぁとも感じています。
それでも、中学校ともなると親が簡単に教えられるレベルから段々遠ざかっていくのも事実。こっそり問題集の答えと解説を見ながら、さも分っているかのように教えるというのが、情けないながら実態ですね!

高校生ぐらいになると、もう教えるのも無理かもしれません。大学生ともなれば、会話そのものがなくなるのかもしれません。
親としては、子供と共有できる時間を楽しませてもらうということなんでしょうかねぇ(^^)

nature さんのコメント...

おはようございます。朝晩涼しくから、少々寒くなりましたが、会社についたら、昼間の暖かさが持続している感じを
ほほで受け止めました。

楽しい、ほほえましいコメントありがとうございます。息子さんの心理まで浮かぶようですよ!。^^;)・・

今は、超多忙なので、バイクに頼ってます。ありがたいですね~。こっそり、参考書を覗いてラクチンするのと一緒の類でしょうか!?。

でも、うらやましいです。こちらでは、家内が、典型的な、お父さんのような人とは絶対だめよ、という教育を
家内の家庭でしつけていたので、そういう親としての役割は望んでも無理でした。

大学に入ってから、英文レポートとか、他の問題解決について、泣きつかれたことがありますが、大学入試なみで、これはきつかったです。

今朝はまた、この辺で、仕事に戻ります。ありがとうございました。