日曜日, 4月 01, 2007



最近、いつの間にかバイクの排気量の上限が無くなっており、先日も会社の隣の方から、1000ccのバイクって、どうですか?などとバイクに関心のなさそうな人にも聞かれた。そういえば、変なたとえで恐縮だが、かって学生時代、プレイボーイ誌などには、今ではどうでも良いような写真にも墨塗りがあったりしたのが、いつの間にか、それがないのが当たり前みたいになっているのと同じかな、と思うようなかっての規制がウソのような時代になった。

グーグルアースでも、家の周囲を表示してみたら、一年以内に工事で拡幅された裏道もちゃんと表示されるのをみて、情報公開の早さというか、すごさに改めて感心した。街で見かけるバイクも大型ばかりが目に付く今日この頃だが、昔に比べてバイクに乗らない人は確実に増えているようで、高速道路では、大変寂しい思いをすることが多い。

バイクが、相対的に減り、本当に好きな人が乗るような傾向が増えてきたから、高速道路での80キロ規制が無くなったり、二人乗りが解禁されたりする法制の変更が可能になったのかもしれない。車で走行していても、法定速度を大幅に超えるようなバイクは、ほとんど見かけない。



いまは、教習所で大型二輪が比較的楽に取れるように大元の制度も変わり、うちの娘もとれたので、正直言ってビックリした。私は、美濃部都政時に、都内の幹線道路を一律40キロ規制になった後、あまりそれを意識しないで62キロで捕まり、それがもとで、連鎖反応的に過去の累積点数がつながり、免許取り消し処分を一度受けている。そして、結局その40キロ規制は評判が悪く、撤廃された。今の石原都政のジーゼル車の排ガス規制は、プラスの要因のほうが大だと思うが、国政レベルでは無視というか放置されている。

ナナハンということばも社会用語だった時代に、ナナハン免許(現在の大型免許)を取得するのは結構大変
で、合格率は数%といわれた。一年後に免許を取得するに際しても、4輪は試験場に行き、取得したが二輪はナナハン免許には中型二輪免許が必要で取得後一年以上はとれない規制があったりして、免許がとれる時期に卒業してすぐ中型二輪免許が取れるよう初めてバイクの教習所へと通った。ここでの卒業検定で、教官から、あなたに言うことは特にありませんね、といわれた。

ナナハン免許の再取得には、七回試験場に通った。府中の試験場だった。横にしたナナハンを引き起こす試験から始まり、一本橋走行とか、クランク走行とかいろいろ関門があったが、たいていはみな一本橋走行で
最後に踏み外して脱輪でアウト、というケースが一番多かったように思った。多いときは70〜80人実地試験で通過は3名とかざらだった。7回目の時は小人数で30名ちょっとだった。いままでホンダが多かったのだが、私の順番は、Suzukiの水冷3気筒なり、これに跨がるのは初めてだった。

出発時、顔を回して後方の安全確認をしない人は不合格になっている、というのは体験で分かっていたので、確実に実行。教習所での試験走行を思い出して、マナーの良さをアピールすることに重点を置いて運転した。試験官も、もう一台のナナハンで直ぐ後にからついてくる。いろいろな段階をストップをかけられずに終了して、最後は急制動の試験に入った。そこで、周囲の桜の落葉が水たまりに集中した場所があって、前輪が少しスリップしたので、試験を一旦中止。

用務員のおばさんたちにコースの掃除をしてもらい、再び途中から急制動テスト。教官はほぼ平行に走り、食い入るような目つきで、こちらのブレーキ操作をチェックしていた。

この時点で、厳しい目つきではあったが、そこまで見てくれてるのか、という思いがあって、ほぼ合格かな!?という思いがよぎった。

この日はたしか二人位が合格したのだが、私も呼ばれ、なぜナナハンに乗りたいのか?と質問があり、理由はいろいろあるので口ごもっていると、バイクが好きか?と聞かれ、ハイ、好きですと。それで、子供もいるだろうし、(ハイ、おります),そう無茶もしないだろうから、運転は上手くないが、まあいいだろうみたいな感じで、(カーブでの膝がタンクから離れる点などを指摘された)OKがでた。

最近は、ナナハンと重さはそうかわらないはずなのだが、乗り出す前まではかなり重さを痛感することが多い。体力はやはり落ちていることは否めない。体重は当時より10キロ以上も増えてしまったが。


Map

2 件のコメント:

sho さんのコメント...

こんばんは♪

今日は如何だったでしょうか?BIG1でツーリングには行かれたでしょうか?

当方、またチョイ乗り程度でしたが、うまく跨るチャンスを得ました♪
いや~、しかしほんとどこも桜満開で素晴らしい景色が多いですね。桜はわずかな期間しか楽しめませんし、シャッターも自然と桜の方に向いてしまいます。

府中の運転免許試験場は、ときどき東八道路を走るときに前を通ります。一度、試験車両は何か覗いてみようかと思います。

夏の空冷エンジンは、それほど熱くないんですか~。空冷はXJR400で体験しましたが、400程度であれば全然熱い感じはありませんでした。
CB1000でかなり熱い思いをしたので、「リッタークラスで空冷なら冗談じゃないほど熱いのでは・・・?」と勝手に思い込んでしまったところがあります。まぁ、いずれにしろ渋滞ノロノロなら熱いに決まってますけどね(^^;

nature さんのコメント...

こんばんわ、天気が持ってくれて助かりました。

武蔵野周辺は桜並木が多い感じが、今ごろになってしております。桜上水とかいう駅名だか地名もあったのでは!?

今は、管轄エリアが変わってしまい、行きませんがNTT三鷹局へはよく調査に行ったものです。

しかも、今は本籍を変えましたが、結婚当初は下宿のあった西東京市を本籍として30年ほどそのままでした。

結婚当初は、近くの風呂屋へ通いました。神田川の歌の世界と大差ないシーンがありました。その頃、家内の従姉妹たちが東京の大学を見学に来て、東京女子大なども中まで案内を兼ねて入りました。校舎の壁に名にやらラテン語が刻んでありますよね。

すでに、別の従姉妹たちが奈良女子大と東京女子大を出ており、東京女子大出の方は、慶応医学部の研究者と結婚したりして、此方は幾分肩身の狭い思いもしました。