木曜日, 8月 02, 2007


午前中にも梅雨明け発表か?といわれながらとうとう無かった発表。しかし、気分はとっくに夏休み。気のせいか50ccバイクでも、気持ち良さそうに走っているのがわかる。空調設備のないバイク、走っていてこそ、この季節は快適なのだ。

紫外線やダメージ防止の観点からも、夏でも長袖はバイクには必需品だ。袖や胸元からの風は、汗ばんだ体にはことのほか気持ちよい。とある交差点で昔乗っていたカワサキのZIIらしきバイクが来たので、スペースを空けたら、もう一台スクーターも後続していて、仲間らしく交差点で楽しげにおしゃべり。それがすんでからパチリと一枚いただきました。

今のバイクと比べて、特に後輪のタイヤ幅がコンパクトに感じる。以下の写真は、Clubman誌の 150号、1997年12月号(ネコ・パブリッシング)に依る。



やはりプロの撮られた写真はいいですね。この号は、ハーレーが欲しい、という特集号で、前半はハーレーばかり、後半に初期型へのこだわり、という特集があって、ZI、YAMAHA DT1 1968と2モデルが収録されているが、分量はZI関係が4ページとDT1の倍である。

DT1は、学生時代先輩が在学中い購入、構内をテールランプを上下させ、2サイクルでもガクガクと走っていたことが思い出される。あ、それは350でした。スパークアレスターという機構が装備され、メタンガスが発生するような沼沢地などでも引火しないというようなことが、カタログにありましたね。アメリカではキャンプ地などで、一日中こういうバイクで俄エンデユーロ的にスポーツ的にエンジョイするという話しだった。

以前住宅地からちょっとはなれた山中で、アメリカ人の少年(小学生高学年くらいか)が、裸のカブ50で斜面の上り下りを楽しんでいるのを見かけた。もちろん無免許だろうが、公道ではないので、親が場所を限定させて練習させていたのだろう。ナンバーももちろんついていなかった。






カワサキの場合、モデルチェンジではかならず改良が伴うことがおおいらしく、一般的には初期型にこだわる事はすすめないが、市販初期には量産体制が整っていないこともあって、機械にたよらず手仕事が施されていたり、生産台数が少ないゆえに丁寧なつくりになっていたりする部分がある、という。そういう点を見る目があれば、当時の技術者の思い入れを感じることができる、という。

八王子にいた頃は、よく小田原、箱根方面へ出かけた。ローリング族対策として、土日は、この坂は排気量650CC以下のバイクは通るべからず、というような規制があったと記憶している。80年代前半の話しである。
車重だけなら、今のビッグ1と変わらないような値であり、一般道走行でも、今とどれほどの差があるか、時間が離れ年齢も加わったので、はっきりしないが、乗っていて頼もしい、疲れ知らずのバイクだった。


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