水曜日, 6月 27, 2007



昨夜も会社に泊まった。夜中にコピー、印刷機が内部故障して、ストップ。これにはやる気をそがれること夥しい。まあ、一番の仕事は大半済んでいたので、どうしてもコピーしたいものは、近くのコンビニで済ますしかない。印刷は別のカラープリンターもあるので、問題ない。

スキャナも使えないが、パソコン内部でなんとか、エクセルにでも貼り付けて印刷すればなんとかなりそう。そんなこんなで、夜明けが早い。

コンビニで新聞も買い、広げたら、あっと驚いた。先日紹介した日高義樹氏「アメリカの新国家戦略が日本を襲う」の全面広告がのっている。他紙はどうかと、この地域の朝日新聞を見ると、予想通り載っていない。広告を見て、なかなかうまくまとめているという印象をもった。

日高氏は、この著作に関連して、雑誌Voice7月号でも「友人としての日本はいらない」(おんぶにだっこの特別な関係が一変する日)と題して、同様な寄稿をされている。

この7月号のVoiceは、日米「甘え」の終焉として特集記事を組んでいる。

主だったものは、他に「中国の軍拡を助けるブッシュ」ジェームズ・マン氏

「アメリカ離れする日本経済」 三國陽夫氏

などがあるが、目玉は中西輝政京大院教授の「帝国の消滅、ローマとアメリカ」だろう。

まだどれも未読だが。




「共和党大逆転で日本の核武装化」片岡鉄哉氏もある。「民主党と中国が日本を共同管理」が消え去るシナリオ、となっている。

日高氏にいわせれば、アメリカ民主党というのは、かっての日本社会党とほぼ同じと思っていいそうで、次期大統領は、誰かはむずかしいが、まず共和党にきまるだろう、と著作で述べている。カーター大統領が、イラン米大使館占拠事件の救出に失敗したのは、状況をいちいち報告させ、途中で指示を状況に応じて二転、三転したためで、気がついたら、
夜があけてしまっていた、という。クリントンが北へ武力行使しようとした際にも妨害したのが、カーター元大統領だった、という。クリントンは民主党だが、政策は、対日バッシング以外はほとんど共和党寄りだったという。

ついに三日前、米民主党も、日本の核武装を認める姿勢に転じた、という記事もよんだような、あれはまったくの夢だったのだろうか?

以前紹介した副島隆彦氏などは、次期米国政権は民主党だろう、それで、安部政権は短命と考えられるから、ほぼ同時期に日本でも民主党政権が誕生していることになろうと予測されている。

安部政権は米国から監視されていて、非核三原則を遵守しますなどと国会で発言したのは、よほど強力な圧力がかかったのだろう、というようなことも。

阿部首相が米国訪問時に、祖父の岸元首相がアイゼンハワー大統領とゴルフをする写真を持っていったらしいが、心得違いをしていないか、と手厳しい。

因みに、お爺さんの岸元首相は、日米安保条約に日本側の自主性が反映されるよう苦労された
方で、今の首相の姿勢とは大違い、らしい。

副島氏は、アメリカが中国を援助して太らせるだけ太らせ、後で戦争で破壊し、復興でさらにまた儲けるというシナリオどおりにいずれ行くだろうと予測する。安部政権のままだと、日中開戦が数年はやまるのでは、と心配している。

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