火曜日, 9月 04, 2007



土曜の夜、ちと用もあって、秩父市まで行ってみた。昼間も仲間と仕事に来たのだが、日曜は家でやることがあり、しかし、少し乗ってみたくなり、暗くなってから会社を出た。すぐに夜は寒くて乗れない日が近づいていることを実感。さすがに、市街地から離れると暗い。人通りも少なく、バイクを止めたらすぐに近所の家から、不審者扱いの視線を浴びた。辛うじて白線と側溝のわきにあるカラーコーンが写っているが、かなり処理してもこれくらいが限度。途中で最後の客として飛び込んだ店のラーメンが大変おいしく感じた。
最近発掘したお店で、念のため定休日を聞いたら、火曜日だとの答え。




月曜日は、飯能•日高方面から秩父市内へ入る。土曜日の昼間、高速で行った秩父の帰りに299号を通ったらかなりのバイク、バイク軍団に出会った。カメラを助手席から向けても、うまく撮礼奈買った。この日は一人で、運転席で携帯のカメラで撮った。平日だが、意外とバイク乗りも少なくなかった。しかし、携帯では速写性がないので、大半はシャッターチャンスを逸してしまった。家内の親たちもそうだが、観光地、行楽地は平日が空いていて、ゆっくり回れておすすめだとつくづく感じた。市内へ入っても、単身テント生活をしているような雰囲気のひげライダー氏も至り、皆マイペースで去り行く夏を惜しんでいるかのようだった。



299号の正丸トンネルを出ると、後は下り。今度は抜いていくバイクが撮れるぞと意気込んだが、来るのをまって路肩にいたので、あっというまに通り過ぎていってしまう。品川ナンバーの軽車両のスクーター。
車もまばらな平日は、スクーターも捨てがたい機動力を発揮するな、と思う。このスクーター、品川ナンバーなのに、芦ケ久保駅付近までくると、観光農園のある林道方向へターンして行ってしまった。土地勘が
あるようだった。今なら、さしずめ、ぶどう狩りか、•••。

140号と299号の交差点で、信号待ちしていたら、大きな二人乗りのバイクが、正丸方向へ曲がって進行してきた。軽やかな音がする。どうやら、フルカウルのついたヤマハの1300、それも220キロで高速走行ができるとかいう、160万前後のレアものバイクのようだった。やはり平日に機動性を思う存分楽しんでいるらしい。まあ、会社や仕事を休んでも、この時期、走ってみる価値はあるようだ。





仕事が三時半には終わったので、市役所から10キロ離れた阿左美冷蔵へ寄って、この前断られた悔しさもあり、またトライしようと今度は140号を皆野方面へと下る。10キロという表示がうそのように12分で着いてしまった。数台の車が、待っている。土日に解放される駐車場は鎖で閉鎖され、無断駐車は一万円なり、などと書いてあり、土日バイクが止まれる店横の駐車場は、車が三台ほどでいっぱい。

するとそこへ、機動服をつけた県警隊員が現れ、ここは駐車禁止ですよ、駐車場のある宝登山店へ行ってそっちで召し上がれと、指示を出し、皆Uターンして長瀞方向へ行く。私は、一度行ってみてきたので、ピンときたけど、不案内なお嬢さんなどなにやら顔が不安そう。案の定、駐車場には居なかったようだ。

しかし、案内されて正解。半分以上空席があり、待たずに一人でも入れてもらえた。今回は、おすすめの黒蜜を試そうと思ったが、直前に抹茶黒蜜に変更してしまった。二つの味が楽しめる、と思って。さすがにこの時期、2杯はちょっと気が引けます。





しばらくしていると若いサークル仲間か何かの女性たちが7名一度に入ってきて、店内は急ににぎやかに。

銘々がちがう品を注文したらしく、ひとつづつ運ばれるたびに歓声が上がる。この時期クーラーは切ってあって、部屋は適温。彼女たちは皆の分がそろうまで、お互いの氷を見つめながら、おしゃべりに夢中。

