火曜日, 2月 06, 2007


今日は予報通りの空模様となり、日中温度があがり、昼近くなるとソワソワ。こんな絶好の日和に乗らない
という手はない。仕事を途中で中断し、あちこち回らなければならない役所や会社先への用達はすべてバイクで行くことに。

年に何回もないBigチャンスとばかり、鞄を肩にかけ、スピード控えめに春の陽気の街中に。しばらく走るが
手袋内が暖かい。風は少しは冷たいが、しばらく走ると慣れてくる。

以前、数年前から、よくヤマハの1200で仕事のためにバイクを使用するらしい人を何度となく見かけた。
あんな大きいバイクをツーリングではなく、市内連絡用に使うなんてと、思っていたものだが、いざ自分がその立場になると、その人の気持ちが分かってくる。仕事で移動する時は、飛ばす気には全然なれない。

やはり、自由なツーリングとは異なる要素がある。しかし、ライディングが楽しくないかというと、やはり楽しいことには変わりはなく、休みの日のツーリングとは違う何か一石二鳥的な義務と自由とが入り交じった感じだ。皮のジャンパーが対面時に邪魔になる意外は、車で駐車場への出入りで苦労することなく、天気も味方しているので、普段と違う仕事の張りがある。



水温計はすぐに上がり、ちょっと渋滞に出会うと、さらに上がる。エンジンは、深夜、早朝とはちがい軽く素直に回る。温度やその他の
コンディションに由来するのだろうが、排気音も一定ではなく、いろいろ音色が変わる。ただ、いずれにしても調子はいいな〜、という感じには違いはない。暖かいせいか、大型バイクも多く見かけたが、一つとして同じ排気音がない。皆乗り手との共生で培ったエンジンの履歴を表しているようだ。





途中、役所でどうしても、現地を一度下見する必要が生じたが、地図を広げると、それほど遠くない。しかし、道がかなり狭そうだが、
そこはバイク、あっという間に到着し駐車場所で苦労することなく下見をして、役所での説明に役立った。車だったら、同じ道を何度も行ったり来たりするのは気苦労があったりするものだが、バイクでも気が重い感じはあっても走り出すとそんなことは忘れる。




今日は、何度だったか知らないが、皮ジャンの中は午後は汗ばんだ。4月の陽気だとも言っていたようだが、カーラジオなどないので、
とうとう確認できず。最初、問題がいくつかあったが、終わってみると皆思いの外うまく事が運んだ。たまには環境を変えてみるのも
新しい発見があったりしていいものだと、一人悦に入ったりもした。




納品で、タイムリミットに間に合いそうもないときにも、過去何度かバイクのお世話になって事無きを得た。高速道路の下を交差しているトンネルが、どちらの管轄下にあるのかで、訪れる役所がちがう場合、車で行って調べていては、その日の仕事が終わらないというときがあった。小雨の中をバイクで高速を使って行き、現地で確認した後取って返し、一番遠い管轄の役所へ午後4時過ぎに滑り込んだことがある。

今日も4時08分に想定した仕事は終了。高速に近い場所だったので、帰りは高速に入りゆっくり走って会社に帰った。高速に入ると、スピードと夕方になったことで、いくぶん頬をかすめる風は冷たく感じたが、まるで春の宵だ、というような柔らかさを心地よく感じた。
ETCをつけてから初めての幸せな通行となった。

1 件のコメント:

nature さんのコメント...

こんばんわ、いつもコメントをいただきありがとうございます。そうですか、私も列車の旅は最近ないので、うらやましいですね。明日は一日デスクワークですわ。

私は姫路以西と四国・九州は行ったことがないので元気なうちに行きたいですね。今、テレビで別子銅山のあゆみを放映してますが、秩父ひとつでも大変なのに、日本もちいさいけど奥が深いと感じます。

タバコは吸いたいときに吸ってください。今の禁煙運動も、捕鯨禁止運動(ベトナムでの薬剤散布の罪を問われたアメリカが、いいこともするんだと言われたいために始めた)同様、排ガスの影響を隠すため、どこかが仕掛けたはずと、養老教授は断じていますね。

最近のツーリングレポ、毎回楽しみにしております。