それで気がついたのだが、スペリングが独特だが、画廊喫茶店形式だったんだと気付いた。前回展示してあったのは長瀞の地形や風景だったが、今回は抽象画様変わりしていた。ただ、前回と違う席で、冬に池から氷を切り出すシーンの写真は、たぶん年間展示されて居るのだと、勝手に想像して見入った。

天然氷が切れた、なんて噂もあったが、だされた品は、前回と同じく天然風。口にいれるとフワっと一瞬氷ではないものが口中に入った感じ。やわらかい冷たさ。この口当たりなら、冬でも行けるかも。

店内に入ると、蜜のミックスした甘い香りが漂っている。また、店内で各種蜜の瓶詰めも販売していた。
夏でも平日ならこの程度の込み具合なのだろうか?

通勤半分、秩父往復半分でも燃費が14.1しか出ず、このごろ何か変だと思っていた。少しローギアなどで吹かすと、高回転でかなり振動が出る。以前とは別物になっている気がした。いろいろ考えて、STPという昔からあるオイルトリートメントを試しに入れてみた。1缶500円以下だ。ねっとりした透明の水飴状のそれ自身オイルの様だが、入れてみてすぐアイドリングで吹かしてみて音が違うことに気付いた。

走り出すと、マイクロンを入れたときのように軽くスムーズに回る。しかしいつもの通勤ペースで走って居たので、少しいいぐらいの感じ。昔も使ったことがあったが、500キロも走ると体感の向上感が消えたような記憶がある。まあ、取りあえず、最近のSTPはどんなものかと、値段も安いしと軽い気持ちでテストというか入れてみた。

途中家の近くで、3ナンバー車の後ろに止まった。信号が変わると、その車はあきらかに意識したような加速を始める。ちょっと軽く吹かして附いていくと、後続車ははるか後方。それで、一速では特に感じなかったが、ニ速でオヤと思うほど加速する。三速に入れてアクセルをひねったら、あっというまに追い越してしまい、普段より20キロは上の速度になっていた。

しばらく忘れていた感動が蘇った。これだよ、これ。なんという胸のすく加速。押し出されるように、車重を忘れたかのようにスムーズに回転があがり、しかも変な振動が皆無ではないけれど、抑制されている。

まだ、軽々しく結論は出せないが、マイクロロン効果の変化とオイルの相性がうまく行っていなかった感じ。あるいは、もっと直接的には、オイル性能が高くないのでは?という不安が前からしていたのだが、最近オイル交換もフィルターごと変えても、6000キロも乗ったオイルと差はなく、その辺から、なにか異常を
感じていたのだが。異常な夏だったし、そういうものかと思い込んでいたが、•••。

今日みたオイル添加剤でも、4サイクルバイクには使わないでくださいという但し書きがついているものが目立った。バイクのオイルと、車のオイルは、今では少し性能が違うのかもしれないと思ったが、何もしないでいるのもどうかと思って、STPオイルトリートメントを使ってみての話である。

299号でヤマハの650と出会った。いい音がしていたがその倍は1300で、4気筒となる。650で53PS、1300だと100PSちょっと。現状の値にほぼ一致。トルクも倍と何の変哲もない。しかし、TOYOTAの2000GTのチューンを手がけた技術で、初めてバイク用650を作ったら、18馬力ぐらいしか出なかった、という。それから、研究して7000回転で53PSのエンジンを完成させた。カタログには、当時7000回転のエクスタシーと書かれていた記憶が鮮明。

夜10時頃上野駅前を二人乗りのヤマハ650が、走り回っているとき、ものすごく感動的な音に聞こえた経験がある。あの頃は、今と違って騒音規制もまるで次元が違うものだったのだろう。そういう味付けはヤマハが昔からうまいような気がする。個人の好みと言えばそれまでだが。

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http://www.bsmap.jp/

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